【受験体験記2023】東京立正高校進学のYくん(練馬区立貫井中学校出身)
中1~中2の11月
入塾前は、まともに勉強していなくて遊んでばかりでした。学校の定期テストは毎回50点、60点とかで、オール3に一つ2がある成績でした。中1の冬にTSKに入りました。姉が塾に入っていたので、塾の雰囲気は知っていたけど、実際に行ってみると、静かな雰囲気で、落ち着いた感じで、みんな黙々と勉強を進めていて驚きました。
TSKに入ってテスト勉強のやり方が変わりました。入塾する前のテスト勉強は、学校のワークを終わらせるだけでした。いつまでに終わらせる、終わった後にもう一度解き直す、などの予定を立てずに勉強していました。だけど、入塾してからは、今日はここまで終わらす、一週間後にはどこまで終わらすという目標が立てるようになり、何をすればいいか考えて勉強するようになりました。やることが決まっているので、スムーズに勉強できるようになりました。また、説明できるようにする、定着させるなど、今自分がどれぐらい理解できているか、それをどうしたら出来るようになるのかを考えられるようになりました。学校の定期テストは100点以上伸びました。
中2の12月~中3の7月
はじめての模試の点数は、偏差値34で380点でした。ショックでした。塾の中で一番出来ていなくて、自分でもそのような点数を取るとわかっていたけど、かなり心にグサっときました。同じころに、学校の友達のテキストをずっと借りパクしていたこと、ノートを綺麗に書くと言っていたのに書かなかったこと、などで杉山先生に怒られました。そして、2週間ほど塾を不登校になりました笑。塾を休んでいる間、勉強しなきゃ、塾に行きたいと思っているのに、僕は全く勉強をせず、塾に通い始める前のように、だらだら過ごしていました。お母さんと杉山先生が、僕のために何度も話をしてくれているのに、僕は自分では何も行動せずに、勉強からも先生からも逃げていました。
2週間ほど経って先生から声をかけてもらって、僕はまた塾に行って頑張ろうと思いました。そこからは、先生に言われたこと、お母さんと約束したことをきちんと守ろうと頑張りました。そのおかげで、7月の模試では偏差値44まで上がりました。
中3の8月~中3の11月
夏休み前の模試で偏差値がありましたが、夏休み後の模試では偏差値が46で、あまり変わりませんでした。その後の模試も47、49でした。原因は、なんで勉強しているのに成績が変わらないのかを考えていなかったからです。先生にずっと注意されていたのに、僕は夏休み前に成績が上がったことで調子に乗っていて、先生たちから注意されたことをちゃんと聞いていませんでした。杉山先生にまた怒られました。
そこから、また先生たち、お母さんから話されたことをちゃんと聞くようにしました。そしたら、11月の模試では偏差値が54まで上がり、志望校の判定がやっとC判定になりました。
中3の12月~中3の2月
12月に入って過去問を解き始めたけど、簡単な問題でのミスが多くて全然点数を取れませんでした。冬休み明けまで、一度も合格点に届きませんでした。杉山先生から「これまで勉強してきたこと、お母さん・ほかの先生たちが費やしてくれた時間を、無駄にしたくないと心から思えているのか」「思えていないまま、ふざけた態度で過去問を解いているから、簡単な問題でミスをする」と言われました。
僕はそれから、学校や塾に行く前など、これまでやってきた勉強を無駄にしない、そのために一つひとつの勉強を考えて取り組むんだ、と強く思いました。そしたらすぐに、過去問の点数が上がり、合格点より40~30点高い点数を連続して取れるようになりました。自分でもビックリしました。それでも、僕は第一志望を受けるか悩んでいました。何度も先生に話を聞いてもらったり、家族で話したりして、6回考えが変わりました。最終的には、僕は第一志望の高校を受けることに決めました。
入試当日は、絶対緊張すると思っていたのですが、国語を解いてできた気がしたので、緊張が一気にほぐれました。理科以外、自分の力を出し切ることができましたが、結果は不合格でした。でも、僕はこれまで第一志望に向けて頑張ってきたんだから、この努力を忘れずに、併願校での高校生活であっても、成績を取れるように頑張ろう!って思えています。都立の第二志望の高校に行っていたら、合格して嬉しいだけで、きっと中途半端にしか勉強をしなくなっていたはずです。残念な結果にくよくよせず、人生ではじめて挑戦したことを嬉しく思えています。一年前の僕だったら、絶対にそうは思えていなかったはずです。第一志望校を受験して本当によかったと思っています。
受験を終えて
