平成30年度都立高校入試結果

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平成30年度都立高校入試結果

3月1日、都立高校入試の合格発表がありました。

結果は、
5名受験 3名合格 2名不合格
第一志望合格率60%という、塾としては非常に不甲斐ない結果に終わってしまいました。

今年の3年生は全8名。
私立志望だった3名は、全員第一志望へ進学予定ですが、それでも学年全体の第一志望進学率は75%という結果でした。

不合格になってしまった一人は、共通問題校を受験し、本番では自己最高点に近い得点をしましたが、合格点には及びませんでした。
私立には行きたくない(塾に通い続けたいと言ってくれています。本当にありがたく、合格させてあげられなかったことを申し訳なく思います。)ということで、2次募集へ回ることになりました。

もう一人は、自校作成校を受験しましたが、本番に弱いタイプで模試ではD~C判定しか取れませんでした。
それでも諦めることなく勉強を続け、過去問演習では5回に3回は合格点を取れるというレベルには成長していました。本当にめげずによくついてきてくれたと思っています。
(自己採点の結果では、例年のボーダーラインを5~8点ほど下回っているくらいの点数でした。あと二つ〇が付けば行けただろうと思っています。)
毎日50分かけて塾に通ってくれて、一番遅くまで勉強してきた子でした。
合格に値するレベルの取り組みをしてきました。本当に自慢の生徒です。3年後は合格した子全員を超えるレベルになっていてほしい。それができる子だと信じています。

塾で勉強してきた時間が最も長い二人でした。この二人だけに話したことや教えたこともたくさんあります。本当に合格させてあげたかったです。
4人(この二人と杉山・武井)で夜遅くまで勉強した時期のことを絶対に忘れることはありません。

 

結果を見て

すべての結果と今年の総括は全員の進学先が確定してから発表したいと思いますが、少しだけ今の私たちの所感を書いておきたいと思います。

印象としては、懸念していたことがすべて現実になってしまった、どちらに転ぶかわからない不安要素がマイナスに転んでしまったというのが正直なところです。

私たちの講師人生でも最も反省すべき年になってしまったと思っています。

ブログで書くのは控えていましたが、今年はとにかく大変な一年でした。

私たちがこれまで見てきた中でも最も不安要素の多い学年でした。(ここら辺は次回また書きますが、何かの罰が当たったのかと思うほどすべてが揃っていました。)
そのため、8名の時点で募集を打ち切り、以後この学年の入塾はすべてお断りしてきました。

詳細は次回書きますが、各人志望校へ向けて理想的な受験勉強ができたかと問われれば、否と言わざるを得ません。

10~12月の時期でも、「このままだと今年は誰一人第一志望に受からないのではないか。そして、それはつまり塾を畳めということなのだろう。」というような強迫観念めいたものに毎日のように苛まれていた記憶があります。

どうにかして彼らのウィークポイントを解消しようと思って取り組んできましたが、一年や半年では改善できない問題もあり、それでもどうにかして本番だけでもそれらの不安要素が作用しないように直前の1か月は休みなくミーティングを重ねて調整をしてきたつもりでしたが、結果を見ると「上手くいったものもあるが、上手くいかなかったものも同じ程度ある。」と認識せざるを得ません。

昨日から既に現中2生は受験生としてスタートしましたが、頭の中での今年の反省会は止みませんでした。
昨日はブログを書く余裕もなく、深夜まで教室で2人放心状態でした。

とにかく、まだすべての受験が終わったわけではないので、まずは最後までやり抜きます。

それまでブログの更新はお休みします。

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