【中学生】中1生・中2生の現状

目次

中1生・中2生の現状

こんにちは。教室長の杉山です。
今日はTSKの中1生・中2生の現状について書いていきます。

中1生の現状

まずは中1生について書いていきます。
中1生は国立中学校・私立中学校に通う生徒のみで、公立中学校に通う生徒は現在一人もいません。

定期テストの点数

入塾時の定期テストと今学期中間テストの学年の平均点について見ていきます。
点数は5教科の合計点で記載してあります。

中1生全体(テストに関する入塾条件なし)
入塾時定期テスト:270点
今学期中間テスト:320点

中1生は全員、偏差値70~60の国立中学校・私立中学校(高校受験での偏差値)に通学しているため、公立中学校のテストと比較してかなり難易度が高めです。
また、授業のペースも速いです。夏の時点で中2内容に入っている生徒もいます。

通っている中学校のレベルによって「定期テスト450点・400点・350点」の難易度は異なってきます。
特に国立中学校や上位私立中学校に通っている生徒は、公立中学校に通っている生徒と異なり、定期テストで400点以上を取ることは容易ではありません。

凡その話しかできませんが、「TSK周辺の公立中学校の400点=豊島高校(偏差値56)合格レベル」に対して、「現中1生たちの通う中学校の400点=竹早高校(偏差値67)合格レベル」くらいでしょうか。

参考
去年、国立中学校に通い最終的に明治学院高校(偏差値67)に進学した生徒は、学校の定期テスト330~350点(学年順位160人中80位)でした。
一昨年、同じ国立中学校に通い最終的に内部進学した生徒は、学校の定期テスト380~400点(学年順位160人中40位)で内部進学を狙うと同時に戸山高校(偏差値71)を目指して勉強していました。

現中1生の平均点320点は、下記にある中2生の平均点より見かけは低いですが、テストレベルが大きく異なっています。
現中1生は、現中3生・現中2生よりは優秀な学年と言ってもよいでしょう。(今のところは……)

中1生は、高校生と同じようなスタイルで学習を進められています。
詳しく言うと、予習復習を自宅で行い、疑問や質問の解消・難易度の高い問題の演習を塾で行うという進め方です。
自宅学習がしっかりでき、また自分の不明点やもう少し演習したい部分を彼らから伝えてきてくれるので、中3生・中2生に比べて授業効率が良く、学習スピードも速いです。
全員が“完璧に”できているわけではありませんが、全体として意識の高さが窺えます。

中1生に関してはブログであまり取り上げることがなかったので、後日別の記事で詳しく書きたいと思っています。

 

中2生の現状

次に中2生について書いていきます。
中2生は全員が公立中学校に通っています。豊島区、文京区、足立区から通塾してくれています。
前々からブログでも書いている通り、この学年はTSK史上最も学力が低い学年です。既に受験へ向けて、今までやってこなかった様々なアプローチ方法で準備を行っています。「最も学力が低いと言ことは最も伸びしろがあるということだ」と信じて日々指導にあたっています。
2学期の中間に結果を受けてから皆一段と勉強に力が入っています、正直現中3生よりも受験生っぽい雰囲気があります。

定期テストの点数

入塾時の定期テストと今学期中間テストの学年の平均点について見ていきます。
点数は5教科の合計点で記載してあります。

中2生全体(入塾条件:定期テスト5科350点以上)
入塾時:280点
今学期中間テスト:340点

中2春までに入塾した生徒(テストに関する入塾条件なし)
入塾時:280点
今学期中間テスト:370点

中2夏に入塾した生徒(テストに関する入塾条件なし)
入塾時:170点
今学期中間テスト:230点

中2秋に入塾した生徒入塾条件:定期テスト350点以上)
入塾時:350点
今学期中間テスト:350点(定期テスト直前期での入塾)

中2春までに入塾した生徒は、300点で入塾しても中2秋には380点まで点数が伸びているケースが多いです。彼ら彼女たちが入塾した時は、テストに関する入塾条件を設定していませんでしたが、現在の入塾条件をクリアしています。

○TSKでの学習の進捗

【中2春までに入塾した生徒】
英語:中2内容を一通り学習済
数学:中2内容の5/6は学習済、期末テスト後に残り1単元を学習予定

【中2夏に入塾した生徒】
英語:中2内容の4/6程度を学習(3学期の内容は未習)
数学:中2内容の4/6程度を学習(3学期の内容は未習)

【中2秋に入塾した生徒】
英語:中2内容の5/6は学習済、期末テスト後に残り1単元を学習予定
数学:中2内容の5/6は学習済、期末テスト後に残り1単元を学習予定

以前からお伝えしていますが、中2生は12月から中3内容に入ります。
中2春までに入塾した生徒たちは、12月から予定通り中3内容を進められそうです。中2秋(入塾条件設定後)に入塾した生徒たちは、多少の遅れはありますが、12月上旬には中3内容に入れると思います。
しかし、中2夏に入塾した生徒たちは、現在は期末テスト対策に追われ、3学期の先取りはできていません。当然12月から中3内容に入るのは厳しいです。

入塾時期や入塾時の学力で、進捗に差が出ているのが現状です。

まとめ

最後に上記の内容をまとめます。

①国立中学校、上位私立中学校と公立中学校の定期テストの難易度が異なるため、同じ点数を同一に評価することはできない。

②中2の2学期中間テストまでに350点を取れていないと、TSKの高校受験勉強についていくのは厳しい。
→12月からの中3内容の授業に入れなくなる。(現中2生参照)

③中1のテストで300点を切っている生徒は、遅くても中2の春から勉強時間・勉強量を増やさないと、中2の2学期中間テストで350点を超えるのは厳しい。
→夏から入塾してもやらなければいけないこと(中1内容の定着化など)が多すぎて350点に届かない(間に合わない)。

以上のことを踏まえ、入塾条件の一項目「定期テスト5教科の点数」の条件について再考する必要があるかもしれません(入塾時期や通っている学校によって目安の点数を変える、その時の学年の平均点と合わせる等)。

しかし、いずれにしろTSKでは「ある程度集中して取り組め(家でも塾でも)、やる気のある生徒」を全員偏差値60以上に上げるという目標で全員を指導していくことに変わりはありません。
従って、現時点で設定している入塾条件のレベルを大幅に引き下げるということをするつもりはありません。

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