【受験体験記2019】清瀬高校進学Kくん

目次

【受験体験記2019】清瀬高校進学Kくん

入塾時期とそれまでの自分の状況

僕はTSKに入塾する前はそんなに勉強してなかったです。
ずっと勉強しようと思ってたけど、習慣がなかったから勉強してませんでした。
学年でも100人中30番くらいと中の上でした。
ソフトテニスしかしていませんでした。毎日練習してご飯をたくさん食べていました。

受験生の1年間を振り返って

最初はとても焦っていた。
塾の中で頭の良い女の子3人に負けないように、がんばっていた。
しかし、あんまり理解せずに進めていたので、結局やり直すことになってしまった。この時間が無駄であった。(※1)
定期テストの結果は100人中13番くらいととても上がった。
僕は毎日、全部の教科を勉強することを意識していた。毎日、やれることは少ないが、毎日やることにより意味があると思っていた。

※1:彼に何かを書かせると太宰治のような文体になったり偉そうな文体になってしまいますが、彼なりにかなり成長(国語偏差値28→45)したので温かい目で見てあげてください。

受験直前と当日の心境、受験を終えての感想

学校に着く前までは緊張していたが、着いてからはあまり緊張していなかった。
僕は心を無にしていたので、心境というものはない。
受験が終わった時、終わったと思ったが、高校でもがんばろうと思ったので特に喜びはなかった。(※2)

※2:ちょっと全体的に何を言ってるのかわからないので、こちらで補足します。
彼は、推薦入試で合格しました。我々としては“推薦ではなく一般入試で合格してほしい”と思っていました。彼の言語能力(国語力)や適応力等は推薦入試にはかなわない状況でした。もし合格しても“単純に内申が高かったおかげ”という捉え方をしてしまい、“これまでの勉強(努力)が結果に繋がった”という捉え方を本人はできないんじゃないかと危惧していました。
模試や塾での判定でも、常にS判定(北園が常にA~S判定)でしたので、一般入試で合格してもらいたい(そちらの方がこれまでの頑張りが報われて本人の自信にもなる)と思っていました。
しかし、推薦入試の結果は合格。
彼の性格だからすぐに調子に乗りそうだと思っていましたが、合格の当日に「みんなが終わるまで自分も都立の勉強を続けます」と言い、他の誰よりも集中し、他の誰よりも“もっと点数を上げよう!”という気持ちを強く持って遅くまで残って勉強を続けていました。我々の心配はただの杞憂でした。
おそらく本当に「合格を知っても特に喜びはなかった」のでしょう。むしろ少し残念そうでしたね。「一般入試で自分の力を試したい!」という思いが強く一般入試の翌日にこちらで問題冊子を用意し、受験生と同じタイムスケジュールで問題を解きました。彼の高校受験は他の子に1日遅れてこの日に終わりました。推薦入試の発表日が彼の中で“区切り”にはならなかったのはとても感心しています。
現在も殆ど毎日塾へ来て、受験勉強と変わらない熱量で高校内容の予習に励んでいます。
今年の3年生は、秋の状態からは全く想像できませんが、全員が入試を終えても気を抜くことなく毎日のように塾へ来て高校の予習をしています。
「家に居てもやることないんで勉強したいです」「勉強してないと気持ち悪くなります」と言ってきます。結果よりもこういう部分にとても成長を感じます。

志望校を決めた時期や理由など

僕は、夏休み前にはもう決めていたと思う。
僕はテニスコートが5面あってソフトテニスが強いからその高校を志望した。ただそれだけである。

後輩へのアドバイス

毎日勉強すること。遊び時間より勉強時間を多くする。比率は4:6(※3)(※4)
諦めずにやればきっとできる。僕もそうだったから。
遊びたいなら勉強の時間を削らずに時間を作ればいい。

※3:比率4:6じゃ勉強のほうが少ないじゃん笑
※4:ちなみに彼はほぼ10:0。塾が休みの日にも「勉強したいんで来ていいですか?」と無理なお願いを毎週(断られるのをわかっているのに)してくるくらいでした。すぐかっこつけようとするのでこんなことを言っていますが、5科偏差値30台から60台まで上がったのは、遊びを封印して勉強だけに集中していたおかげです。鵜呑みにしないでください。

関連記事

  1. 都立受験にむけて~試験日程決まる~
  2. 高校入試  進学先(2024年度入試組)
  3. 【中3生】学年平均偏差値50届かず(第3回模試結果)
  4. 【中3生】第3回模試の結果(2022年7月実施)
  5. 冬期講習&年末に際して【ご報告とご挨拶】
  6. 【新中学1年生】新学期に入る前にやっておきたいこと【基礎学力】
  7. 平成29年度都立高校入試関連記事一覧
  8. 【その③】演習不足の子の場合

アーカイブ

最近の記事

PAGE TOP