【受験体験記2020】上野高校進学のMさん

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【受験体験記2020】上野高校進学のMさん

私がTSKに入塾しようと思ったきっかけは、5教科を上げたいと思ったからです。テストの点数は全体的に60点~70点で、内申も3がほとんどという状況でした。
また、学習の取り組みではとにかくある問題集を解いていくこと、時間を決めずに自分のペースで一人でゆっくりと解いていました。そのため、全体的に内容理解の完成度は低く、時間も多くとられてしまうという、あまり効率的には良くないものでした。このことから、学力も勉強方法も変えたいと思いました。

体験授業を受けた時に、先生が教室を歩いてくれているので、すぐに質問がしやすいというところに惹かれました。
私は大声を出して先生を呼ぶということが苦手でしたが、近くを通ってくれるので、小さい声で呼んだり、目を合わせると来てくれるので気持ち的にもやりやすかったです。そして、わからないところもわかるまで教えてくれ、教え方も口頭だけではなく、ホワイトボードで教えてくれました。先生が説明してくださる上に、私にも説明を求めてくれるので、自分の理解度を感じることができました。これらのことから入塾を決めました。

夏休み直前に入塾をしましたが、3年生の2学期に少しずつ学習習慣や成績が変化していきました。学習習慣では、時間を気にせず問題を解いていましたが、効率を考えるようになり、小さな目標タイムを決めて解くようになりました。
また、ともかく問題集をはじめから最後までただ解くのではなく、はじめに基本をほぼ完璧にできるようにしてから、応用問題を解くようになりました。学習方法の変化が、自分の学力向上に繋がっていきました。この学習方法の変化により、3年の2学期の点数が上がり、自分の得意だった国語が90点台になりました。また、他教科も10~20点上がりました。小テストではほぼ毎日満点を取ることができました。そして通知表の成績では、3が4に、4のものが5になり、内申点が大きく上がりました。TSKでの学習を通して、取り組み方や理解が深まることで成績や学力が上がることを実感することができました。

この成績や学力の向上は、3年生の夏期講習が大きく影響していると思います。夏期講習では、理科と社会の暗記や確認テストが印象に残っています。1年、2年の範囲が中心に行われましたが、それまで復習をしていなかった私は、ほとんどが一からの覚え直しでした。量が多く、毎日一生懸命でした。しかし、そのことがあり40台だった偏差値が50後半から60まで上がりました。日頃の勉強の大切さを感じました。

私が塾に入ってはじめて受けたVもぎは点数が悪く、会場の空気にも慣れていなかったため緊張していました。
しかし、秋以降は少しずつ成績が上がるようになりました。また、会場の空気にも慣れ、知識や理解度が以前よりも身についていたため、テストも答えの書くスピードや問題の正答率が上がりました。すると、「できるところが増えた」という実感することが増え、勉強も楽しくなりました。そして、「もっと勉強ができるようになりたい」という勉強に対しての意欲もわくようになりました。

しかし、結果はすべてが良いものではなく、やはり苦手な科目や理科、社会の点数に大きな波がありました。その度に落ち込んでいました。自分の中でまた頑張れば成績が上がると思っていても、すぐには立ち直れませんでした。しかし、塾でVもぎの結果を反省する中で、自分の現状や苦手分野の理解ができ、今後の勉強や次の目標を細かく決められるようになっていき、成績も上がっていくようになり、結果が悪くても引きずらなくなりました。

受験が残り2週間となり三者面談で「あと2週間しかないから、学力が急激に伸びることはないから。入試までにできるようになることだけをやるべきだよ」と言われました。はじめは、少しでも学力を伸ばしたいと思っていたので「伸びない」と言われて少し悔しかったです。しかし、きちんと意味を考えてみると「ヘタに手を伸ばすのではなく、確実に自分ができるところをできるようにする」ということだと気付きました。この頃になると、できない問題は入塾にくらべると少なくなっていて、いつの間にかできる問題は多くなっています。そのため、大きい穴よりも小さい穴を少しでも埋めていくことが、確実に点数を伸ばせる方法だと思えるようになりました。試験本番では、自分の学力を出し切ることができ、自己採点をして先生たちに「大丈夫だよ」と言われ少し安心しました。私は後悔なく受験を終えることができました。

後輩へのアドバイス

私は受験を通して、気持ちを良い状態に保ち続けることが大切だと思いました。また、志望校を選ぶ時期は、文化祭の出し物や生徒や先生、学校の雰囲気を見てみることがいいと思います。また自分が高校生になって、その学校でどんな風になっているかを想像した方が、勉強頑張ろうと思え、高校生活が楽しみになると思います。高校受験の勉強は長いようで本当にあっという間です。一日一日がつらくて逃げ出したい時でも自分の目標は忘れないでください。この高校受験の勉強をやり切ることで自分を知ったり、得るものがあったりできると思います。残りの中学生活も大切にして頑張ってください。応援しています。

個別のエピソード

Mさんは勉強に対して素直に取り組む姿勢が入学当初からありました。やるべきことにコツコツと取り組み、先生からの解説も通りやすい生徒でした。長時間勉強することも多かった彼女ですが、その中で彼女の課題だったのが学習の質です。学年全体にも言えることでしたが、真面目に長時間勉強しているその姿勢は良いのですが、その学習の成果、結果を見てみると大きく時間を割いたわりには成果がイマイチ、となることが多々ありました。勉強に時間を費やせば費やすほど学習できることが多くなるのは当然ですが、それは前提として、勉強の効率を一緒に考えなければなりません。自分で勉強する範囲の優先度を考え、物事を簡略化することが苦手でした。しかし、素直な彼女のことなのでその問題点を理解した後はその問題解決を目指し、学習方法も変化していきました。ただやる、ではなく結果を考えて何事にも努力する、その姿勢はどんな時でも彼女の力になるでしょう。

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