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【受験体験記2019】青山高校進学Kさん
入塾時期とそれまでの自分の状況
入塾は中2の10月頃。
それまでは別の集団塾に通っていたが、集団塾だったためまわりのペースに合わせなければならず、自分が分からないところもどんどん進んでしまうし、分かるところもまわりと同じようにやらなければならなかったため、合わないと感じた。
また、家では適当に宿題をこなすだけで、それ以外は机に向かっていても勉強をしようとすることはあまりなかった。
定期テスト前も、ワークをやるだけだったため、点数も成績も今と比べると低かった。これから自分の頭が良くなるとも考えられなかったため、自校作成校の学校など受けることは不可能だと思っていた。
受験生の1年間を振り返って
本当に沢山の過去問をやった。
これだけやっていても結果に繋がっていないのではないかと思うことも多かったが、模試で良い結果が出たときは、それまでの努力が実ったように感じ、とても嬉しかった。
しかし、調子に乗りやすいので、それらはあまり見ないようにし、結果が悪かったときのものを目につきやすいところに置いて勉強していた。
自分の好きな事、やりたい事のほとんどを我慢して勉強するのは本当に大変で、受験生だとこんなに辛い思いをしなければならないのかと思うことも沢山あったし、勉強が嫌になることもあったけれど、そんなときは自分の行きたい高校のパンフレットを見たりした。
簡単な問題を落とすことや計算ミスも多かったが、それらをノートに書いて見返したりしたことで、本番ではそのようなミスをすることがなくてよかった。
受験直前と当日の心境、受験を終えての感想
受験の前日は、緊張と、これだけやって落ちたらどうしようという不安とプレッシャーでなかなか眠ることができなかった。
しかし、当日高校についた瞬間に、緊張などは全くなくなり、ただただ試験が楽しみになった。今までの模試以上にリラックスして取り組めたし、塾では45分で過去問を解いていたからか、いつもよりも丁寧にじっくりと時間をかけて落ち着いて解けたと思う。
理社では、塾で先生にやっておいたほうが良いと言われたところや、確認したところが沢山出てきてとても驚いた。
手ごたえは感じたし、塾で採点をして点数的にギリギリ(※1)だと分かっても、落ちる気は全くしなかった。今までにないくらい自分に自信を持つことができた。
受験を終えて、私はこの一年は本当に学ぶことが多かったと思う。
勉強面以外にも、初めての経験を沢山し、それらを通して今まで気付かなかったことにも気付くことができた。
これからの高校生活でも勉強を頑張り、高校の中で良い順位を三年間保ち続けたい(※2)と思う。
※1:合格者最低点+30~50点くらいは取れていると思います。5教科400点を目指していたので点数的には少し悔しい結果だったでしょう。
※2:日比谷と青山で悩んだ末に志望校を決定した際、「青山に行くなら3年間トップの成績を取り続けよう!」という約束をしました。
志望校を決めた時期や理由など
なかなか志望校が決まらず、いろんな高校の説明会やパンフレット、ネットなどを見て決めた。
私は、勉強はもちろんだけれど、それ以外にも様々なことに挑戦したいと思い、志望校を2学期の終わりごろに決めた。
後輩へのアドバイス
受験勉強中は、一年がもの凄く長く感じるが、終わってみれば本当にあっという間だから、終わった時に後悔しないよう時間を大切にして勉強すると良いと思う。
たまに嫌になるときもあるかもしれないけれど、合格することができれば受験生として過ごした一年の全てを楽しかったと感じることができるし、良い思い出になると思うから、それまでは受かることだけを考えると良いと思う。