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【2019年度入試組】仮内申と過去最高偏差値
こんにちは。杉山です。
中3生の仮内申が出揃いました。また、11月のVもぎでTSK史上、最高偏差値を取ってきた生徒がいました。今回はこの2つについて書いていきます。
仮内申出揃う
中3生全員の学校での三者面談が終わり、仮内申が発表されました。
○成績の推移(中3の1学期から2学期)
・学年平均 3.4UP
・最も上がった生徒 6UP
・入塾時から最も上がった生徒 32→40(8UP)
内申は、“狙って”上げるものです。
2学期中間テストまでの結果をふまえ、10月に「評定を上げる教科(評定5の科目はキープ)」を本人たちと共有しました。期末テストでは、その教科に重点を置いて対策を行いました。その教科の上昇率は76.5%でした(昨年度は81.3%)。
内申点が決まり、中3生とは入試本番での目標点を改めて確認しました。過去問ではまだまだ点数の波が大きく、不安定な成績が目立ちます。ただ、気持ちだけが焦っても点数は安定しません。必要な勉強を着実にこなしましょう。
過去最高偏差値
11/25の自校作成もぎ(Vもぎ)で、3科の偏差値75、5科の偏差値72を取ってきた生徒がいました。
英語では偏差値79、数学では偏差値74でした。高校受験の模試では、初めて偏差値79という数値を目にしました。
○彼女の偏差値の推移(偏差値)
【中2の1月】3科:63 5科:63
【中3の4月】3科:63 5科:58
【中3の8月】3科:70 5科:70
【武井からのコメント】
今回の結果は本当に素晴らしいものでした。
特に英語は安定して高得点を取れています。入試本番でも満点を狙っていってもらいたいです。
また、いつも結果の出なかった数学で結果を出せたのはとても良かったです。自信にしてほしいです。
普段から言っていますが、数学に苦手意識を持つ必要は全くありません。
むしろ実力は自校作成校志望者の女子の中では間違いなく上位です。
模試で思うように点が取れていなかったのは、“数学力”というよりは、“試験力”に難があったためでです。
これは今でも課題として挙げられます。
今回は5科目を通して大きなミスをした科目がありませんでした。
“普通に”解けば上位レベルにあることを実感してくれたと思います。(日比谷以外はすべて1位タイの層にいましたね)
知識や学力に問題はありません。
この点に関しては自信をもってほしいです。受験生の中でもポテンシャルはかなり高いほうです。
しかし、先に挙げた通りまだまだ課題は沢山あります。
最近は、大きな失点は減ってきましたが、まだまだ5教科総合点で見ると安定感あるとは言えません。
日頃から伝えている通り、この“安定感”をつけることが入試までの最も重要な課題です。
取捨選択の判断力をもっと高めていかなければなりません。
他にも1年近く指摘している部分が未だ解消できていません。
高校でトップの成績を取りたいのならすぐにでも直さなければならないこと、日頃から話をしている通りです。
このレベルになってくると、言われたことを言われたままやっているのでは頭打ちになります。
大切なのは、本番でイメージ通りに得点する(要するに“普通に”解くということ)ということです。大きなミスをせずに切り抜けるということです。
そのためにどうしたらよいのか、何が足りないのか、常に考えながら取り組んでもらいたいと思っています。