【中3生】受験を終えて伝えたこと(2024年度入試組)

【中3生】受験を終えて伝えたこと(2024年度入試組)
一年間以上にわたる受験勉強、お疲れさまでした。受験を終えたみんなに伝えておきたいことがあります。

志望校に合格した人へ
あらためて、合格おめでとう。目標にむけて勉強してきて、その結果として手にしたものなので、達成感は大きいでしょう。よく頑張りました。

都立一般もふくめ、発表から少し時間が経った今だからこそ、嫌なことも含め伝えておきたいことを書きます。

志望校合格は先生もとても嬉しいです。でも、志望校に合格したからと言って、これからの3年間が楽しく、充実した日々になる訳ではありません。今はまだ、自分が望んでいた環境で3年間を過ごせるようになったに過ぎません。充実した高校生活を過ごせるかは、これからのみんな次第です。

(受験前にも伝えましたが)
12月12日に書いた「志望校でやりたいこと」のために、みんなは勉強してきたはずです。だから、やりたいと考えていたこと、新しく増えたこと、これから増えること、すべてやってください。

部活を頑張りたいなら全力で取り組んでください。放課後友だちと遊びに行きたいと思っているなら存分に遊んでください。勉強を頑張りたいと思っているなら良い成績がとれるように勉強してください。行事を楽しみにしているなら行事の委員会に入ってください。髪を染めたいと思っているなら染めてください。

やりたいと考えていたことをやった時に、きっとこう思います。

この高校に通えてよかった。受験勉強を頑張ってよかった。嫌なことに向き合ってよかった。と心から思えるでしょう。12月に話をしてくれたH先輩は、毎日思っているらしいです。

いまのみんなも、合格できてよかった。受験勉強を頑張ってよかったと思えているでしょう。でも、本当の意味で、受験勉強を一生懸命やってよかったと実感できるのは、やりたかったことをやれた時です。

そして、それを実感できた人は、勉強に限らず、また新しい目標に向けて、おのずと努力できる人になれているでしょう。先生は個人的に、それをみんなには求めて受験勉強をサポートしてきたつもりではいます。

来月から始まる高校生活。新しい友達や先輩との出会い、勉強や部活を頑張っている話を聞けるのを楽しみにしています。

望んだ結果にならなかった人へ
まずは受験お疲れさま。また、したくもなかった結果の報告ありがとう。

ここに書いたことを、すぐには理解できないと思います。それでも先生が伝えられることを書いておきます。

12月に聞いた、H先輩たちの話を覚えていますか。

H先輩たちは、希望通りの結果にならなかったとしても、高校生活は楽しめるよと話をしてくれました。でも、先生はこのことについて触れてきませんでした。その理由は、先生は半分しかそう思えていないからです。

合格できなかった高校には、みんなが思っていたとおり、その学校でしか叶えられないことがあったはずです。それを手に入れたいから、みんなはしんどいと感じながらも勉強をしていました。

ただそれでも、志望校での高校生活は叶わず、別の環境で3年間を過ごすことになります。これを受け入れるには、誰かからの言葉ではなく、時間をかけて自分の中で気持ちを整理するしかありません。

中学の友だちとふざけたり、高校の友だちと遊んだりするなかで、少しずつ気持ちが整理されていくでしょう。もちろん受験のことを思い出す度に、ネガティブな気持ちは蘇ってくると思います。

でも、新しい環境の良いところは良いところとして、しっかり見るようにしてください。部活や行事、勉強に不満を感じても、友だちには恵まれている。勉強や部活を頑張る友だちが仮に少なかったとしても、毎日一緒に笑って過ごせる友だちがいる。もし思えたら、きちんとそれを喜んでください。

周囲に努力をする人があまりいなかったとしても、自分自身が勉強や部活を頑張ることはできます。新しい目標を立てられない・頑張れない原因を環境のせいにだけはしないでください。

高校受験は望んだ結果になりませんでした。それでも、結果を受け止めたうえで、新しい環境でできることを一生懸命に取り組めば、充実した日々を過ごせます。

もう一つ。受験前の1月に、積み木の話をしたのを覚えていますか。そのときに、積み木がばらばらになるという言葉を書きました。でも、これは間違っています。

今はばらばらになっているように感じるでしょう。でも、1ヶ月・3ヶ月・半年と時間が経ったときに、そうでないと実感します。

これから、お母さん・お父さん、学校の先生や友だち、学生の先生たちに、「以前は〇〇だったのに、受験勉強を通して〇〇ができるようになったよね」と言われることがあるでしょう。今のみんなはそれを聞いても何も感じないと思いますが、ある時たしかにそうだなと実感する瞬間がきっと来ます。

「努力するのは自分」「積み木はばらばらになっていない」この2つに気づけたら、先輩たちが話していた、どの高校に行っても楽しく充実した日々を過ごせるようになります。

最後に
受験生活を通して、何か感じたことはありますか。先生が個別に伝えたいことはありますが、今はみんなに共通することを伝えます。

目標に向かってひたむきに頑張る姿は、周囲にも力を与えます。

秋頃に、お母さん・お父さんは、なぜ毎週のようにお弁当を作ってくれるのか、遅い帰宅時間に合わせて夕飯の準備をしてくれるのか、勉強を手伝ってくれるのか。学生の先生たちが、なぜ授業が終わっても、個別に勉強を教えてくれるのか、相談に乗ってくるのか。と質問をしました。あの時はまだ、質問の答えがわからなかった人も、今ならわかりますよね。

お母さんも、お父さんも、先生たちも、努力しているみんなを応援したいという気持ちがあったから、できることは何でも協力してあげたいと思っていたはずです。

はじめは、親だから・先生だからという気持ちから、協力してくれていたことがあるかもしれません。でも、みんなの成長していく姿を目の当たりにして、みんなのために、できることはしたいという気持ちが強まっていったはずです。

まっすぐな気持ちで、目標にむかって努力している姿には、周囲の人の想いや行動を変える力があります。少なくとも先生は、みんなの影響を受けていました。

これから先も新しい目標ができたら、それを達成できるように一生懸命取り組んでください。周囲の人もそれが叶うように必ず応援してくれます。

中3生のみんな、一年間本当にお疲れさまでした。先生にとって充実した一年になりました。ありがとうございました。

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