【保護者体験談】東京家政大学進学Hさんのお母さま
日に日に短くなるスカート丈とメイクの上達。娘が憧れていた華のJK生活はいつも楽しそうでした。勉強面では高校受験で培った勉強スタイルを崩すことなく、オンとオフを上手に切り替え、外見は派手なのに成績は上位!それが娘の何よりのモチベーションでした。大学受験に対しては、知り合いや先輩が一般受験で苦労している姿を間近で感じ、早い時期から指定校推薦も視野に入れていました。
娘が希望する大学の指定校推薦はあったのですが、希望する学部ではないこと、キャンパスが自宅から遠く、通学に時間が掛かることがネックでした。同じ資格が取れるのであれば、遠くても指定校推薦で決めてしまいたい気持ちと自分が一番行きたい学部(しかも自宅から自転車で20分の距離)を諦めずに受験する。どちらを選択するか、親子でかなり悩みました。
娘は定期テストを頑張り続けて、成績をキープしてきたのに指定校推薦を利用しないのであれば意味が無かったと。今すぐにでも、受験を終わらせたい気持ちもあり、指定校推薦でもいいやと思うようにもなったのですが、実際にどちらのキャンパスにも足を運び、何度も話し合い、やはり希望する学部に進むことがベストなのではと娘の考えも変わっていきました。杉山先生と話し合う中で、『乗り越えられる力があるから大丈夫』という先生の言葉が強く心にささり、その言葉が支えとなり、指定校推薦ではなく希望する学部の受験を決めることができました。
覚悟を決めて受験勉強に向き合っていましたが、勉強しても勉強しても何も頭に入ってこないと嫌気がさし、合格することが出来るのかと不安になり、杉山先生にも当たり散らし、辛いことから逃げる理由を探したりと精神面で不安定になった時期(2ヶ月間)もありました。私自身もそんな娘に付き合いきれず、どんな選択をしても自分自身の責任(費用含め)だから後悔のない選択をして欲しいとだけ伝えました。
親としてどんな距離感で娘と向き合うのが良いか悩んだ時期でもありました。そんな時でも杉山先生だけは、娘の様子をみながら、適度に距離をとり、娘が覚悟を決めるまで何度も話を聞きサポートしてくださいました。娘の暗黒期を、誰よりも心配し寄り添ってくれたこと、それが娘が目標を見失わずに最後まで受験と戦うことができたのだと思います。
受験は不安症な娘には本番の雰囲気を体験した方が良いと推薦を2回(1回目は小論文、2回目は英語と国語)トライしました。小論文対策は行わず、ただひたすら2回目の学力試験のみの対策をしました。1回目の結果は想定どおり不合格でしたが、その後もモチベーションをキープし続け、勉強に向き合うことができました。結果、2回目(英語と国語)で合格することができました。
中2の夏にTSKに通い始めた頃は、テストで50点を取れれば十分、娘には満点だと思っていました。また、はじめた受けた高校受験の模試では偏差値30というびっくりさせる成績を取りました。それでもTSKに通った4年間、高校・大学受験を経験し、どんな事も楽な道を選択するのでは無く、最後まで自分の夢を見失わないこと、努力してチャレンジすることが大切だと気づくことが出来ました。それが娘の成長だと感じます。