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【TSKの日常】今週のTSK(2021年10月)
こんにちは。杉山です。
中学生のテストが終わり、来週から高校生の中間テストが始まります。写真は高校生たちが学校帰りに直接教室に来て、黙々と勉強している様子です。
高1生・高2生ともに、9月10月は来年の選択科目について説明があり、進路について考える時期です。高2生は指定校推薦・一般入試・その両方を目指す三者がいます。
その中の指定校推薦について
指定校推薦には様々な意見がありますが、高1の頃から推薦を視野に入れコツコツ取り組めている人には、良い仕組みだと思います。
卒業した大学生たちを見ていても、長期的にコツコツ取り組めている人は、大学入学後も計画的に課題をこなしたり、様々なことにチャレンジしたりして、時間を有意義に使い充実した日々を送っています。
長期的にコツコツ取り組める人とそうでない人の違いは、具体的に目標が定まっていなくても努力できるか否かだと思います。
明確なビジョンがなくても選択肢を残すために、努力できる人とそうでない人がいます。いまの自分には選択できない、その時に「だからやれない」と思う人と「だからやろう」と思う人に分かれます。
前者は言い訳ばかりをして行動できないことが多いです。仮に何かのきっかけで「頑張ろう」と思えても、すぐに熱が冷め継続できない。そして向き合わざるえない時期が来て、仕方なく向き合うというケースが大半です。こんな状態では一般入試に回っても希望通りの結果を得るのは難しいでしょう。
一方、後者は実行力が強いです。考えても結論を出せないなら、可能性を残すために行動しようとします。そして明確に目標が定まったり、選択肢をある程度絞れたりすると、更に加速して妥協せずに取り組みます。
現高2生にはこのようなタイプの生徒が多いのですが、中学時代は違いました。高校受験を通して「未来のためにいま努力する」ことの大切さを学んだ結果、実行力が強くなったと思えます。