【定員状況】中1:残り5名 中2:残り6名 中3:満員 高1:満員 高2:残り3名 高3:満員

【中3生】過去問演習スタート

目次

過去問演習スタート

こんにちは。杉山です。
今週から、都立共通問題校を受験予定の生徒たちの過去問演習がスタートしました。本番までに最低でも12年分の過去問を解く予定です。
初回は平成19年度の過去問を解きました。その結果を載せておきます。

目次

教室内平均点

国語:70.6(65.2)
数学:68.0(56.4)
英語:66.8(56.0)
社会:73.8(62.3)
理科:64.4(55.8)
5科:343.6(295.7)
( )内は平成19年度の受験者平均点です。

各教科の最高点は、国語93点、数学80点、英語85点、社会80点、理科67点でした。

参考:2017年度・2018年度受験生の結果

参考として、昨年度と一昨年度の中3生が解いた平成19年度過去問の結果を偏差値別に載せておきます。概ね同じ時期に実施しています。
偏差値は進学高校の偏差値または1月のVもぎの偏差値をもとにしています。

○偏差値65~60の生徒
国語:85~80点
数学:85~80点
英語:90~85点
社会:90~80点
理科:80~70点
5科:430~395点

○偏差値60~55の生徒
国語:80~70点
数学:85~70点
英語:75~60点
社会:75~60点
理科:75~55点
5科:370~345点

各教科のコメント&総評

国語

Vもぎに比べて解きやすい分、全員模試よりも10点~15点ほど得点が上がりました。
模試よりも解きやすくなった時に、平均点と同じ幅で個々の得点が上がるか心配していましたが、今回の過去問では全員得点が伸びていました
ただ、各々の目標点に届いていない生徒がほとんどですので、さらに得点を伸ばしていかなければなりません。
 

数学

大問1番(計算や確率などの基礎問題)が満点であった生徒はゼロでした。
一人の生徒を除き、計算問題でのミスがありました。次回の過去問演習では計算問題でのミスがないよう注意してほしいです。
 
また、時間をかければ自力で解けるが、解法時間が足りず正答できていない生徒が数名いました。これに関しては、これまでテキストで勉強した内容を、解答時間を決めて再度演習していくことが解決方法だと、本人たちに伝えました。これまでは解説を読んだり先生からヒントをもらったり等、他力で正答にたどりついていましたが最近は自力で解けることが増えてきました。それを試験時間内にできるようにするには、先ほどの演習が必要です。
 

英語

生徒によって課題が分かれた教科でした。時間が足りない生徒もいれば、リスニングでの大幅な失点、英作文での大幅な失点をした生徒もいました。個々の課題に合わせた対策が最も必要な教科だと言えます。国語同様、目標点に届いていない生徒がほとんどですので、まだまだ得点を伸ばしていかなければなりません。
 

社会

記述問題が全員書けていた点と歴史の年号問題の正答率が高かった点はよかったです。一方、資料の読み取りがまだまだ雑です。複数の資料が与えられているにも関わらず、一部の資料のみを利用して解答する生徒が多かったです。資料問題については、過去問演習とは別に練習する必要があります。
 

理科

数学と同じく、基礎内容(暗記物)の問題でミスが見られました。理科は模試の結果を見ても、出題される内容によって各々の点数の波が大きいです。特に、今年の中3生は例年よりも理科を苦手としています。模試で偏差値65以上を取れている生徒が何名かいますが、それでも今回の過去問では67点が最高点でした。
全教科に言えることですが、特に理科は毎回出題される単元が異なります。どの単元が出題されても、安定した点数が取れるようにならなくてはなりません。
 

総評

昨年も同様ですが、初回の過去問演習はあまり良い結果ではありません(定期テスト直後ということもあるかもしれませんが)。各教科で注意すべき点を意識できていないまま解答しています。次回の過去問演習では「この問題は解けたなぁ」というミスをしないように取り組んでもらいたいです。
 
昨年度と一昨年度の中3生たちは、2回目の過去問演習では、5科計で初回+30程度の点数が取れていました。明日から2回目の過去問(平成20年度)を解いていきますが、その前に前回の過去問や模試を振り返り、同じミスをしないように各々準備しましょう。
 
過去問は冬休みに入るまでに4年分、冬休み中に3年分、1月~2月に5年分解く予定です。1月~2月は例年実施している教室内で模試形式での演習を行います。
目次
閉じる