【中学生】高校受験における内申点の重要性について

高校受験における内申点の重要性について

こんにちは。杉山です。
今回は、高校受験における内申点の重要性について書きます。

内申点とは何か

内申点の重要性について説明する前に、内申点そのものの説明をします。
内申点とは、調査書に記載される成績を点数化したものです。調査書に記載される成績とは、東京都の場合は中学3年生の2学期の9教科の評定です。評定のつけ方は学校や担当の先生によって異なりますが、基本的に「定期テストの点数」「授業態度や提出物など平常点」で評価されます。

都立入試と私立入試で異なる内申点のつけ方

次に都立入試と私立入試で異なる内申点のつけ方について書きます。
入試形態によっても内申の扱い方が異なりますので、今回は中3生の大半が受験する「都立の一般入試」と「私立の推薦入試」における内申点について書きます。

都立高校の一般入試

都立の一般入試では、副教科の評定を2倍した換算内申というものを使用します。主要教科は5教科で25ポイント、副教科は4教科で2倍されるので40ポイント、その2つを合わせた65ポイントが換算内申の満点となります。
また、都立の一般入試では、「当日の得点」と「内申点」を合わせた1000点満点の総合点で合否を決めることになっていますが、そのうちの30%つまり300点は内申点が占めています。換算内申65ポイントに対して内申点が300点ですので、換算内申が1ポイントで総合点で5点ほどの差が生じます。

私立高校の推薦入試(単願・併願優遇)

私立の推薦入試では、3教科、5教科、9教科いずれかの評定の合計をそのまま使用することになります。推薦の基準は各高校によって異なりますが、ほとんどの高校は内申点で基準を設けています。上位校(GMARCHなどの大学附属校)では基準を超えた上で、当日に筆記試験や面接などの試験があります。そのため、基準を超えても出願ができるだけで合格は約束されていません。その他の高校では、基準を超えれば合格がほぼ確定します。

大学受験とは異なり、都立を受験するにしても、私立を受験するにしても、学校の成績が加味されることが高校受験の特徴です。

内申点の重要性について

ここからは具体的な高校を取り上げ、都立高校の目安内申点、私立高校の基準内申点を見ていきます。

都立高校

戸山高校(偏差値72)→ 換算内申の目安58~57
竹早高校(偏差値67)→ 換算内申の目安57~55
北園高校(偏差値64)→ 換算内申の目安55~53
文京高校(偏差値61)→ 換算内申の目安53~50
豊島高校(偏差値57)→ 換算内申の目安48~46
向丘高校(偏差値55)→ 換算内申の目安47~45
高島高校(偏差値51)→ 換算内申の目安44~42

換算内申と素内申(9科)の目安
換算内申65 → オール5
換算内申59 → 5と4が半分ずつ
換算内申52 → オール4
換算内申46 → 4と3が半分ずつ
換算内申39 → オール3

文京高校(偏差値60の高校)を目指すならオール4が最低条件、竹早や北園を志望校として考える人は5と4が半分ずつの成績が必要です。オール3しかない中学1年生2年生が文京高校以上は行きたいとよく口にしますが、オール3では高島高校(偏差値50の高校)の目安にも届きません。評定3を当たり前と考え、評定4が取れたら満足する中学生がいますが、そのような状態で都立高校を目指すのは危険です。

もちろん、都立入試では内申点は基準ではなくあくまで目安に過ぎませんが、内申点が目安より低い場合は合格の可能性は当然下がります。当日の筆記テストの点数で補うことは不可能ではありませんが、上位校を目指す生徒は内申点も筆記テストの点数も取れるのが当たり前です。都立高校に進学をしたいなら最低でも4と3が半分ずつないと厳しいですし、文京以上の都立高校を目指すならオール4以上の成績が不可欠です。

私立高校

中央大学高校(偏差値72)→ 内申点の基準:単願37(出願基準)
明治学院高校(偏差値67)→ 内申点の基準:単願36(出願基準)
日大二高校(偏差値66) → 内申点の基準:単願35(出願基準)
日大鶴丘高校(偏差値64)→ 内申点の基準:単願35、併願23(併願は5科)
日大櫻丘高校(偏差値61)→ 内申点の基準:単願22、併願23(ともに5科)
帝京高校(偏差値56)  → 内申点の基準:単願30、併願34

都立高校と同じく、オール4近く取れていないと厳しいです。5教科で基準を設定している高校は5と4が半分ずつ取れてないと出願ができません。
都立・私立問わずオール4以上の成績がないと受験できない高校が多いです。仮に受験をしてもかなり厳しい状況で当日のテストを迎えることになります。中学1年生2年生のほとんどの子は、このことを知りません。オール3や3と4が半分ずつあれば、そこそこのレベルの高校を受験できると思っています。決して内申点、学校の成績を軽んじてはいけません。

最後に

中3でオール4以上取りたい人は、中2の定期テストで最低でも380点以上は取れていないと厳しいです。
東京都は中3の成績しか入試に使用しませんが、3年生になってから真面目に取り組んでも内申はすぐには上がりません。結果的に受験校を変えることになります。中3の成績の伸びは中2までの取り組みでほぼ決まっています。中2生はあと半年で3年生になります。今の状態で3年生を迎えても平気なのか考えてください。

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