【中3生】定期テストだめ、Vもぎ偏差値上がらず【2020年度入試組】

目次

定期テストだめ、Vもぎ偏差値上がらず

こんにちは。杉山です。
夏期講習に入る前に、中3生の現状について書いておきます。

定期テストの結果

中3生12名分の5教科の総合得点
436、411、409、406、403、401
400、395、383、380、303、288

模試の偏差値

7月に実施した模試の結果
〇3教科の偏差値
65、59、58、56、54、53
52、52、49、46、46、45

〇5教科の偏差値
61、60、57、53、52、52
51、49、49、47、45、42

〇内申点を含めた総合得点(1000点満点)
783、776、776、712、707、692
677、673、644、642、602、544
*文京高校(偏差値60の都立高校)に合格するには、総合得点で780点が目安です。

率直な感想

定期テスト結果について。
正直、長い準備期間をかけたわりに「この点数!」という答案が多かったです。はじめて400点を超えた生徒が複数名いましたが、評定3と4の境目という得点ばかりでした。評定5が狙える90点台も全体の1割程度でした。

Vもぎの結果について。
前回の模試とほぼ同じ結果で、成績が伸びた生徒は1名だけでした。偏差値60に届いた生徒は2名、一方で偏差値50に届いていない生徒は半数ほどいます。また、内申点も含めた総合得点では、TSKが目指している文京高校レベル(偏差値60の高校)以上をクリアしている生徒は1名しかいないのが現状です。

現高2生・現高1生は、中2冬~中3夏で偏差値を10上げ、受験終了時の偏差値は平均して60でした。今年の中3生も偏差値60の目標は同じです。
しかし、現高2生・現高1生はもともとの偏差値が40台後半でしたが、現中3生に関しては偏差値40台前半・30台後半からのスタートです。夏休み前の模試で偏差値50前後ですので、この夏休みだけで偏差値をあと10上げなければなりません。
かなり厳しい状況です。

昨年から書き続けていることですが、今年の中3生はTSK史上最も学力が低い学年です。本当に単純なこともスムーズにクリアできず、何度も何度も一緒に確認してやっと普通か普通以下まで持ってこれるかどうかという状態の生徒が多いです。
昨年の中3生も勉強の質が低く、「ミスをなくす方法を自ら考えられない」「指示されたことを”ただ”やるだけ(それ以上のことをしようとしない)」などが原因で、成績が冬までなかなか上がりませんでした。今年の中3生も現時点では同じ状態です。成績が上がる時期が遅ければ遅いほど、志望校を下げる可能性は高くなります。

明後日もらう通知表でオール4はTSKの最低ライン。
しかし、それに届いている生徒はおそらく1名しかいないでしょう。成績面も、取り組み面も、先生たちが求められているレベルには、まだまだ程遠いです。
自分たちの現状を理解し、冬に第一志望校に合格できるよう、覚悟を決めて夏期講習に臨んでください。

夏が始まります。

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