【新高校3年生】春休み中に”絶対に”やっておくべき”たった1つ”の勉強

【新高校3年生】春休み中に”絶対に”やっておかなければならない”たった1つの勉強”

こんにちは。杉山です。
新中学1年生から書いてきた「春休み中にやっておくべき勉強」シリーズも今回が最後になります。今回は新高校3年生に向けて書きます。

■志望校に合格したいなら過去問を分析せよ!
春休み中に絶対にやっておかなければならない勉強はたった1つ。「志望校の過去問分析」です。志望校の過去問分析が遅ければ遅いほど、合格の可能性が下がります。
「過去問ってこんなに早く解いていいの!?」「力がついてから過去問って解くものじゃないの!?」って多くの人が思ったはずですが、それは間違っています。たしかに、過去問演習を始めるのは秋です。しかし、入試問題を分析するのは早ければ早いほどいい。その理由について説明していきます。

合格の可能性を上げるのに必要なことは?

早い時期に過去問分析をする理由を説明する前に、まず「合格の可能性を上げるのに必要なこと」について話をします。

『新・受験勉強入門勉強法マニュアル』『数学は暗記だ!』など受験指導に定評のある和田秀樹先生は、難関大に合格する受験生の5つの条件を次のように述べています。5つの条件の中で、今回は「その1」「その2」に着目してもらいたいです。

【引用部分・はじめ】

その1:完璧主義は捨て、ムダを省いて要領よく勉強
その2:達成可能な目標&計画を立てて実行する
その3:できない理由を冷静に分析し、自己修正できる
その4:自分に合った受験スタイルを早期に確立する
その5:気持ちを切り替える術を知っている

その1:完璧主義は捨て、ムダを省いて要領よく勉強
入試では満点をとる必要はないし、全科目で高得点をとる必要もない。つまり、受験科目トータルで志望校の合格最低点に到達すれば合格できるわけであり、この最低ラインの突破を目標にすればいいのだ。
そのうえで、受験までの限られた時間で効率よく得点を伸ばせる“要領のよい勉強”をすることだ。志望校に特化した対策をする、勉強しても伸びない苦手分野に執着せず、同じ時間でより伸びが期待できる分野に力を入れるなど、ムダを省いた合理的な勉強を心がけてほしい。

その2:達成可能な目標&計画を立てて実行する
難関大合格者に共通しているのが、現実的かつ具体的な目標設定をしていること。「国語で何点、数学で何点…、トータルで何点」と具体的な数値目標を設定し、各科目の学習目標も明確にしよう。
さらに、目標達成のための学習プランについても、現実的で達成可能かつ具体的なことが重要だ。目標達成のために何が必要か、今の自分には何が不足しているかを明確にしたうえで、入試本番から逆算してプランニングする。

【引用部分・おわり】
【引用元:大学受験パスナビ 【難関大突破の極意!】合格する受験生・5つの条件

「最低ラインの突破を目標にすればいい」「志望校に特化した対策」「目標達成に何が必要か」「今の自分には何が不足しているか」「入試本番から逆算」どれも本番の試験について理解していないと考えることができないことです。
つまり、過去問を分析しない状態で、この5つの条件の「その1」「その2」を満たすことはできません。それは合格の可能性が下がることを意味します。

 

過去問を分析しない=合格を遠ざける行為

過去問を分析しないまま受験勉強を進めてしまうと、無駄な努力・遠回りな勉強ばかりをして、合格にたどり着く可能性を下げてしまいます。

過去問を解かずに受験勉強を始めることは、ゴールを知らずにマラソンを走るのと同じです。ゴールの位置も知らずに走らされたらどうなるでしょうか?「どこまで走ればいいの?」「走る道はここであってるの?」「どのくらいのペースで走ればいいの?」などと思うはずです。過去問を解いて自分の勉強のゴールを明確にすることで、「どのくらいのペースで勉強しないと間に合わないか」「どんな勉強をする必要があるか」などを把握することができます。だから、過去問を早めに一度解くべきなのです。

次の表を見てください。この表は、共通テスト・青山学院の全学部・法学部・理工学部の英語の試験内容を簡単にまとめたものです。

同じ英語の試験でも異なる点が見られますね。
共通テストは他試験にはないリスニングがありますし、青山学院の法学部の試験には自由英作文が出題されます。共通テスト利用をするのにリスニング対策をしないのはありえませんですし、利用しないのであればリスニング対策は必要なくなります。また、同じ文法語法問題であっても、空欄補充で出題されることがあれば、整序で出題されることもあります。整序問題が出題されるのなら、その対策をしなくてはなりませんね。

このように過去問に直接触れることで見えてくるものがあります。問題をざっと見ただけでこれだけの情報を得ることができるので、実際に問題を解けばもっとたくさんの有益な情報が過去問には詰まっていることに気づくはずです。

合格するためには、志望校の入試問題を解けるようにならなければなりません。そのためには、過去問を分析をして、必要な勉強内容を考えることが、合格への最短のルートです。これをせずに勉強を始めたところで、目標地点である「合格」に近づいているかわかりません。一歩も近づくことなく、時間だけが経過している可能性だってあります。

 

過去問分析って具体的に何をすればいいの?

授業で直接指導しますが、過去問分析の仕方を簡単に書いておきます。
1年分の問題を受験科目すべて解きましょう。この時、わからない問題については教科書や問題集を使ってよいので、とにかく問題を解いてください。ここで大事なことは、出題形式、範囲、傾向・頻出分野、問題難易度、そして合格最低点などを体感することです。

合格最低点がわかれば、どの問題を正解できるようになれば志望校の合格に近づけるかイメージできるようになります。これにより、毎日の勉強で必要なことが分かってきます。ただし、合格最低点付近での合格を前提に計画を立てることはあまり勧めません。入試本番では緊張して練習通りの力を出し切れなかったり、苦手分野が集中的に出題されたりして、合格最低点に届かない可能性があるからです。合格最低点を1割上回るような勉強を計画した方がよいです。

最後に

「志望校に合格したいなら過去問分析をせよ」ということについて書いてきましたが、それでも過去問を解くのが怖いと思う人がいるでしょう。「全く点数を取れなかったらどうしよう…」「ここから点数が本当に伸びるかな…」と考えてしまい、なかなか過去問に手を出そうとしない人です。
しかし、過去問はいずれ解くことになりますし、3月4月の時点で解けなくて当たり前です。この時点で解けているなら勉強する必要はなくなります。逆にあとで解けば解くほど、点数が取れるのか不安に感じやすくなるはずです。また、あとで解いて「間違った勉強をしていた…」と気づいても取り返しがつきません。
志望校が決まっているなら、この春休みに全科目の過去問を絶対に分析するべきです。新高校3年生、志望校に合格したいなら過去問を分析せよ!

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