定員数・入塾条件の再設定と小学生募集再開(2018年8月)

定員数・入塾条件の再設定と小学生募集再開

こんにちは、武井です。

先日お知らせしたとおり、9月より小学生の募集を再開しようと考えています。
また、それにあたり学年ごとの定員数と入塾条件も再設定しました。
※新しい入塾条件については8月より適用します。

以下、新定員数・新入塾条件とこれに至った理由について書いていきます。
体験や入塾をお考えの方は、長いですが最後まで読んでいただければと思います。

定員数と入塾条件

小学部

4年生:定員2名(9月時点予想:残り0名)
5年生:定員4名(9月時点予想:残り3名)
6年生:定員6名(9月時点予想:残り3名)

小学部入塾条件
①2時間程度集中して勉強ができる子
②学習意欲がある子
③挨拶・返事・コミュニケーションがしっかりできる子

※小学生の入塾は9月1日以降とさせていただきます。
※体験授業は8月17日から可能です。

小学部の詳しい定員状況は8月12日前後にHPにアップします。
体験の申込も定員状況の公開後から受け付けます。

中学部

1年生:定員8名(8月時点予想:残り4名)
2年生:定員10名程度(8月時点予想:残り2名)
3年生:定員12名程度(8月時点予想:残り0名)
※中2中3は学年の学力レベルにより定員数を決定します。

中学部入塾条件(学年ごとに設定)
1年生
①2時間程度集中して勉強ができる子
②学習意欲がある子
③挨拶・返事・コミュニケーションがしっかりできる子

2年生
①3時間程度集中して勉強ができる子
②学習意欲がある子
③挨拶・返事・コミュニケーションがしっかりできる子
④定期テスト5教科350点程度取れている子 or 基礎学力が身についていると判断できる子

3年生
①3時間程度集中して勉強ができる子
②学習意欲がある子
③挨拶・返事・コミュニケーションがしっかりできる子
④定期テスト5教科375点程度取れている子 or 基礎学力が身についていると判断できる子

以下、
1:小学生募集再開の理由
2:定員枠を段階的に設定し、入塾条件を追加した理由
3:大切なお話
について書いていきます。

 

小学生募集再開の理由

理由は大きく分けて2つあります。

①小学生の保護者の方からの問い合わせが予想以上にある
②小学部の生徒のほうが優秀

①小学生の保護者の方からの問い合わせが予想以上にある

小学生募集再開の理由としてまず第一に、募集停止後も小学生の保護者の方から「入塾できませんか?」というお問い合わせが数件あったこと。「小学生から長く通える塾に通わせたい」というお話を何度かいただいたこと。
これが最も大きな理由でした。

中学生がメインの塾なので、小学生の募集を停止してもそこまでリアクションはないだろうと思っていましたが、募集停止後も予想以上にお問い合わせを頂きました。

②小学部の生徒のほうが優秀

募集停止後もお問い合わせが多く、真剣に小学部を今後どうしていくかということを話し合っていくうちに、現小学部(4~6年生)のほうが現中学部よりも“円滑に学習を進められている(先生の指示を的確にこなせる、複数科目満遍なく学習できている、予習スピードが速いなど)”という衝撃的な事実に気が付きました。
これが、「小学生を増やしても大丈夫だ」と思った大きな理由です。

特に小4小5の年少組は黙々と勉強をし、進みも速く、先生の指示を的確に聞け、宿題も確実にこなし、注意するべきことがありません。
毎回の口頭での単元チェックもしっかり“文章(論理的に)”で伝えようとしてきます。

また、現在小6の男の子は7月から中学の予習(数学・英語)に入りました。
別の小6の女の子は、5年生の入塾時はとにかく落ち着きがなく、すぐにふらふらと立ち歩いてしまっていましたが、6年生になって人が変わったように落ち着き、最近は空き時間に読書をする光景も見られます。挨拶や言葉遣いも中学生よりしっかりしています。

以前のブログでも書きましたが、現小学部と現中学部を比較しても“指示されたとおりにアウトプットする(指示内容を的確に捉え正確に行動する)力”は差がありません。いや、むしろ、、、

彼らを指導していて思うことが二つ。
一つが、「TSKのスタイルで勉強ができるようになったうえで中学生になれたらどんなに楽だろうか」ということ。
これは、私たち指導する側もやりやすい(都度つまらないことを注意する必要がなくスムーズに科目指導ができる)のもそうですが、生徒本人も中学校に入っても勉学においては躓くことなく過ごすことができるであろうということでもあります。