僕はこの一年で杉山先生に一番怒られた自信があります笑。先生やお母さんに相談したにも関わらず、他人任せにしていて何百回も怒られました。以前の僕は、怒られた時にただショックを受けて「悲しいなー」と思っているだけでした。先生は「お母さんや先生たちに、たくさんの時間を使ってもらっているのに、それを無駄にしているのを理解しているか」「お母さんや他の先生たちに、何かをやってもらうことを当たり前だと思っているんじゃない」と、僕に何度も話してくれました。受験勉強をする中で、僕は、先生に怒られても自分から、怒られた原因や、次からどうするかを言いに行って、たとえ間違っていたとしても、自発的に行動して、本当にできるようになるかを先生に、言いに行くようになりました。それが出来たことで成績がたくさん上がったし、理由・原因を考えられるようにならないと成績は上がらないと言われていた言葉の意味がわかった気がします。
また、僕はこの受験生活で、人に感謝をするようになりました。僕は人に教えてもらうことが当たり前、何かしてもらうことが当たり前と、ずっと思っていました。でも、その態度も何度も何度も先生に怒られました。今の僕は、先生たちに質問に答えてもらったら、必ずありがとうございますと言うようになりました。父・母が塾まで迎えに来てくれたときも、ありがとうと言えるようになりました。この一年で勉強はもちろん、それ以外のこともたくさん学べました。ありがとうございました。
【保護者体験記】東京立正高校進学Yくんのお母さま
息子は学校の内申は最低限取れればいいと諦め、偏差値を上げる勉強をしていましたが、中3の夏過ぎまで、その偏差値も期待するほどは伸びませんでした。勉強はしていましたが、親の目から見ると受験生としての意識がまだふんわりしていたと思います。その頃の杉山先生との面談で、息子の現状を踏まえ、志望校を受験するために、これからどのような勉強が必要か改めて話しつつ、今まで頑張ってきたことを噛み締め、志望校に行きたい気持ちを再認識することで、精神面での強化もして頂きました。そこから、自分が受験生である自覚、今までの積み重ねの重みを感じるようになり、勉強に対する姿勢が変わり成績が上がっていきました。明確に何を勉強すればいいか、私にも伝えて下さったおかげで家でのフォローも効果があったと思いますし、何よりも気持ちのギアを上げることが、成績アップに繋がる一番の方法であることだと感じました。
こうして迎えた受験直前、第一志望校を受けられるレベルにまで到達できましたが、都立の取下げをするかどうか、親子共に悩みました。先生と面談しながら、今まで頑張ってきたこと、それに伴ってきた結果を信じて取下げはしないと息子自身が結論を出しました。私は、今まで自信がなく挑戦することがなかった息子が初めてポジティブな結論を出したことがとても嬉しく、応援しようという気持ちが更に増したのを覚えています。しかし、結果は不合格。落ち込むのではないかと不安でしたが、やり切ったから悔いはない、と切替をうまくすることができ、そこでもまた成長が嬉しく、今では高校生活をすっかり楽しんで過ごしいることも嬉しく思っています。
TSKに通塾するなかでの変化
息子には3歳上の姉がおり、どこへ行っても弟であることと持ち前のキャラで、周りが世話をしてくれて当たり前、1人でできなくて当たり前、そんな環境で6年生まで過ごしてきました。私も第二子で幼い息子を散々甘やかし、ゆるくゆるく育ててしまいました。そんな息子に喝を入れて下さったのが杉山先生です。
先生は息子の周りがしてくれて当たり前の根性を正して下さいました。私が印象的だったのは、週末や遅くなったときには車で送迎をするのですが、車を降りたときに「ありがとう」と言って降りるようになったことです。当たり前のことではありますが、口に出して言われることで、意識の変化が伝わりました。
また、息子は学習面でも生活面でも考えることがとても苦手なため、先生は事あるごとに自分で考えることの大切さを伝えて下さいました。時には厳しく、心が折れてしまうことも多々ありましたが、何とか自分で考え答えを出そうとする姿を見かけたときは、先生の伝えて下さったことを実践しようとしているんだ、と成長を感じました。
これから受験をむかえる保護者の方へのアドバイス
私はTSKに2人の子どもを通わせていました。同じ姉弟でもタイプが全く違う2人ですが、共にTSKに通ったおかげで成績も上がりましたが、何よりも成長したのは精神面だと思います。先生は子どもたちに難しいことを求められますが、それは学習面だけでなく、将来に向かって必要な力であり、先生の求めに応えられたときの満足感は、成績が上がったときとはまた違う喜びのようでした。これを繰り返し、「なんのために勉強するのか」という問いに強く明確な気持ちを持てたときに、子どもたちのギアが上がります。
しかし、この過程に親が入り込むと効果が半減します。親はただサポートするしかなく、もどかしさを感じることもあるかと思いますが、子どもを信じてあげてください。受験期において、親は不安や心配、焦りなど多々ありますが、それは見せずに、何があっても大丈夫だよというスタンスでいることが、親ができる1番のサポートだと思います。
