【新中3生Bグループ】授業内容と今後の予定【2019年度入試組】

目次

新中3生(2019年度入試組)

3月1日から始まった新年度も既に1か月が過ぎようとしています。

現在、新中3生は大きく2つのグループに分けて学習を進めています。

TSKでは、3年生のベースカリキュラムを3種類設定しています。
Ⅰ:基本となるスタンダードなカリキュラム(偏差値60以上を目指す生徒用)
Ⅱ:都立共通問題トップ校に“余裕を持って”合格するためのカリキュラム(偏差値65~70を目指す生徒用)
Ⅲ:都立自校作成校などに合格するためのカリキュラム(偏差値70以上を目指す生徒用)

今年度は、Ⅰのカリキュラムで進める子をAグループ、ⅡⅢのカリキュラムで進める子をBグループとして分けています。
※グループ化と言っても、概ねの進度を合わせるだけで、合同で授業を行っているわけではありません。(先生たちが指導しやすいように座席を分けているだけです)

TSKでは、基本的に3年生はⅠのカリキュラムで進めていきます。
ⅡやⅢのカリキュラムで進める子は、定期テストで5教科450点(私立国立の場合は5教科400点ぐらいから)を取れている子、TSKの10項目を満たしている子です。
今年度は、ⅡⅢのカリキュラムで進めていく子が複数名いるため、グループ分けをしています。

今回は、Bグループの方針・授業内容・今後の予定などについて書いていきたいと思います。
Aグループは→「【新中3生Aグループ】授業内容と今後の予定【2019年度入試組】」

 

Bグループ方針

Bグループは、武井(国語・数学・英語・社会・理科)が担当しています。
以下、武井からBグループについての説明。

Bグループは、「原理原則を重んじて淡々と基本を詰めていく。」という方針で進めています。
目標は、共通問題トップ校(竹早・駒場など)や自校作成校(日比谷・戸山・青山・新宿など)合格です。

1学期の主要3科の授業では、“仕組みをしっかり理解して自分のものとしてコントロールできるようにすること”を目標に教えています。

国語は、文構造や日本語の言語的特質、論理展開とその予測、言葉の役割などの基本的な日本語のルールなど。
数学は、関数・図形における基本パターンの構造的理解、全体から部分を求める思考法、比で捉える思考法など。
英語は、文型、句と節、文構造の把握、英語の言語的特質など。

その都度の宿題と、月間課題を出して自学を進めてもらっています。(今後は徐々に宿題を減らし、月間課題を増やしていく予定です。)
TSKの10項目を満たしている子は、中長期的な課題を出しても、ちゃんと自分でマネジメントして学習を進めることができています。

毎回生徒本人と相談しながら宿題・課題・進め方などを設定しています。
英語が得意な子の授業は国数をメインに、国語が得意な子の授業は英数をメインに行うなど、部活動等で忙しい1学期の間は時間的な効率を重視します。

 

現状と授業内容

現時点では、都立高校志望者と国立高校志望者がいます。
いずれにしても5教科すべてにおいて高いレベルを目指すことになります。
また、全員内申をあと1~3ぐらいは上げたいなという状況です。

3月時点の学習状況としては、「まぁまぁ良い」。5段階評価だと「4」ぐらいです。
カリキュラムのスケジュール通りに進められています。
3月の目標「英語・数学の全単元の学習終了」も達成済。(3年生の範囲は昨年12月頃からじっくり進めてきました)

春休み~4月末までの授業内容と月間課題
授業
国語:読解問題のルールと論説文の精読
数学:関数分野の入試問題演習
英語:読解問題の解き方と精読,「文型、句と節」
社会:地理復習
理科:3年単元1つ(学校によって扱う単元が異なる)
※カリキュラムⅡとⅢの生徒で多少異なります。

月間課題
月間課題は個別に設定しています。
全員に共通しているものは、
①理科1,2年単元のマスター(某テキストの基本問題応用問題全38ページをすべて解けるようにすること)
②相似・円・三平方の定理の総復習(3月に扱ったテキストの問題をすべて解けるようにすること)
③英文法総復習

4月中旬に行うVもぎ過去問のとりあえずの目標(現時点の偏差値はあまり当てにはなりません)
国語:SS60
数学:SS60
英語:SS60
社会:SS50
理科:SS55
※SSはスタンダードスコア(偏差値)の略

実際は個別に設定し、生徒たちに伝えてあります。
また、4月に行うVもぎの過去問は、重要なものではないということも伝えてあります。(モチベーションを保つためにTSKの3年生全員に行うものです)
とにかく今は、テキストの基本的な内容をすべて理解することが大切だと伝えています。

7月に別のVもぎの過去問を5教科分解く予定ですが、そこでの目標偏差値(3科65以上・5科60以上)が当面の全体目標です。

 

今後の予定と目標

1学期は、基本的なことを淡々と行っていくだけです。
まずは、原理や仕組みをしっかり理解し、問題を見たときにそのストラクチャーを把捉できるように基本を身につけることが目標です。

国語・数学・英語の3科に関しては、1学期のうちに都立共通問題満点を目標にし、最低でも8月末までには全員共通問題90点以上を取れるレベルになれるようにスケジュールやストラテジーを組んでいきます。

スケジュールや内容的に1学期が最も大変だと思いますが、コミュニケーションを大事にしながら頑張って一緒に乗り越えていきたいと思っています。

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