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【中3生】いま何のために勉強していますか(2025年度入試組)

【中3生】いま何のために勉強していますか

先週から今週にかけて三者面談を実施しています。主に2つのことについて話をしています。

一つ目は、いま何のために勉強していますか。

TSKに通い始めたのは、成績が良くないから、受験学年になったからという理由がほとんどでしょう。また、受験勉強のゴールは、志望校の合格です。

では、受験勉強を頑張りたいと思ったきっかけは何ですか。

夏休み以降、中3生全員、受験勉強を頑張りたいと思うようになりました。でも実際、自分は頑張れていると自信を持って言える人はどれくらいいますか。

本人だけでなく、お母さん、先生たちから見ても努力できている中3生はいます。取り組む姿勢だけでなく、定期テストの点数や模試の偏差値で結果を出せています。一方で、日頃の勉強を計画通りにこなせていない、そもそもこなそうとすらしていない生徒もいます。

さっきの質問に戻ります。受験勉強を頑張りたいと思ったのはなぜですか。

志望校で楽しい高校生活を過ごしたいと思ったからですよね。学校見学・文化祭に行って、高校生活のイメージが湧き、高校でやりたいこと、行きたい高校が見つかったはずです。

志望校に合格して〇〇をしたいという気持ちを持ち続けられている人は、成績を上げるために、塾に早く来たり遅くまで残ったり、家での勉強時間も増やしたりしています。この結果として、成績も上がっています。

いまの自分はこの状態になれていますか。

勉強を「する」ことばかりに意識が行き、なんで勉強しているのか勉強の「目的」を忘れてしまっている人がいます。いま勉強しているのは、楽しい高校生活を過ごすためだということを思い出してください。

もう一つの話。自分の課題に向き合えていますか。

ここで言う課題とは、教科の勉強内容はもちろん、取り組む姿勢も含みます。

前述のとおり、勉強をしていった結果として、楽しい高校生活を過ごせるようになります。だから、楽しい高校生活のために日々の勉強を全力でやろうと思うことが大事です。

でも、日にちが経つとその気持ちが薄れていってしまう人がいます。このような人はどうすればいいのでしょうか。気持ちが薄れずに勉強を頑張り続けられている人は何が違うのでしょうか。

勉強を始める前に、勉強中に、自分が気をつけるべきことを思い出しているか否かです。

時間の区切りがいいから、ミスした問題の直しをしたから、この教科は苦手だから後回しにしよう、などとこの程度でいいだろうと思って、勉強を終わらせてしまっている人は、成績が変わりません。実際この2ヶ月変わっていないはずです。

一方で、まだ予定した勉強が終わっていないから残って勉強しよう、まだスラスラ解けるようになっていないからもう一度解こう、苦手な教科はできるだけ毎日勉強するようにしよう、と勉強前に・勉強中に気をつけられている人は、頑張ろうという気持ちが持続できています。

ただ、このような生徒たちも、以前はこの程度でいいやと思って勉強していました。でも、自分の課題から目を背けてはいけない、背けたままでは楽しい高校生活を過ごせないと日々思い続けた結果、あたり前のように、授業より早く勉強にしに来たり、遅くまで残ったりしています。これまでの先輩たちも同じでした。

そして先輩たちを見ていると、受験勉強に真剣に取り組めるかによって、高校生活の充実度も変わってきます。受験勉強でやっておいた方がいいこと、やるべきだと思ったことを、妥協せずに取り組めた生徒は、やりたいと考えていること、新しくやりたいと思ったことを、一つでも多くやろうとします。

その一方で、受験期に妥協をすることが多かった生徒は、やりたいと思っていることも思っているだけで行動に移せないことが多いです。もう一度書きます。いまの勉強への取り組みで高校生活の充実度を変えます。いまの自分が避けてしまっていることに対してきちんと向き合ってください。

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