【新中学1年生】新学期に入る前にやっておきたいこと【基礎学力】

目次

はじめに

今回から3回に分けて、新学期になる前にやっておきたいことについて書いていきます。できるだけシンプルに的を絞ってやっていけるよう書いてあるはずです。参考にしてみてください。

優先順位の高い順に3段階で書いてあります。

最低でも①は完了させて新学年を迎えないと、後々ツケが回ってきて大変な事になってしまいます。

2,3年生用は↓

【新中学2年生】新学期に入る前にやっておきたいこと【受験の土台を作る】

【新中学3年生】新学期に入る前にやっておきたいこと【いよいよ受験生】

【新中学1年生】新学期に入る前にやっておきたいこと

①小学校の漢字・算数を完璧に

漢字は、最低でも書き取り読み取り問題が解けるレベルまでにはしておくこと。さらに漢字練習で習った熟語の意味は覚えておくこと。

これが出来ていないと中学校の国語だけでなく、その他の科目の教科書を読んで理解することが出来なくなってしまいます。

最近の子は、本当に語彙力が低すぎます。(中学生も高校生も……。)この頃からしっかり言葉を覚える習慣をつけていくべきです!

算数は、分数の四則計算をスムーズにできるように練習。(学校で使ってたドリルでOK)さらに、割合と速さの概念(考え方や計算方法など)を自分で説明できるようになるまで練習。

ここまでやっておけばとりあえずはOK。中学校はこれが身についていることが前提で授業が進んでいくので、やっていないとスタートにも立てていないことになっちゃいます。

 

②アルファベット・英単語

余裕のある子は、英語の簡単な予習をやっておきたい。

アルファベット(大文字・小文字)の練習と基本的な英単語(dog,student,teacher,soccerなどの教科書によく出てくる“名詞”だけでいいので)を書けるように練習しておくと良いと思います。

英語が苦手になる生徒は、この内容すら学校の授業内で消化できないケースが多いです。中2,中3になっても、bとd、pとqなどを間違える子がよくいます。

英語の一学期のテストはめちゃくちゃ簡単なので、そこで100点かそれに近い点数を取ることで自信をつけてその後の勉強に弾みをつけたい科目です!

 

③中1計算問題の予習(正負の数・文字式・方程式)

さらに余裕のある子は、1学期に習う計算(正負の数・文字式・方程式)の予習を行っておくと、英語・数学共にかなり余裕をもって新学期に備えることができます。

中1のテキスト等(シンプルで簡単そうな見た目のテキストを選ぶととっつきやすく感じられると思います)を新たに用意する必要があります。

ただし、これらの単元は小学校の時には無い新しい概念の勉強なので、はじめは誰か周りの人に教えてもらいながら進めていく必要があります。一人でやって誤解したまま勉強していると、中学校に入った時に逆に混乱してしまうことがあるので注意が必要です。

無理にやる必要はありません。

雑にやって何も身に付かず時間だけを無駄にしては意味がありません。この時期からじっくりと丁寧に勉強に取り組む習慣をつけることが第一です。

勉強嫌いにならないい程度にほどよくできるところまで予習を行えれば十分だと思います。勉強は嫌いになったら損です!そんに難しいことではないから、できるだけ気楽にやっていけばとりあえずはOKだと思います。

中学1年生は“基礎学力”と言う言葉をキーワードに勉強を進めていきましょう。難しいことはやらずに簡単なことを簡単にやっていくだけで大丈夫です。

 

おわりに

「俺は(私は)塾でやっているから大丈夫だ。」と思っている人が一番危険です。

やっているだけで身に付いていない子が本当に本当に本当に多いです。(「えっ、マジ?!本当に塾通ってたの?!」と思ってしまう子に沢山出会ってきました。)

そうならないためにも、慢心せずに時間にゆとりのある時期にじっくり丁寧に取り組むことが大切です。

 

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“2017年3月の定員状況”を更新しました。

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