【新中学3年生】春休み中に”絶対”にやっておくべき”たった1つの勉強”

はじめに

こんにちは。杉山です。
昨日『新中学2年生が春休み中に絶対にやっておくべき3つの勉強』について紹介しましたが、今回は新中学3生に向けて書きます。

【新中学3年生】春休み中に”絶対に”やっておかなければならない”1つの勉強”

新中学3年生が春休み中に絶対やっておかなければならない勉強はたった1つ。
それは「春休みの課題」です。

春休みの課題の取り組み方次第で、1年後の受験結果は変わってきます。
ほとんどの人が、宿題をやるのは当たり前でしょ!?って思ったはず。しかし”ただやれば”いい訳ではありません。2年の頃と同じく取り組みでは絶対にダメです。高校入試で重要となる「内申点」はこの「春休みの課題」から始まっています。

「内申点ってそんなに大事なの?」

高校入試では、都立志望でも私立志望でも内申点が重要になってきます。
新中学3年生なら、このことは中学校の先生から散々話をされてきたでしょう。と言っても、実際どのように入試に関わってくるのか理解していない人が多いと思います。
内申点についてあまり知らない方のために、以前に書いた記事『【中学生】高校受験における内申点の重要性について』を載せておきますので、先にこちらをお読みください。

「内申点を上げるためには何をすべきなの?」

内申点を上げるためには各教科の評定を上げる必要がありますが、その評定は具体的に何をすれば上がるのかについて見ていきましょう。
そもそも各教科の評価項目が、どのようなものから構成されているのかというと、「授業態度」「テスト」「レポート」「作品」などです。授業態度は、授業中の発言・ノート・レポートなどが評価対象になります。テストは、休み明けテスト・単元テスト・定期テストなどです(教科によっては、単元テストの代わりにレポート、作品など対象になります)。これを踏まえて次の表を見てください。

この表は、評定の評価項目とその配点、そして2人の生徒の達成度を示したものです(説明のために簡易化したものですので、実際の評価項目と異なっています)。

*100点満点で、79点以下は評定3、80点~89点は評定4、90点以上は評定5になります。
*授業態度の項目で、達成度100%を取るためには、積極的な発言や提出物の工夫などのプラスαの取り組みが必要です。発言をあまりせず、提出物を最低限の取り組みしかしていない場合は達成度80%程度となります。

そして、この中でもTSKが重視しているものは、①休み明けテスト・単元テスト、②授業態度の2つです。

休み明け、単元テストについて

単元テスト・休み明けテストを重視している理由は3つあります。
1つ目の理由は、休み明けテスト・単元テストはテスト日が教科によって異なるため、その1教科を集中的に勉強でき、定期テストに比べると点数が取りやすいからです。定期テストは9教科まとめてテストがあるため、どうしても1教科にかけられる時間が減ってしまい、点数が下げる傾向にあります。

2つ目の理由は、単元テスト・休み明けテストを全力で取り組めない生徒は、発言や提出物の工夫などの面倒な取り組みができないからです。これについては、あとで詳しく話します。

休み明けテスト、単元テストで点数が取れないと、その時点で評定「4」や「5」をとることが難しくなります。
そして、春休み明けのテストは、中3生が最も油断しているテストでもあります。春休み中に、対策をしっかりしておくことで、ライバルに大きくリードを取って受験生活をスタートしなくてはなりません。
逆に、次回の春休み明けテストで点数が取れないと、大きく出遅れ、難易度の高い苦しい受験生生活になるでしょう。内申点は本当に大切です。そして、内申点を取るには、適切な準備が不可欠だということです。

授業態度について

授業態度を重視している理由は単純です。定期テストで取らなければならない点数を、できるだけ下げたいからです。定期テスト以外の項目で点数が稼げていれば、評定アップに必要な定期テストの点数を下げることができます。

以上の理由から、TSKでは①休み明けテスト・単元テスト、②授業態度を重視しています。

 

春休みの課題を真剣に取り組まない=志望校の選択肢が大幅に減ります

勉強に対する姿勢を変えようとしないまま、この春休みを過ごしてしまうと、これまでのテストで60点70点台だった生徒は、文京や井草などの偏差値60の高校に合格するのはかなり難しいです。

『【中学生】高校受験における内申点の重要性について』にも書きましたが、偏差値60以上の高校を受験するにあたり内申がオール4以上でないと、周りの受験生より内申点が低い状態で当日の試験を受けることになります。これまでのテストで60点70点台の生徒の通知表は、オール3のケースがほとんどです。オール3では偏差値50の高校を合格するのでさえ厳しいです。

春休みの課題が取れなかったら、その後のテストや提出物などで挽回をすればいいのではないかと考える人がいるでしょう。もちろんそれが実際にできるなら、現時点でオール3の通知表でもオール4以上にすることはできます。しかし実際にそれができる生徒はほとんど存在しません。
考えてみてください。10日しかない春休みに努力できない人が、日頃からコツコツしなければならない発言や提出物の工夫などをできるでしょうか。春休みの課題が大事だとわかっていたのに、休み明けテストで60点しか取れなかった人が、わざわざ授業外のプラスαの取り組みをする可能性はかなり低いと思います。
ここでもう一度先ほどの表を見てみましょう。

春休みの課題をしっかり取り組めた生徒は、点数を稼ぎやすいところで点数を取ろうとします。その結果、仮に定期テストで70点を取っても、達成度は80%を超え評定4をもらえるでしょう。一方、春休みの課題を何となく取り組んだ生徒は、発言や提出物なども最低限のことしかやらない可能性が高いので、仮に単元テストや定期テストで80点を取っても達成度は80%を下回り、評定4には届きません。
現在の評定が4で、5に上げたいと思っている人たちも同じです。評定を一段階上げたいと考えている人は、春休みの課題・休み明けテストは入試本番という認識で取り組みましょう。来週学校から渡される課題は、すべて中学3年生の評価に入ります。数学の確率のテスト、英語のスペリングコンテスト、美術の作品、家庭科や保健のレポート課題など副教科も含めて、すべて1年後の受験に繋がっています。

 

最後に

春休みの課題の重要性について書いてきましたが、それでもまだ具体的に志望校が決まっていないから頑張れないと思う人がいるでしょう。これはよく学習相談でも頂く相談事です。内申は大切と理解していても、1年後の入試に向けて全力で取り組める中学3年生はあまりいません。

ただ現時点で志望校が決まっていなくても、騙されたと思って春休みの課題を全力で取り組んでみてください。
ほとんどの生徒の勉強に前向きになる流れが、「テスト勉強をこれまでの何倍も取り組んだ」→「テストの点数が上がった」→「モチベーションが上がり次のテストも頑張る」、この「行動の変化」→「気持ちの変化」→「行動の変化」の流れです。はじめの行動が、夏休みの学校見学会や秋の説明会に行くことも選択肢の一つですが、そこから全力で受験勉強を始めたところで、1学期の成績は変わりません。せっかく行きたいと思える高校が見つかっても、志望校を諦めることになるかもしれません。
ですので、ひとまず春休みの課題を全力で取り組んでみてください。全力で取り組んだ結果、きっとこれまでには抱かなかった感情を抱くはずです。

春休みの課題が完璧という人は、中1中2英語の総復習、中1中2計算の総復習もやっておくといいでしょう。3年生の勉強は1年生2年生の勉強がベースになっていますので、3年生の勉強を始める前に2年生までの勉強をしっかり復習をしておくことが大事です。

絶対にやるべきことはたった一つ。
「休み明けテストに向けて、春休みの課題を本気で取り組む!」
これに尽きます。

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