そしてもう一つが、「結局中学生や高校生になって優秀な成績を修められる子は、小学生時代に既にこのように物事をこなせる力を身につけているのだろうな」ということ。

小学生の募集を停止したのは、「小学生ではうちの塾のスタイルで勉強することは難しい」という理由でしたが、現在の小学部の状況や他の体験生(中学生)を見て、「うちの塾の指導スタイルが合う/合わないに学年は関係ない」と感じるようになりました。

ただしこのように取り組むことができる小学生はある程度は“元々優秀な子”という事実もあります。
他の習い事でしっかり礼儀作法を心得ている子、入塾前から勉強習慣がある子、他の塾で既に鍛えられている子、など。現在うちに通う小学生もこのような子たちです。

小学部の募集は再開しますが、体験期間中に「本当にうちでやっていけるか。本当にうちのスタイルで学力を上げることができるか。」ということをしっかりチェックします。(小学生のうちはマンツーマン指導で教え込んでもらったほうが良いことも往々にしてあります)

チェック項目は色々ありますが、体験前の面談でお話しする例をいくつか。
・挨拶や返事をしっかりできるか
・大人と正常にコミュニケーションがとれるか
・基本的な言葉遣いを心得ているか
・諸々の“丁寧さ”
・話を聞く姿勢・態度
・“算数”の理解度(学校の授業の理解度)
・“漢字”の定着度(宿題・家庭学習の精度)
など

 

定員枠を段階的に設定し入塾条件を追加した理由

次に、定員枠を段階的に設定し入塾条件を追加した理由を書いていきます。

理由は主に二つあります。
①何らかの理由で今まで塾に通えなかった子の扉を閉じたくない

②今のスタンス(理念・指導方法・教室規模・労働時間など)を変えずに教室運営をしていきたい

①何らかの理由で今まで塾に通えなかった子の扉を閉じたくない

私たちは「勉強したい!頑張ってみたい!」と思っている生徒を指導したいと思っていますし、そういう子のための塾として在りたいと思っています。(そういう子以外は受け付けていません)
これも以前書きましたが、「学習意欲のない生徒」「親だけ躍起になっていて当の本人は他人事のように感じている生徒」に無理やり勉強をさせたいと思っていませんし、成果も出せません。

学習意欲のある子を指導したい。
しかし、現在の教室状況を見ると、「勉強したい!」と思っても“満員”で入塾できないという状況になりつつあります。

お陰様でたくさんの子に通ってもらえる塾になりました。(住んでいる地域も通っている学校も本当にバラバラ)

現在、中1生は残り半数、中2生は残り2名、中3生は満員という状態です。(現在も体験生が複数名います)
このまま行くと、今年中に中学生は全学年で“満員”になってしまうかもしれません。

もし年度初めに既に“満員”という状況になってしまうと、何らかの事情(部活動や他の習い事が忙しくて塾に通えなかった、その他経済的な事情など)で「今は塾に通えないけれど、中2・中3になったら塾に通おう!」と考えている子に対して扉を閉じてしまうことになります。

これは出来るだけ避けたい。
「学習意欲のある子を指導します!」と言っているのに「入塾したくても入塾できない状態」は、私たちとしては望ましくない。

こういったことを踏まえて、対策として決定したことが、「学年が上がるにつれて定員枠を増やしていく」ということです。

一応これで、新年度(TSKの新年度は3月から)が始まった時点で、全学年に空きがある状態を作れます
「中2・中3になったら塾に通おう」と考えていた生徒を受け入れることができる状態を、とりあえず年度初めの時点では確保できます。(人数枠は少ないですが私たちができることとしてはこれが精一杯です)

②今のスタンス(指導理念・指導方法・教室規模・労働時間など)を変えずに教室運営をしていきたい

しかし、次に問題になってくるのは、遅い時期に入塾した生徒と在塾生との学力差・学習進捗の差です。

確かにうちは個別指導で学習を進めますが、中1・中2・中3ごとに指導方法・指導内容・スケージュール・目標レベルなどを設定して指導しています。(学年の平均偏差値60以上を目標に設定しています)
イメージとしては、「授業は個別に行うが内容は集団指導の塾と変わらず進度も比較的速い塾」です。(現中2生だけは例外的にかなりゆっくりなペースでやっています。)

