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【中学生】前回の定期テストの問題を見返していますか?

こんにちは。杉山です。
今回も中学生にテスト前後の授業・面談で伝えていることについて書きます。

これから中学生の期末テストの時期になりますが、前回までのテスト問題をきちんと分析していますか。前回のテスト範囲と今回のテスト範囲は違うから、見ても意味ないだろうと思う生徒が多いですが、それは違います。

テスト問題を作成する先生によって出題の特徴があります。書き問題を中心に出題されているのか、選択問題を中心に出題されているのか。用語を答える問題が多いのか、記述の問題が多いのか、などです。

少なくとも前回のテストは必ず分析をしたうえで、今回のテスト勉強を始めましょう。分析であって、解き直しではないことに注意してください。前回のテスト問題を分析してみようと伝えると、もう一度解き直すだけの生徒がいます。あくまで「出題の特徴」を掴むためにテストを見返します。

ここに見るべきポイントを書いておきます。

【1】どの教材から出題されているのか
学校の教科書、ワーク、授業プリントのどこから出題されているのか。すべての教材から満遍なく出題する先生もいますし、特定の教材からほとんどの問題を出題する先生もいます。

また、出題されている問題が、教科書・ワークと全く同じ問題なのか、数字や単語を一部変えただけでほぼ教科書・ワークと同じ問題なのか、学校教材にはなく別のテキストでの対策が必要な問題なのか。

【2】書き問題なのか、選択問題なのか
【3】用語を答えるのか、記述をするのか
ワークでは選択問題で出題されていても、テスト本番では書き問題として出題される可能性はあります。

選択問題なら解けるけど、書き問題になると解けないという生徒がいます。用語を答えるだけなら書けるけど、具体的な説明や理由を述べる記述問題になると書けないという生徒がいます。理想はどんな出題形式であったとしても、答えられるようにしておくことですが、そこまでの準備ができない生徒は、これまでの問題の傾向を分析して対策をしましょう。

目標点によって異なりますが、教科書・ワークをすべて解けるようになれば80点は取れます。取れない場合は、前述のとおり出題されている問題と勉強している内容がズレています。書きまで求められるのに、選択問題で答えられているからOKとしてしまっている。用語を答える問題が出題されるにも関わらず、複雑な問題ばかり対策をしてしまっているなどです。

教科ごとの詳しい分析の仕方は、別の機会に書こうと思います。

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