【塾選び】「塾選びの入口」。~小さな塾でも大丈夫?~【小学生・中学生】

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師匠も走る12月。

こんにちは! 寒い日が続いているので、そろそろ家のエアコンを入れようかどうか迷っている橋本です。とはいえ安心してください。教室はしっかり暖めてありますよ☆

ただし、特にご飯を食べてから塾に来る生徒にとっては眠くなりやすい環境にもなってしまうようで…。温度や空気を確認しながら、空調の設定や生徒の気分の入れ替え(メリハリ)にも気を使っています。

11月も終わり、いよいよ2016年も1ヶ月を切りました。ついこの前に年賀状を書いて送っていたような気がしてたのに。まさに「光陰矢の如し」ですね。

「学習塾」は誰のためのもの?

さて、今回はいつもより真面目な話について考えて&書いてみたいと思います。長くなりますがお付き合いいただければ嬉しいです。

いきなりですが、「学習塾」と言うと皆様はどのようなイメージを持たれるでしょうか。あるいは、今TSK以外の塾に自分の子どもを通わせている方にとって、その塾には満足できていますか?

TSKでは、「都立高校受験に特化×小さな塾にしかできないことを」という理念のもとで学習指導を行っています。「小さな塾」と言うと、それだけで「大手塾のような指導体制が整っているのかな?」とか「ちゃんと成績が上がるのだろうか」…など、多かれ少なかれ不安を持たれる方もいらっしゃることと思います。

ここで立ち止まって考えてみたいことは、「小さな塾で本当に大丈夫?」という疑問についてです。そして、おそらく日本中に「小さな塾」はたくさんあると思いますので、「TSKで本当に大丈夫?」というようにさらに範囲を絞ってみようと思います。

いきなりですが結論から。

「絶対に大丈夫です!」と頭ごなしに言っても信用していただけないと思います(誰でもそうですね)。そこでここでは、私たちの「武器」をご紹介したいと思います。

 

(1)保護者・生徒とのコミュニケーションの回数を多く設定していること。

日頃から保護者や生徒とのコミュニケーションを取りながら、目標に対して一つずつ、でも確実に乗り越えていこうとすること。

私たちは特にこの観点を重要視しています。

普通の塾であれば、まずはこんなことを言われるのではないでしょうか。--「生徒の成績向上を目指して一緒に勉強していきましょう!そして将来の夢を持って共に頑張ろう!」…とか。

確かにこれは学習塾の使命であると思います。しかし、ここには「現実」という視点が欠けているような気がします。

将来のことを考えて、目標を設定し、そこに向けて一生懸命努力するということは大切です。しかし、これをいきなり独力でできる生徒はなかなかいませんし、いきなりできるようになれと言うつもりもありません。

まずは自分の現実や現状を把握し、生徒に分かってもらうことはもちろん、それを保護者の方とも共有することで、「親と子、そして塾の三者で一つひとつのステップをクリアしていきましょう」というアプローチの方が具体的な行動に繋げやすいと考えています。そして私たちは保護者の方と共に、塾での様子と家庭での様子をそれぞれ話し合い共有することで、彼らにとって一番良い学習環境を提供していくことを理念としています。

また、いざ塾に子どもを通わせ始めると、塾の雰囲気や学習の取り組みについては子どもからしか聞き取れないものです。確かに講習の前後に面談がある塾が多いので、その場で生徒の現状の報告は聞けると思いますが、これを「講習のための面談」と位置付けている塾が多いと思います。つまり、講習会のためにわざわざ保護者を呼んで面談をするということであり、目標達成に向けた途中経過を伝える面談となっていないのが実情だと思います。

「保護者と講師間の緊密なコミュニケーションこそが、子どもを良い方向に変えていける。」 そんなことが言えるのではないでしょうか。

面談の場では、「こんなことまで先生に聞いていいのかな?」と遠慮がちに話をされる保護者の方もいらっしゃいますが、むしろそのような疑問こそ、どんどん尋ねていただきたいのです。学習のことだけではなく、学校や家庭での様子など生活面についても、ご相談いただければと思います。

 

(2)「僕の」・「私の」先生がいつも塾にいること。

TSKには、「他の塾が合わなかったから塾を変えた」という生徒が多いのが特徴です。「集団塾の授業のペースに合わなかった」とか「個別塾だったけど、先生がちょっと」…など、事情を聞くと様々な理由があるようです。

「個別塾が良い」という生徒の大半は、先生を選びます。本当によく見ています。そして、塾に通う日に先生がその場にいるのかな?ということにも、生徒たちは気になっていることがうかがえます。

実際に勉強をしてもらうのは生徒ですが、勉強の場を整えたり、生徒を把握してアドバイスをしたりして導くのは講師の仕事です。そして頑張っている彼らをいつもそばで見守ることも、私たち講師の大事な役割です。コミュニケーションのところにも書きましたが、生徒の様子を見守り、気になったことがあれば保護者の方と随時連携をとっています。

気兼ねのいらない落ち着いた環境のもとで、じっくりと実力を身に付けることができるのがTSKの武器と言えるでしょう。

 

(3)通知表の評定や定期試験の得点向上のため、中学生に対して5教科の指導を行うこと。

(1)と(2)について、だいぶ力説をさせていただきました。

本来であれば学習面についてアピールしていくのが定石なのでしょうが、正直なところ、基本的に塾に通わせて勉強をしていれば、たいていの場合成績は上がります。都立高校に合格したいということであれば、勉強のパターンはある程度決まっています。

しかし、「学問に王道なし」というアリストテレス(古代の哲学者)の言葉があるとおり、受験生全員がそのパターンに全て当て込められるということはありません。学力の差、生徒個々の性格、今後の目標など、様々な要素を含めながら臨機応変に向き合っていくことが必要です。

--「能力はあるけど、勉強以外の面が雑で提出物などを一切出さない

--「学習に対するモチベーションが低く、何をするにも中途半端でダラダラしがち

--「そもそも自分がどの程度のレベルなのかが自覚できていない

生徒も一人の人間です。ただ頭ごなしに叱ったり、否定するようなことを言ったりしたらそれこそ学習に対するモチベーションを失ってしまうでしょう。勉強する意味が分からなくなって当然です。

「分からないことは分からない」で今は仕方がありません。それを教え、伝え、そして一緒に取り組んでいくこと。その延長線上に、目標達成などの様々な「果実」を獲得することができるのではないでしょうか。

 

TSKへぜひお越しください。お問い合わせもお気軽に。

今年度は国立大学附属高校を受験する生徒、内部進学を希望している生徒、もちろん都立高校を目指す生徒もいます。生徒によって様々な色がありますが、彼らも、私たちも思っていることはただ一つ。

「絶対に合格したい。させたい。」

この気持ちがある限り、私たちの戦いは続いていきます。

長文にも関わらず、ここまでお読みいただいてありがとうございました。次のブログでは教室の様子をアップできればと考えています。お楽しみに(*’▽’)☆

 

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