例えば在塾生は、
①中3の春休みには英語数学の3年内容を一通り終わらせるスケジュール(理社は1学期末までに終了)
②夏休み中に英語数学の3年内容を終わらせるスケジュール(理社も夏休みに終了)

このどちらかのペースで全員が学習していくことになります。(今年の中3は4名が①、残りの4名が②で進めています。)

もし、中3の春に入塾した場合は「夏休み中に英語数学の3年内容を終わらせるスケジュール」で指導していくことになります。
つまり、1学期の授業では中1・中2内容の復習をほとんど行わないということです。(HWで個別に出したりはします)

中1・中2の知識が大きく抜けていたり、そもそも毎日勉強するという習慣がついていない生徒だと当塾の勉強内容やスピードについてこれなくなります。

そして、こういった「ついてこれない子」に対してできる措置は一つだけで、それは「その子にだけ特別な指導(内容や時間)を行う」というものです。

しかし、これはやりたくない。
理由としては二つ。
一つは他の塾生とのサービスの差が発生するから。
そしてもう一つは、今のスタンス(指導理念・指導方法・教室規模・労働時間など)を変えずに教室運営をしていきたいから。

上記のようなシチュエーションを作ってしまうと、これができない。今のスタンスを壊してまで一人の生徒に偏った力を注いでしまうのは、他の塾生の時間を奪うことになってしまいかねません。

従って、遅い時期から入塾する生徒は「学習意欲があり且つ基礎学力がある生徒」でないとうちの指導方法や指導ペースでは成績を上げることができないという結論になります。(通常の授業についてこれないということです)

こういった諸々を鑑みて、中2・中3において“学力面”の入塾条件を新たに設定しました。

「今のスタンスを変えずに教室全体をより良くしていくためにはどうしたらよいか」というのが私たちの軸となっている問いです。
日々の各々の考えや話し合いもすべてこの軸を基本として出発して着地するようにしています。
当初から言っている通り、学力で基準を作りたくはないと考えていますが、在塾生のことを最優先に考えるとこうせざるを得ない状況になってきましたため今回このような決定をしました。

因みに、うちの塾で「基礎学力がある」と判断するのは「定期テスト5科400点以上を“常に”取れている」ということにしています。
従って、5科350点・375点は本当にギリギリのレベル(取り返しがつかなくなる一歩手前のレベル)ということになります。

参考までに、去年度3年生から入塾した2人の生徒の話を。

2人は今年の春に都立文京高校(偏差値60)と都立豊島高校(偏差値56)に進学しました。(豊島の子は一般入試において首席合格しました)

共に3年生になってからの入塾でしたが、1人はもともと別の塾に通い、もう1人は日頃から家庭学習をしている子でした。
それまでの定期テストでも、2人とも5科380~400点程度取れており、一応基礎学力はついていると判断できる生徒でした。
抜けている部分はかなりありましたが、入塾前から勉強習慣があったおかげ入塾後もスムーズに塾の勉強に取り組むことができ、なんとかクリアすることができました。

最終的に2人ともVもぎの5科偏差値で63~68レベルに成長しました。(科目によっては70を超え、都立過去問では2人とも複数回満点を取っています。)

このように、基礎学力がある程度身についている・もともと勉強習慣がある生徒であれば、遅い時期に入塾してもうちの指導レベル(毎日の課題の量・宿題の量・塾での長時間の勉強・演習スピードなど)についてこれます。“ついてこれる”というのは、入塾直後から在塾生徒同じように学習を進めることができるということです。

昨年は、この2人以外の入塾希望者(3年生)はお断りしました。
また、今年の春に明治学院高校(偏差値67)十文字学園高校(偏差値66)に進学した生徒は、いずれも2年生の時に入塾しオール4程度は取れている状態でした。

 

最後に大切なお話を。

当塾は、小学生・中学生にかかわらず、入塾をお断りすることがあります。
※入塾をお断りするのは「入塾条件を満たしていない(=うちの塾のスタイルでは成績を上げられない)」あるいは「教室全体の環境が崩れる可能性がある(指導バランスが崩れる・他の生徒にしわ寄せがくる可能性があるなど)」と判断した場合のみです。

「入塾してくれた子はなんとしても伸ばしたい!」という思いでやっています。
「とにかく今いる生徒のために限りある労力を使いたい」と思っています。
看板すら出していないのもこれが理由で、よくMTGで確認ことでもありますが「外に向ける余裕があるなら全部内に向けろ。」という考えに基づいています。(まぁ他にも、面倒臭いダサい←塾の外観ってかっこ悪くない?・別に必要ない・看板無しで存在してるほうがなんとなくかっこいい気がするといった理由もあるのですが…)

