【受験体験記2020】第一商業高校進学のYくん

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【受験体験記2020】第一商業高校進学のYくん

僕はTSKに入るまでまで、自分に合った塾を見つけることができず、色々な塾を渡り歩いていました。そんな中、母がネットでTSKのことを見つけ、とりあえず体験授業に行ってみました。これまで通っていた塾より勉強時間が倍以上で、その頃の僕のTSKへの印象は良くなったです。その頃の僕は評定2の科目が多く、点数も40点程度で、勉強に対しても意識が低かったです。

しかし、TSKで以前よりも勉強時間が増えたことで、テストの点数と評定と自然と上がっていきました。ですが、今思うとこの頃にもっと勉強に対しての意識があれば、もっと良い評定を手に入れることができたのではないかと後悔しています。

中3の夏休みに入ると、中2の頃では思いもしないほどの勉強量で驚きました。夏休み序盤ではこの生活に慣れることができず、この先の不安が高まるばかりでした。ですが、その不安とは裏腹に徐々に気持ちがゆるみました。同時に、今までE判定だった第一志望がC判定まで上がったため、それでも気持ちがゆるみました。先生たちに何度も注意をしてもらったのに、それをきちんと受け入れなかった自分を今でも後悔しています。

夏休みを終えて、みんなが受験に対しての意識を上げているというのに、僕だけ慢心しており、塾での勉強だけで家での勉強はあまりやっていませんでした。模試の結果がなかなか変わらず、落ち込むことが多かったです。落ち込んだ後は、勉強に対してのやる気が上がるのに、それが続かないのが僕でした。

冬休み前に家族と杉山先生で面接を行う時がきました。そこで、僕は先生からこのままだと第一志望には行けないと告げられました。逃げていた自分の状況がわかり、勉強をするようになりましたが、もう遅かったです。第一志望を変えざるえない状況でした。第一志望を変えてからは日にちが経つのがはやくなったように感じつつ、後悔の気持ちがありました。あっという間に受験当日を迎えました。僕は卒業後の進路を考えて新しく受験校を変えたので、レベルは大幅に下がりました。そのため緊張はまったくありませんでした。筆記試験が終わり、塾に戻ると長かった受験がようやく終わったという安堵感と同時に後悔がありました。

後輩へのアドバイス

受験を終えて気づいたことは、受験に対しての意識が最も大事だということ。僕のように受験に対しての意識が低いままだと学力は上がりません。受験に対しての意識をどうやって上げればいいのか。僕ができるアドバイスは、自分の第一志望への憧れと自分の置かれている状況を把握することです。第一志望への憧れは、高校見学に行くのが一番だと思います。自分の状況を把握するのは、先生たちからの話をきちんと聞くことが大事です。
内申も受験においては大事です。第一に内申というのは私立の併願優遇に大きく関わってきます。併願優遇というのは、万が一都立が落ちたときに私立高校に入れる制度で、各私立ごとに求められる内申が違います。また、都立の推薦や一般を受ける上でも内申というのは重要です。
部活と勉強の両立に関しては、僕の場合は部活から帰ってくると30分程度寝てから塾に行くようにしていました。塾に行く時間が少し遅くなったとしても、仮眠をとってから塾に行った方がきちんと勉強に集中できます。
受験校のレベルに関しては、夏休みにE判定をとっていたとしても、自分の努力次第で狙うことはできると思います。塾の友だちの中でいたからです。この時点で決める必要はないと思いますが、少し良い判定が出ても気持ちをゆるめずに勉強することが重要です。
これから受験に挑むみんなは、本当に大変で心が折れることがあるかと思いますが、めげずに自分を信じて頑張ってください!

個別のエピソード

Yくんは受験に対しての自らの位置と目標の距離の縮め方が上手くありませんでした。今の自分の立ち位置とゴールの場所ははっきりしていました。しかし、その状況に対してどれくらいの努力が必要なのかという課題に現実感を持って行動できないことが多かったです。言葉では理解できても、それが行動に伴わなかったり、勉強に関して自分の中のハードルと実際のハードルに乖離が見られたりしていました。自分の感覚だけで行動する生徒は、あまり他人からの言葉を芯に捉えず、変に俯瞰して考え、身にならないこともしばしば。しかし、他の生徒より長けていたことは、自分で自分のことをよく考えることです。考えすぎて、もしくは検討違いで暴走することはありますが、自分の先のことは考えられていたと思います。自分の考えを持ち、自分で決めた道を進もうとする力は、行動次第で、これからの彼の人生に大きく影響してくるでしょう。高校受験を通して感じたことを忘れずに、高校生活を過ごしてください。

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