オンライン授業をやってみての所感とその可能性

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オンライン授業をやってみて

こんにちは。杉山です。

4月は教室での対面授業を休講にして、Skypeで授業を進めてきました。今回はその感想を書いていきます。

端的に言うと、予想以上に感触はよかったです。
事前に教え子の大学生に手伝ってもらい、複数回テストをしていましたが、果たしてTSKの生徒たちが同じようにできるのか、多少の不安はありました(日常会話でさえ円滑にできない生徒が多いので)。
ところが、実際授業を始めてみると授業はスムーズに進められました。教室での対面授業にくらべ、生徒たちの「解説を聞き逃してはいけない」「相手に伝わるような説明をしよう」などの意識が高かったです。

学年によって授業形態は異なりましたが、集団授業で進めた中3生・高1生は授業前後で個別にフォローする時間を設けていました。高1生の方が、この時間を上手く活用できていました。課題を進めていて疑問点が出てきたら質問をしたり、次回の授業内容に不安がある場合は事前に相談をしたり、と積極的な姿勢が見られました。中3生は高1生を見習い、5月はもっと積極的な姿勢を見せてください。

この休校期間を最も活用できていたのは、やはり高3生です。学校がある時とほぼ変わらない生活を過ごし、朝から夜まで勉強をしていました。また、授業を受けるにあたっての準備がしっかりできていました。事前に計画した学習内容を淡々とこなし、オンライン授業ではその解説を受ける。疑問点があれば、その日のうちに解決する。また、苦手分野についての相談も随時する。
高3生だから当然のことだと思いたいのですが、高2生はできていますか?高3になれば勝手にできるようになる訳ではありません。そのことは肝に銘じてください。

ここまで感想を簡単に書いてきましたが、もちろん全員が順調に学習を進められていた訳ではありません。先生から注意を受けた生徒もいました。それについては、次回のブログで触れます。

オンライン授業の今後の可能性

教室での授業が再開してからも、オンライン授業の併用を視野に入れています。
もちろん、皆さんの更なる学力向上が目的です。併用した際のメリットは2つあります。

①:教室が小さいことで発生している通塾日数・時間の制約を改善できる
②:次回の授業まで待たずに疑問点を解決できる

特に②に関しては、「意欲的に勉強できる」生徒にとってはメリットが大きく、部活や学校行事で忙しくて教室に寄れない時期も、勉強が滞ることを防げるでしょう。

具体的なことはまだ考えていませんが、「教室での対面授業」と「オンライン授業」の併用の可能性は十分にあります。

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