各学年の学習状況&休校期間の勉強について

各学年の学習状況&休校期間の勉強について

こんにちは。杉山です。
今回は各学年の学習状況について書きます。また、休校中の学習アドバイス(通塾されていない方向け)も学年別に書いておきます。
4月5月で学習相談を数件受けましたが、皆さま「学校が長期間休みなので何をすればよいかわからない」とおっしゃられていました。参考程度にお読みください。

各学年の学習状況(3月~4月)

〇中学1年

英語と数学の予習をしています。かなりじっくり進めていますが、早い生徒はすでに2学期の範囲まで進んでいます。
英語は「be動詞」「一般動詞」「命令文」「3人称単数」「名詞の複数形」など。また、単語テストも毎回授業はじめに行っていますが、すでに300個程度定着している生徒もいます。
数学は「正負の数」「文字式」です。4月下旬に満点が合格点の確認テストをしましたが、最高点は1問ミスで合格者はいませんでした。
5月は確認テストの再テストから始まり、英語は「代名詞」、数学は「方程式」の学習に入ります。英語と数学の学習に余裕がある生徒は、国語の読解と漢字の学習も行います。

〇中学2年

中1の未習内容から進めてきて、春休みから中2内容の予習に入りました。
英語は「動詞の過去形」「助動詞」まで、数学は「文字式の計算」の1単元の学習を終えました。英語は文法に加えて、読解と単語の学習も行っています。また、中2生も4月下旬に確認テストを実施しました。数学は合格者がいましたが、英語は合格者はゼロでした。
5月は確認テストの再テストから、英語は「読解」をメインに進め、文法は復習で、数学は「連立方程式」の学習の入ります。英語と数学の学習に余裕がある生徒は、国語の読解と漢字の学習も行います。

〇中学3年

3月は数学・英語・理科を、4月は数学、英語、社会を学習してきました。
数学は「中3の計算分野」「2次関数」、英語は読解をメインに、文法は「動詞」「不定詞」「接続詞」だけを進めてきました。理科は中1中2の総復習、社会は歴史(縄文時代~戦国時代)。
春期講習最終日に、数学と理科の確認テストを行いましたが、ほとんど合格者はいませんでした。数学においては、90点合格のテストで合格者はゼロ、平均点は41点でした。
TSK(中1~高3)の中でも、ダントツで学習の質が悪い学年といえます。かなり酷いレベルです。オンライン授業期間でも、この学年と高1生には、勉強に対する心構えの部分の注意を何度も繰り返しました。
5月は数学・英語・社会に加えて、理科と国語の学習を再開します。

〇高校1年

他学年と同じく、英語と数学の予習をしています。
英語は文法と英文解釈をメインに進めています。文法は「文型」「時制」「助動詞」を、教科書の基礎問題から簡単な入試問題まで利用して演習しています。また、英文解釈は速読英単語と学校教科書を使って、文型や句節などの定着を図っています。
数学は「因数分解」「平方根」「不等式」「集合」を進めてきました。各単元の内容に加えて、記述指導もしています。大学受験では、記述ができないと点数がもらえないので、高1から意識して取り組ませています。
5月は英語と数学の授業に加えて、現代文の学習も再開する予定です。

〇高校2年

国語の古文と漢文、英語の文法の復習、英文読解の学習を進めてきました。
古文は「助動詞・助詞」「敬語」の基礎は定着しました。今後は他教科に時間を割くために、自学メインで進めてもらう予定です。漢文も白文に返り点を付けられるようになり、自学で進めるための基礎は固まってきました。
古典は教室での授業が休みになる前にセンター過去問を解きましたが、入試問題の難しさを痛感していました。しかし、ヒントを少し出せば自力で読めている部分が多かったので、古典に関してはある程度の力はついていると私は思いました。
5月は英語と数学をメインに進めていきます。現代文の学習も再開する予定です。

〇高校3年

高3生は各人の現状と目標に合わせた学習を行っています。しかし、今年は学校の授業が遅れていたり、夏休みが短縮されたりするなどで、例年とは全く別の学習計画になっています。3月に立てた学習計画と大幅に変わっても、本人たちは動揺することなく、淡々と日々の勉強をこなしています。
基礎固めに多くの時間を割くこの時期に、これだけの学習時間が取れていることは大きなメリットだよと伝えています。みんな、この時期を有意義に過ごさないと受験は失敗する、という意識を持って受験勉強に取り組めています。

