【中2生】12月から受験勉強を始める理由(2026年度入試組)
中3になってから受験勉強を始めても、すぐには本気で取り組めないからです。その結果、志望校の選択肢を狭めてしまうケースがたくさんあります。
定期テスト後に次回はちゃんと勉強すると思っても、実際はあしたからでいいっかと思い勉強しなかったり、1~2日だけ気合を入れて勉強しても続かなかったりという子は多いでしょう。
運動やダイエットと同じです。ある時ふと「運動しよう」「ダイエットするぞ」と思っても、すぐに行動に移せたり、継続できたりする人は多くはありません。
中学3年生の受験勉強も同じです。中学3年生になったからといって、急に毎日勉強し始めることはありません。
もちろん、はじめから受験勉強と真剣に向き合える子はいます。しかし、その子は受験勉強を始める前から、主体的に勉強できていたり、高校のことを自ら考えていたりします。(先ほどの運動やダイエットの話でいえば、もともと運動習慣がある人、美意識が高い人です)。
しかし、中学1年生・2年生のときに、そのような状態になれていない子には助走が必要です。「受験にむけて頑張ろう!」と思っても、真剣に取り組めるようになるまでには、必ず時間がかかってきます。少しずつ勉強習慣がつき、解ける問題が増えたり、テストの点数が徐々に上がったりする体験を通して、受験に対して前向きな気持ちを持つようになります。
TSKに通塾している高校受験生について
中2の3学期評定は、8割の生徒がオール3以下、もしくはオール3に4が1~2つある程度です。模試の偏差値は38~42。評定がオール4以上の生徒も1~2割いますが、偏差値は良くても50で、例年45前後です。
それでも、オール4以上の評定が必要となってくる偏差値60前後・それ以上の高校に行きたいという生徒が多くいますので、それを達成できるように受験勉強のスタート時期を比較的早めに設定しています。