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【受験体験談2021】井草高校進学のNさん
私が入塾したのは中3の春です。周りがだんだんと受験モードになってきて、置いていかれそうだったので塾に入ろうと思いました。TSKのことは同じ学校の友達の紹介で知りました。初めて面談で塾に行った時、とても静かで驚きました。こんな風に自分も勉強出来るのか、とても不安でした。体験が始まり、先生方は私がちゃんと理解できるまで教えてくださり、たくさんの事を知れて、とても頭が良くなったように感じました。塾に入り、最初の頃は、自分がどんどんたくさんの事が分かるようになっていると感じ、もっと出来るようになりたいと、やる気に満ち溢れていました。入塾して少し経つと、コロナウイルスが流行り始め、学校は休校で塾の授業は全てオンライン授業になりました。家にいると全然勉強のやる気が起きず、ゲームをしたり、テレビ・携帯を観たりしてダラダラ過ごしていました。授業で出された宿題は適当に終わらせて、受験生の自覚が全くありませんでした。オンライン授業から対面授業に戻ってからも、私は言われた最低限の事だけをやっていました。だから先生方からたくさん怒られましたが、その直後はちゃんと勉強しても、それを続けるができませんでした。模試の結果は中途半端な結果でした。その頃の私は、その学力で入れる学校の中から志望校を決めようと思っていました。模試の結果も自分のやる気も、良くなるわけがなかったと思います。
3年になってはじめてのテスト、以前に比べて勉強時間はとても増えました。また、勉強の効率が良くなったと思います。でも、私は教科によって好き嫌いが多く、自分がやりたい教科だけをたくさん勉強して、やりたくないのは結局塾に入る前と同じように、ギリギリになってから必死にやるという感じでした。だから、5教科で400点を超えるようになりましたが、90点を超える教科があっても、70点台の教科もありました。内申点を上がらない微妙な点数を取る教科が多かったです。
夏休みの終わり頃に、志望校がだんだん絞れてきて、それでやっと受験生の自覚を持てました。私は理社が苦手だったので、理社にたくさんの時間をかけて勉強しました。でも、秋の模試では点数があまり上がらず、どうすれば上がるのか迷走していました。でも、過去問を解き始めて少ししてから、理社の点数がだんだん上がってきました。それまで点数が上がらなかった期間は定着させる期間だったと思い、定期テストと違って勉強してから結果が出るまでに時間がかかるものだと思いました。
5教科の点数が志望校の基準点を大幅に上回って気持ちが高まっていたら、次は3教科特に英語・数学ができなくなりました。私は面倒くさがり屋なので、英語は文章の内容が難しいと、ちゃんと読めばわかるのに読めないと思ってしまい、テスト中に諦めてしまうことがありました。英語の点数が落ちた理由は完全に自分の意思が弱かったからです。それを先生に注意され、ちゃんと読むようになったら点数が戻ってきました。数学は偏差値が一番良いときから20落ちましたが、今でもなんであんなに急に出来なくなったのかあまりよく分からないです笑。たぶん私は、得意なものには完璧主義なところがあるので、自分で自分に100点を取れとプレッシャーを掛けすぎたのだと思います。数学が一度大幅に落ちてから、私は負のループの様な感じで、次こそはいい点を取らないといけないと、更にプレッシャーを掛けていました。プレッシャーが掛かっていると、とても焦ります。だから、練習の時は絶対に間違えないような、最初の1年生レベルの計算を間違えたり、以前は絶対に取れていた問題を落とすようになってしまいました。そのせいで志望校の判定で、BやC取ることがありました。私はそういう模試の判定や過去問の判定などにとても心理的に左右されるタイプなので、とても落ち込みました。落ち込みすぎて、今まで解いた過去問や、それまで使っていた問題集などの1回解いた問題を解きまくりました。ほとんど解けていました。それで何をすればいいのか、もっと分からなくなって落ち込みました。先生方から、解く順番を変える、とにかく落ち着いてゆっくり解く、80点を下回らないことを考えて解くなど、たくさんアドバイスを頂き、色々やってみました。自分の中で一番良かったのは、これだけ取れれば大丈夫と思って解くことでした。最高点の時よりは低かったけれど、安定して点数は取れるようになりました。
受験前日、最後の復習を終え、先生方には大丈夫だと言って頂きましたが、全然そうは思えず、とても不安で、とても緊張して、でももう今何やっても多分結果は変わらないし、前日寝る前は地獄でした笑。当日は前日ほど緊張しませんでしたが、それでも、学校に入りこの全員がこの学校に入るために1年間がんばってきたのだと思うと頭が潰れそうでした。試験中の記憶はなく、気づいたら理科を解き終わっていました笑。
この1年間つらいことはたくさんあったけど、頑張って勉強してきてよかったです。これからも勉強頑張ります。
【後輩へのアドバイス】
この1年で私がとても強く実感したのは、受験は本当に心理戦だという事です。受験生になるまで、自分は割と心が強い方だと思っていたけれど、受験は自分の人生に大きく関わることだと実感してからは、とても不安で、ずっと岩を背負っている感じでした。
また、中3の1番最初の内申はとても大切だと思いました。私は2年の内申はオール3に近く、3年になって上がりはしたけれど、志望校の内申には届かなかったので大変でした。内申が高かったら、あんなに不安に感じなかったのかなと今でも後悔しています。最初の内申は大幅に上げられるチャンスだと思います。3年生の評定は1学期の評定を含めて見られるので1学期が低いと、2学期に頑張っても評定は上がりません。逆に1学期に評定を上げておけば、2学期は気持ちが楽です。受験生の1年間はヘコむ事が多いと思うけれど、合格したら全部忘れてしまうくらい嬉しいので頑張ってください。
【保護者メッセージ2021】井草高校進学のNさんのお母さま
2年生の頃から塾に行くことを考えていましたが、なかなか本人にエンジンがかからず、だらだらと過ごしていました。3月にはさすがに本人も不安になり、お友達にTSKを紹介してもらって入塾した時はほっとしました。高校受験は兄に続き2人目ということもあり、親の方は見通しがついたのでさほど心配はしていませんでしたが、当初の成績は思ったより悪くて、志望校に合格できたのは先生方の指導のおかげです。本当に感謝しております。
最初の緊急事態宣言の頃はリモート授業だったので、本人はまだのんびりしていたように思いますが、本格的に通塾が始まってからはそれまでとは取り組み方が変わりました。努力すればそれだけ成績も伸びていく、本人が実感したようでまた頑張る、いいサイクルになっていきました。私は仕事で忙しく本人に任せていましたが、今年度は学校見学もままならず、とにかく見学予約を取ることが私の役目と思い、時間休を取って気合いを入れてアクセスしたことは今となってはいい思い出です。
ナマケモノの娘が毎日遅くまで塾に通い頑張る姿は頼もしく、もし思うような結果が出なかったとしてもよく頑張ったね!と心から言ってあげたいと思えました。受験が終わったあと「ママがいつも通りにしていてくれたから、家ではリラックスしていられた」と言っていました。見守ることしか出来ませんでしたが、信頼し合いながら乗り越えることができたのかな?と思います。
あと杉山先生からのLINEは毎回あたたかいメッセージで親子ともにとても励まされました(≧◡≦)いい塾に出会えて良かったと思います。ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。