【毎年恒例】中2生、模試の過去問を解いてみた【2020年度入試組】

模試の過去問を解いてみた

こんにちは。細野です。
先日、中2生たちがVもぎ(高校受験用の模試)の過去問を解きました。
中3生の都立過去問演習を行っている同じ空間でテストを受けてもらいました。
ブログでも書いてきましたが、現中2生はTSK史上最も学力が低い学年です。

 

問題形式やコツなどは一切伝えずに解いてもらい、後日、内申点と今回の模試の結果を総合して目安の判定表を渡しました(あくまでも現在受験した場合の合格率です)。
下の写真はTSKで作成している志望校判定表です。

現時点で算出している偏差値は、ある年の8月の都内中3生と比較したものなので、半年以上先のライバルたちと比較した現在の実力という想定になります。

はじめての模試の結果

ここからはテスト結果について書いていきます。
2年生全体の平均偏差値は、3科43.25科42.7でした。予想していた通りですが、これは非常に低い結果です。殆どの子が偏差値30台を取っています。

参考として現中3生・現高1生のたちの過去の結果(平均偏差値)と当時のブログを載せておきます。
【現中3生】
○中2の1月:3科47.0・5科46.9
○中3の8月:3科55.9・5科56.3
ブログ『【中2生】模試の過去問を解いてみた。【2019年度入試組】』

【現高1生】
○中2の3月:3科46.2・5科47.5
○中3の8月:3科59.3・5科58.3
ブログ『【新3年生】模試の過去問を解いてみた【進路について考える】』

【中2生の詳しい結果】
※中2生は12名いますので、今回は各科目の上位3名下位3名の6名分を載せます。
国語:59・58・52 38・37・35
数学:58・57・55 36・33・31
英語:56・49・46 38・38・35
社会:62・52・51 32・31・27
理科:57・56・55 35・35・35
5科:52・52・50 38・34・31

結果を見て

例年、冬・春の偏差値と夏の偏差値を比べると平均して10程度は上がる傾向にありますが、現中2生にはそれが当てはまらない可能性が非常に高いです。
このままでは誰一人5科偏差値60(文京高校レベル)に達することができない状況です。

現中2生は、現中3生・現高1生と比較してもこの時期の勉強量は圧倒的に1番です。
元々学力が低いとわかっていたので、12月からブーストをかけて3年生の予習と1,2年生の復習をかなりの量やらせてきました。
12月からは殆ど遊ばず家では勉強しかしていない子もいます。
理科においては、1,2年生の復習(テキスト1冊)を3周目に入っている子もいます。それでもほぼ全員が偏差値40程度(40台ではなく40前後ということです)でした。
勉強がテストに活かされていないというのが現状です。(そもそも勉強したことをテストで発揮しようという意識が殆ど無いように感じます)

とにかく今問題となっているのは、勉強時間だけが増えて結果に繋がっていないということです。
その理由は、勉強の目的・目標をまだ明確に理解していないからです。

中2生たちは、目の前の課題、問題を淡々と処理しているだけの状態です。
これは彼らの勉強の目標が、目に見える範囲で設定されているからです。ギリギリ確認テストを目標に設定出来ている生徒もいますが、そこ止まりで完結してしまっています。
本来、勉強の目的はと言うと、一番分かりやすい大きな目標は、受験を見据えて合格を目指すことのはずです。しかしそれが見えておらず、先のため、目標のための勉強が意識できていない。
要するに、中2生たちが見えている世界はとても狭いのです。一歩先までしか見えていないのです。

現中2生の大半は、目で文字をなぞっているだけ、説明を音として聞いているだけ、ノートに字や式を書いたりしていれば「勉強している」という感覚を持っています
ワークで行った問題はそれで完結してしまい、そこから発展するものがありません。つまり、問題の数字や、出題の傾向が変わってしまうと対応できなくなってしまう場面が多々あります。
これでは勉強の目標を達成することはできないでしょう。

今回のテスト結果でもそれが見られました。
この数ヵ月間、中1と中2の理科を復習してきましたが、偏差値50を超えていた生徒が4/12人しかいませんでした。
現中3生・現高1生は、この時期に理科の復習をしていませんでしたが、6/14人は偏差値50を超えていました。届いていない生徒もほとんどが偏差値45は取れていました。
一方、現中2生は5人(学年の約半数)も偏差値45に届いていない状態です。

生徒たちの思考を大きくシフトさせていく必要があります。
ただマシンのように問題を解くのではなく、テストで点数を取るためにどう勉強するか、点数を取れない原因がどこにあるのかを考える方向に。

改善のスピードも他学年にくらべゆっくりです。
ただ、最も真面目な学年でもありますので、地道に物事を進めていきじわじわと力が付くことを期待したいです。モノは言いようですが、改善箇所が多ければ多いほど、「伸びしろ」があると言えます。自分の弱みを強みに変えられるように、伸びしろを伸びしろで終わらせないように意識して取り組んでほしいです。

次回は、4月に今回とは別のVもぎを解いてもらう予定です。少なくとも、理科の偏差値は全員45を超えてもらいたいです。

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