目次
【中2生】期末テスト結果 その1
期末テストの結果が返却され始めました。何回かにわけて総括を書きたいと思います。
今回はテスト日程が早かった生徒の結果について書いていきます。
音羽中2年男子
期末テスト結果と前回との比較(前回の点数→今回の点数)
国語:71点→87点 16点UP
数学:82点→95点 13点UP
英語:73点→85点 12点UP
社会:47点→70点 23点UP
理科:73点→83点 10点UP
5科:346点→420点 74点UP
【本人の感想・反省など】
○テストまでの取り組みについて
今回のテストは5科と保健体育を重点的にがんばりました。国語はあまり出来ていなかった漢字を覚えて、英語と数学と理科は苦手なところを復習し、点がものすごく低かった保健体育はくり返し練習してできるようにしました。その反面、社会、音楽、美術、技術家庭はあまり勉強できませんでした。全体的に観ると、これまでよりよく取り組めたと思います。
○テスト結果について
テスト前の勉強通り、国語、数学、英語、社会、理科、保健体育は目標点以上の点数が取れていてよかったです。更にあまり勉強をしていなかった美術、技術家庭は思ったよりできていて、○の数が多かったです。でも凡ミスも多かったです。
○次回のテストの目標や今後の取り組みについて
今回のテストの点数から、国語、理科、英語、保体は今の点数を少し上げて90点を目指し、音楽と技術家庭は70点を目指し、ほとんどの教科で凡ミスがあったので、凡ミスを減らし、次回のテストでは9科を700点台にしていきたいです。
【杉山からのコメント】
中1の冬休みに入塾した彼にとって、入塾後2回目のテストでした。
前回のテストから74点。入塾時からは102点アップしました。そして初めて5教科計で400点を超えました。TSK中学生の第一目標である400点をクリアしました。
前回のテストでは、英語・数学・理科の3教科のみの対策でしたが、今回のテストでははじめて5教科の対策を行いました。3月から5月上旬までは英語・数学の先取りを、5月中旬以降は英語・数学はテスト形式での演習、未定着内容の補強を行いました。
また、国語・社会・理科の対策を始めたのもこの時期です。英語と数学は、確認テストで正答率9割を超えるまで、それぞれ8回と6回ずつ繰り返しました。また、その演習で未定着だった内容は毎回テキストに戻り復習を行いました。
テスト前の本人の目標点は、国語60点・数学80点・英語70点・社会70点・理科60点・5科計340点と低い目標でしたが、実際の得点はそれを10点以上上回りました。本人も「まぁよかったです」と言いながら、答案を見せてくれました。
期待を込めて少し厳しいことを2つ伝えました。
1つ目は「時間をかけた英語は90点を超えてほしかった」ということです。
前回までに90点以上取れたテストがなかった中で、今回数学で90点以上を取れたのは頑張ったと思います。ただ、一番時間をかけてきた英語が90点に届かなかったのは残念です。次回のテストでリベンジしてほしいです。
2つ目は「TSKで行った確認テストをもっと少ない回数でクリアしなければならない」ということです。これはとても大事なことです。
彼以外の中2生全員に言えることですが、とにかく○が付くようになるまでの演習回数が多すぎます(10回やって初めて〇が付くなど)。これまでTSKで見てきた学年と比較しても、定着力・吸収力においてはかなりの差があります。
中2なら定期テストにむけた勉強に専念できますが、中3では入試本番にむけた勉強もしなければなりません。当然、定期テストに費やせる勉強時間が減り、1つ1つの勉強に質の高さが求められます。回数を重ねることはもちろん大切なことですが、少ない回数でクリアできるように日頃の学習から意識してほしいです。
西池袋中2年男子
期末テスト結果と前回との比較(前回の点数→今回の点数)
国語:67点→61点 6点DOWN
数学:63点→92点 29点UP
英語:70点→61点 9点DOWN
社会:58点→54点 4点DOWN
理科:55点→73点 18点UP
5科:313点→341点 28点UP
【本人の感想・反省など】
○テストまでの取り組みについて
少し勉強時間が少なかったと思う。苦手な教科は他の教科以上に勉強時間を増やさないといけないことが分かった。ワークをたくさんやって教科書などをあまり読んでいなかった。
○テスト結果について
たくさん勉強した教科とあまり勉強していない教科では点数の差があると思いました。英語は得意だったので、もう少し点数が取れると思っていて油断しました。数学は良い点数だったので次回もつづけたい。
○次回のテストの目標や今後の取り組みについて
次回は5教科なので、400点を目標にしてがんばりたいと思います。得意な数学と英語では90点以上取りたいです。今後はワークをたくさんやるのではなく、教科書も読みたい。
【杉山からのコメント】
中2の4月下旬に入塾した彼にとって、入塾後はじめてのテストでした。
1学期途中からの入塾であったので、今回のテストでは3教科(数学・英語・理科)に絞って高得点を狙うことを提案しました。(TSKでは中途半端な対策をして中途半端な点数を取ることは嫌っています。教科を絞ってでも高得点を取るためには、どの程度勉強しなければいけないか、子どもたちに理解させることが大切だと考えています。)
テスト前に英語と数学は90点、理科は70点を目標点と設定しました。結果は、数学と理科は92点と73点で目標に届きましたが、英語は61点で目標点を大幅に下回ってしまいました。
本人としては、90点以上取れた嬉しい気持ちより、英語でのミスの多さに悔しい気持ちの方が強かったようです。
本人に英語で点数が取れなかった原因について考えてもらいました。
本人の感想・反省にありましたが、勉強不足という言葉が返ってきました。ただ、本人の答案を見るとそうは思わず、1週間後にテストを受けても結果は変わらなかったでしょう。その理由は、ミスの原因が「問題文の読み取りが雑・聞かれていることを理解していないまま解答している」というものだったからです。
問われていることに的確に答えておらず、質問を無視している解答が目立ちました。解き直しをしてもらった結果、ミスをした問題の半分は自分で直せていました。これは日頃の演習からも散見されました。「×がついてから直せても得点はもらえない」「1回目で○をつける意識を持って日頃の演習に取り組む」ことを普段から伝えてきましたが、テスト後も改めて本人と確認しました。
また、今後の演習に工夫を入れていくことも話しました。
今回、英語は目標点に届きませんでしたが、数学はミスが減らし本番で90点以上を取れていたので、次回は英語と数学で90点・5科計で400点を目標にしていきたいと思っています。