【中3A】授業内容と今後の予定【5月】

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【中3A】授業内容と今後の予定【5月】

今回は、中3Aグループの授業内容、今後の予定などについて書いていきます。
3/28のブログ記事をまだお読みでない方は、先にそちらをお読みください。

Aグループの授業内容

4月は、先月の遅れを取り戻すために、数学と英語に重点を置いて授業を行いました。その甲斐もあり、今月の目標となっていた範囲をクリアすることができました。

●英語の読解
毎日少しずつ着実に進めていくことで、英語の雰囲気に「慣れ」が出てきました。3月は中2レベルを、そして4月は中3レベルの読解を移りましたが、正答率は下がらず8割以上をキープできていました。進捗面でも、4月の目標となっていた中3用のテキストを1冊終わらせました。今後は都立共通問題の形式に合わせた問題集を進めていきます。中3Aグループでは、はじめて入試レベルの問題に触れていくことになります。

●英語の文法
先取りはせずに学校の進度に合わせてじっくりと進めています。長文読解では、既に「分詞」や「関係代名詞」を学習して、それらの文法を含んだ英文も読めるようになってきましたが、いわゆる「書く文法」では「分詞」「関係代名詞」は学習していません。都立入試では長文読解がメインに出題されます(リスニングを除けば、大問で出題されるのは長文読解のみで、文法問題は長文読解の中で2問しか出題されません)。ですので、TSKではライティングよりもリーディングに重点を置いています。そのため、英語文法は先取りはせず、1学期のうちは1学期の内容を反復し定着を図っています。

●数学
3月に続き、新しい単元を学習したら前の単元を復習する、これを繰り返しながら進めています。4月は2次方程式と2次関数を新しく学習しましたが、3月に学習した展開・因数分解と平方根(6月のテスト範囲)も抜き打ちで確認しました。展開・因数分解を利用した説明問題、平方根の知識問題でミスが見られた生徒が多かったです。一方、計算問題は全員忘れずに定着できていました。新しく学習した2次方程式と2次関数は、因数分解と平方根の考え方を利用するだけですので、スムーズに進められました。4月の目標だった2次方程式と2次関数をクリアできたので、5月も問題なく先に進めます(“相似な図形”を学習する予定です)。もちろん、これまでに学習した範囲の復習はこれまで同様行っていきます。

●国語
4月のネックでした。数学と英語に時間を割いた分、あまり進めることができませんでした。あっちを立てたらこっちが立たずな状態ではいけないので、時間配分のバランスを見直す必要があります。英語と同じく、国語の読解もできるだけ多くの文に触れて「慣れ」ていかないといけませんので、生徒たちにも現状を伝えて改善していきます。

2回、3回行った授業の所感だけ述べておきます。Aグループ全員に共通した弱点は、文と文のつながりを意識できていない点です。当たり前の話ですが、前文と次文はつながりがあり、前段落と次段落もつながりがあって、文章は構成されています。ただ、その文のつながり、段落のつながりを踏まえて読解できている生徒がいません。一文一文、単発のものにしか読めていないのが現状です。英語の読解を始めた時も同じ現象がありました。国語は、英語にくらべ本文の内容の難易度が上がるので、英語のように2ヶ月で改善できません。夏期講習も含め、今後は国語の読解に時間を割いていく必要があります。

今後の予定

英語の読解は、次の段階へとシフトしていきます。これまでの教材より難易度が高めかつ、入試本番の問題と似た、新しいテキストを使用していきます。

数学は相似な図形の先取り学習と各々の未定着内容をピックアップして効率良く進めていきます。これまでと異なり、復習内容は宿題でメインで進めていき、数学に割く時間を減らしていきます。

国語は学習時間を増やしていき、文章の基本の読み方を指導してきます。

5月の目標

5教科とも、6月のテスト範囲を1周することです。英語、数学、国語は、先取りテスト対策以外の勉強がメインとなりますが、それと並行してテスト範囲の学習も最低1周は終わらせます。

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