受験勉強を本格的に始めた時期
部活を引退した高3の6月下旬くらいに受験勉強を始めました。それまでは、定期テストの勉強しかほとんどしていませんでした 。それも受験で使う科目だけ(数学・英語など)。だけど、英単語だけは受験勉強を本格的に始める前からしていました。このたかが「英単語」が合否を左右するほど大事なものだなと受験前に感じました。
学校が休みの日は1日10時間ほど、学校がある日は6時間ほど勉強していましたが、夜遅くまで勉強して、翌日遅くまで寝ていることが何度かありました。これは良くないなと思いながらも、不安で寝つけず勉強していました。受験勉強を始めた頃は、杉山先生に一日の予定をすべて立ててもらっていましたが、だんだんと自分の一日にこなせる勉強量、やるべきことが分かってきて、自分で計画が立てられるようになりました。
受験生活をふりかって
模試や過去問で点数が合格点に近付いていると感じた時が受験勉強をしていて一番楽しかったです。あと、杉山先生、武井先生、海先輩(細野先生)と勉強の話や全く関係ない話をしてる時間も楽しかったです。
逆につらかったり、悩んだ時は、過去問で全然点数が取れなかった時です。何度も自分に何が欠けているのか考えました。自分は一喜一憂してしまうタイプでした。過去問で良い点数が取れると「もう合格だ!」と前向きになっていましたが、翌日に悪い点数を取ると「もうダメだ!」と弱音を吐いていました。でも、弱音を吐いていても点数は上がらないので、過去問を直しながら、自分に足りないか、またそれを補うために必要な勉強は何かと、杉山先生に教えていただきました。
後輩へのアドバイス
部活をしている間は、自分が受験で使いそうな科目を重点的に勉強して、他科目は手を抜いてもいいと思います。定期テストで万遍なく高得点を取っていても、自分の受験で使う科目で点が取れているなら、他科目すべて赤点でも受験においては何の変わりもないからです。その力の入れ方を上手くできる人は受かります。
受験勉強を始めた頃は、先生に頼って何をすべきかたくさん聞いてもいいと思いますが、過去問を解き始める10月11月くらいにはやるべきことを自分で把握できるようになるのが理想です。
最後に一番大事なことは、「一番やりたくないことから手をつけること」です。「この単元苦手だ」「今日は一番最後にやろう」と後回しにしてしまうものは、本番でも結局点数が取れないと考えてよいです。僕は古文がそうでした。