【受験体験記2021】お茶の水女子大学附属高校 Sさん
TSKに入る前は、いくつかの塾に通ってきましたが、成績は下がる一方でした。特に数学は、学校で毎週行われる小テストの成績が悪く、補習に呼ばれるほどでした。私は計画性が無くて、テスト前日にまとめノートを作ったり、テスト範囲の問題集もまとめの問題のところだけを解いて終わりにしてしまっていたりしていました。
そこで、私が中2になる時にTSKに入りました。TSK入った頃は、友達はいませんでしたが、「ついに自分に合った塾に出会えた」と思って、毎回塾に来るのがとても楽しみでした。塾に入って初めてのテストは、まず、学習習慣が変わりました。先生からいろいろなアドバイスをいただいて、早めにテスト勉強を始めて、まとめのページだけでなく、テスト範囲のところは終わらせることができました。また、今まで塾で出た宿題はあまりちゃんとやっていませんでしたが、成績を上げたいと思うようになったので、TSKの宿題はやるようになりました。
私の通っている中学校には、附属の高校がついているので、そこに行きたいと思っていましたが、頭のいい人ばかりで、全員高校に上がれるわけでは無いので、少し焦りも感じていました。学校の先生にも、高校に上がるのは厳しいと脅され、外に出て行った方がいいのでは無いかと思い始めました。夏休みは、コロナの中でもできるだけ沢山の学校を見に行きましたが、なかなかここがいいという学校が見つからず、私はお茶高に行きたいと強く思うようになりました。
塾では課題が山のように出されました。私は計画性がないので、学校の宿題を優先していたら、提出日なのに塾の数学の宿題が全然終わっていなくて、塾に行くのが嫌で嫌で、大泣きして休んだことが1回だけあります。その後、塾で三者面談があって、その日のことを反省しました。計画性のない自分、実効力のない自分を正すことを先生と約束して、それまでに比べて、先のことを考えるそして後回しをしないことを意識して勉強するようになりました。
附属の高校に上がるには12月に内部の人の2月の入試を受けるための試験、2月の入試の2回試験を受けなければなりません。12月に行われる試験では数人が落ちてしまいます。私は学年の中でも成績は中の下だったので、落ちてしまった時のことを考えて、夏休みが終わってからも、併願優遇を取るために色々な学校を見て回りました。併願を取ることができたので、安心して勉強に励むことができました。
学校から内部試験の範囲が出ていたので、必死に勉強をしました。杉山先生はお茶高について(もちろんその事以外も)本当に詳しくて、沢山の事を教えてくださいました。教科ごとにやるべき勉強を詳しく教えていただき、それらをいつまでに終わらせるかも一緒に考えていただきました。明確な計画があったので、私はやるべき勉強に迷うことなく、ひたすら計画した勉強をこなし、身についていなかったら復習をするということを繰り返していました。そのおかげで、試験の結果は合格でした。
内部試験に合格してもテストの成績が十分でなかった人には課題が出されます。私は5教科のうちの、数学・理科・英語から課題が出されました。でも受かることができて、とても嬉しかったです。2月の入試も無事合格できました。この試験でも、成績不順の人には個別に課題が出されました。それ以外にも全員に出される課題も加わり、山のような課題に今も追われていますが、自分の本当に行きたかった学校に行けることができたので、とても満足した気持ちです。
今も、計画を立ててそれを実行する力はまだまだ低いですが、以前よりは力がついたと思います。私は中1の時のまま同じ塾に通い続けていたら、高校は落ちていたと思います。TSKのおかげで、自分の直さなければいけないところや、やらなければならないことを知ることができました。本当にありがとうございました。これから受験をするみなさん、今頑張っていることは必ず自分の力になっていると思います。辛いことがこれから沢山出てくると思いますが、頑張ってください。
【受験体験記】お茶高進学のための対策をしていただきました
2025年4月7日