また、常にある程度の“余白”を残しておくことで何か問題が発生してもクリアできるようにとも心掛けています。
一杯一杯に詰め込みたくないし見切り発車もしたくない、「どっちかわからない」という状態では「できますよ/いいですよ」と言うこともしないようにしています。

また、『【絶対読んでほしい】今一度TSKの指導理念を確認しておきたい』にも書きましたが、塾生でも、「入塾条件を満たしていない(=うちの塾のスタイルでは成績を上げられない)」あるいは「教室全体の環境が崩れる可能性がある(指導バランスが崩れる・他の生徒にしわ寄せがくる可能性があるなど)」と判断した場合は“退塾”もあり得ます。

水槽で魚を飼育するとき、使う水槽が小さければ小さいほど飼育の難易度は上がってしまうらしいです。
水槽を小さくすると水の総量が減り、少しのことで水槽全体の環境が変化してしまい、環境の安定が難しくなることが原因だそうです。

TSKはとても小さな塾です。
小さい塾であるが故に融通を利かせられない部分もあります。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

なお、定員状況や入塾条件等についてなにかご質問等ございましたら「問い合わせフォーム」からお願いいたします。

 

余話

最近は問い合わせ時点でうちの塾のことをよく知っている・好きになっているという方がとても多いです。
これは非常にうれしいことなのですが、かなり意外に感じています。(過剰な幻想を抱かれていないか不安になります)

「ブログを読んで~」と言ってもらえることが多いのですが、私たちとしてはブログは「当たり前のこと」を淡々と書いているだけで、何かウケるようなことを狙って書いているわけではありません。

このブログが少なからず参考になったり役に立ったりしているようなので、それはとてもうれしく思っています。
いつも読んで頂いて本当にありがとうございます。

ただし確かに私たちは勉強や生徒指導について色々なことを経験し心得ていますが、とどのつまり勉強というものは「本人がどれだけやるか」にすべてが懸かっています

塾に入ったら100%成績が上がる・塾に入ったから一安心だ、と思われても困ります。私たちは成績など上げられません(幻想を抱かれると困るので塾のイメージを下げる作戦)
成績を上げるのはあくまでも生徒本人です。
我々の知識や経験が作用するのはほんの少しであり、生徒本人の取り組みや勉強に対する気持ち・態度・モチベーション、家族のサポート等のほうが“結果”には大きく関わってきます。

期待は私たち塾に対して注ぐのではなく、子供に対して注いであげてください。(プレッシャーにならないように見守るように)

塾ができることは親に比べたら本当に少ないです。
塾ができるのは、「魚の釣り方を教えてあげる」ことだけです。私たちは本当にこれしかできません。(幻想を抱かれると困るので塾のイメージを下げる作戦その②)
これだけでは“魚”を取ったことにはなりません。

過激な話になってしまうのでここでは書きませんが、今まで本当に色々なパターン(成果が出る親子のパターン・いくらやっても成果の出ない親子のパターンとか)を見てきました。
成績が悪い、やっても上がらない、生徒の気持ちが死んでいる、どうしてもやる気が起きない、こうなってしまう悪いパターンをいくつも知っています。(何度も言っていますがこのような状況の生徒を私たちは受け入れる気がありません。このような状況の生徒の保護者になにかを伝えようとしても何も伝わらず平行線のまま終わります。以前働いていた塾でも何度も悲しい思いをしています。)

保護者の方の心構えが生徒の“成果”には大きく関わってきます。
子・親・塾の3者が協力することが何よりも大切だとTSKでは考えています。

こういった意味でうちは面倒くさい塾です。辛い話もしますし、「無理なものは無理」とハッキリ言いますし、ダメなパターンに陥っている場合は保護者の方にもハッキリ指摘します。先生たちも結構厳しいです。エレベーターも無いですし、塾に来たらいちいち靴を脱いでスリッパに履き替えなくてはなりません。←これが一番面倒くさい(幻想を抱かれると困るので塾のイメージを下げる作戦その③)

それでも「自分を成長させたい!」「もっと良い成績を取りたい!」「頑張りたい!」と思ってくれる子に私たちは全力を注ぎたいと思っています。
そういう子を私たちは待っています。4F(エレベーターなし)で会いましょう!

長くなってしまいました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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