【中2生】授業内容と今後の予定【6月】

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【中2生】授業内容と今後の予定【6月】

今回は、中2生の確認テストの結果(第2回)の結果、5月の授業内容、6月の学習計画、保護者面談などについて書いていきます。

第2回 確認テストを行いました

先日、第1回の確認テストの結果に関する記事を書きましたが、5月下旬~6月上旬にかけて第2回の確認テストを行いました。

今回のテスト範囲は、今月の定期テストの1/3程度 + 前回の確認テストで正答率が低かった内容です。
具体的には、数学は「連立方程式の計算」「連立方程式の文章題」、英語は「過去形」「未来形」と「長文問題」です。

まず、教科別の正答率を見ていきます。

教科別の正答率

数学(6ページ63問)
平均正答率は69%(65%)
上位3名の正答率は82%、80%、76%(91%・85%・78%)
*完答で○、それ以外はすべて×で採点しています。
*括弧内は第1回の結果

英語(5ページ71問)
平均正答率は64%(46%)
上位3名の正答率は73%、72%、68%(52%・52%・49%)

つぎに、項目別の正答率を見ていきます。

【項目別の正答率】
数学
知識問題79%(87%)、計算問題77%(84%)、利用 基礎問題54%(51%)、利用 標準問題66%(39%)

英語
文法 基礎問題78%(76%)、文法 標準問題27%(21%)、長文 基礎問題90%(66%)、長文 標準問題62%(19%)

杉山からのコメント

数学:文章から立式する問題を正答できた生徒が多かった点はよかったです。
一方で、与式の計算問題で正答率が下がった点は残念です。係数を揃える際のかけ算ミス・移項の際の符号ミス、この2つの間違えが目立ちましたが、解き直しをすると自力で直すことができていました。
以前も書きましたが、一回目で正確に解けるようにならなければ意味がありません。自分で間違いに気づける力を養っていかなければなりません。

英語:長文問題は全体的に正答率が上がりました。内容理解に関する問題は、満点の生徒が多かったです。また、英問英答の問題についても、前回の19%から62%まで正答率が上がりました。疑問詞に対する答え方はまだ不十分な理解ですが、Yes・Noで答える疑問文に関しては代名詞の書き換えができるようになってきました。
一方、一文すべてを英語で書く問題は正答率が低いままで、全体的に10%~30%の正答率です。唯一の救いは、見当違いの英文を書く生徒が減ったことです。まだまだ練習が必要です。

5月の授業内容

5月に学習した主な内容は、
①数学:予習「連立方程式の文章題」・復習「式の計算」
②英語:復習「過去形・過去進行形」「There is・are~」「未来形」と「長文問題」
③国語と理科のテスト範囲

中2から通塾を始めた生徒たちも、定期テストの範囲の学習を終え復習に入っています。

余裕がある生徒は、国語の読解問題まで扱いたいと考えていましたが、そこまでこなせた生徒はいませんでした。
今月は、数学の「計算問題の精度と解答スピードのアップ」、英語の「一文すべてを英語で書けるようになる」、この2つに大半の授業時間を割いてきました。
この2つは先ほども書きましたが、もう少しだけ詳しく書きたいと思います。

第1回・第2回の確認テストともに、計算の精度とスピード、英文の記述力は中2生の課題として上がりました。第1回のテスト内容に関しては、テスト後に演習を重ね、計算の精度とスピードが高まり書けるようになった英文の数も増えました。第2回のテスト内容に関しては、まだ演習量が少ないので、確認テストを行ったときから変化はないはずです。演習量を重ねることで、注意するポイントが見えるようになったり、解答スピードが上がったりします。これは勉強をする上で大切なことです。

ただ、中2生にはもう1ランク上のことを求めたいです。
それは既習内容で身につけた経験値を、新しい単元でも活かせるようになることです。文字式の計算(第1回のテスト範囲)で高めた計算の精度やスピードが、連立方程式(第2回のテスト範囲)ではほぼゼロの状態になり、連立方程式は連立方程式で練習しないと計算の精度やスピードが高まらないのが今年の中2生全体の特徴です。

もちろん、これはすぐに改善できることではありませんが、生徒自身が意識して取り組まないと改善されないことでもあります。一単元一単元たくさんの演習を重ねつつ、上記のことも意識しながら取り組むようにしましょう。

6月の学習計画と目標

6月は定期テスト対策がメインとなります。
中2生は、まず定期テストで結果を残すこと。そのために必要な対策を行っていきます。目標は入塾時期で異なります。
○中1から通塾している生徒:数学と英語は90点・国語と理科と社会は70点以上
○中2から通塾を始めた生徒:数学と英語は90点・残り1教科70点以上

保護者面談を行いました

確認テストの結果の報告を兼ねて保護者面談を行いました。すべての面談で以下の4点をお伝えしました。

①中途半端な対策をして中途半端な点数を取るのはダメ。高得点を取るためには、どの程度勉強しなければいけないか、今回のテスト勉強を通して理解してほしい。
②英語と数学は、中2の11月末までに中2内容を終わらせ、12月から中3内容に入る予定。
③精度や解答スピードなどの基礎学力を、中2の間にどこまでレベルアップできるかで、合格できる高校はほぼ決まる
④どんな生徒でも時間をかけて適切な学習をすれば偏差値60(文京高校以上)に到達する。(学習意欲がない子・2~3時間勉強する集中力がない子・言語能力が著しく低い子を除く)

保護者面談では、現状の話をするのはもちろんですが、未来ついても話をしています。
未来の話をすることで「直近で解決したい課題」と「長期間にかけて解決できてればよい課題」などを、保護者の方と共有するようにしています。

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