休校中にやっておくべきこと

ここからは、通塾されていない方むけに簡単なアドバイスを書きます。高3生は受験科目で内容が変わりますので割愛します。

〇中学1年

①小学校の漢字・算数の定着
小学漢字の書き取り、読み取り、熟語の意味が答えられるようにしておくこと。漢字が身についていない生徒は、他教科の勉強しても定着が悪いです。それは覚える習慣がないからです。中学で勉強を頑張りたい人は、この期間に小学漢字を定着させておきましょう。
算数は、分数の四則計算をスムーズにできるように練習しておくこと。また、速さや割合などの概念を説明できるようになること。答えだけ出せても意味がありません。計算方法だけでなく、本質的な部分を理解をする癖をつけましょう。

②英語の単語・be動詞と一般動詞の区別
英語の予習をしておくこと。教科書の英単語のスペルを書けるようにすること、発音できるようにすること。また、動詞の使い分けで躓く生徒が多いため、be動詞と一般動詞の使い分けをできるようにしておくこと。

③数学の計算分野の予習(正負の数・文字式)
さらに余裕がある人は、数学の予習もしましょう。
これもできている人は、読書をしてください。教科の勉強よりも読書をすることが一番の勉強になります。自分が好きなジャンルの本でいいです。雑誌でもいいです。とにかく活字に触れましょう。

〇中学2年

①中1英語の復習
中1で躓きやすい教科は英語です。定期テストで高得点が取れていても、十分な理解できていない教科も英語です。
定期テストで90点以下の人は、中2以降のテストでは間違いなく80点を下回ります(評定4は取れません)。中2以降の文法は、中1で習った文法とほぼ同じです。ですので、中1内容がきちんと理解定着していない生徒は、今後必ず躓きます。なんとなくできているという人も、ここでしっかり理解する時間を取りましょう。

■絶対に理解しておかなければならない単元
・be動詞と一般動詞の使い分け
・現在形と過去形の使い分け
・疑問詞who・what・where・when・whose・which・howを使った疑問文の作り方と答え方
・現在進行形
・助動詞can
・単数と複数の扱いの違い

②英語と数学の予習
英語の復習範囲が定着している人は、英語と数学の予習を進めましょう。
英語は「一般動詞の過去形」「不規則動詞を覚える」「be動詞の過去形」「過去進行形」「助動詞」、数学は「式の計算」「連立方程式」が1学期の範囲です。

③語彙力をつける(漢字・英単語)
受験を見据えて、国語も英語も語彙力をつけておいた方がいいです。入試の国語と英語は、読解問題が中心です。当然、言葉の意味を知らなければ読むことができず問題も解けません。今のうちからコツコツと語彙力を身につけてましょう。
あとは読書です。本当は一番大事ですが、読書は言われてもしないと思いますので。

〇中学3年

①英語と数学の予習
中2まで内申が低かった人が、内申を大幅にアップさせるには予習が不可欠です。学校の授業と同じペースで勉強していたら、特定の教科しか内申は上がらないでしょう。もしくは、すべて中途半端な結果に終わるでしょう。そうならないように、最低でも英語と数学は1学期の内容だけでも予習をしておきましょう。

■最低限やっておきべき予習単元
・英語:「受動態」「現在完了」「過去分詞の暗記」
・数学:「多項式の計算」「平方根」

②入試問題の形式・傾向を把握しておく
テストによって出題される問題は異なります。自分が受験するであろう試験は、早い段階で問題に目を通して形式や傾向を把握しておきましょう。

③語彙力をつける(漢字・英単語)
中2生と同様。

〇高校1年

①中学英語の復習
高校英語は文法だけの授業がありますが、一年間と長い期間をかけて学習するので、この休校の間に中学英語を復習しておきましょう。中学英語を定着させて高校の授業に臨めば躓くことはありません(単語や表現の暗記をサボらない限りは)。

②英語と数学の予習
4月の休校期間で高校から出題された人が大半でしょう。その内容の定着はもちろん、次の内容も進めていきましょう。高校のレベルによって異なりますが、英語は「受動態」「不定詞」まで、数学は「2次不等式」「確率」まで予習しておけば、1学期の内容はカバーできます。

③語彙力をつける(漢字・英単語)
大学受験も語彙力は不可欠です。高校入試時に語彙で苦しんだ人はもちろん、余裕がある人は高1からコツコツ語彙力を高めていきましょう。

〇高校2年

①英文法の基礎を定着させる
高1で文法を一通り学習しているはずですので、その内容を復習して定着させること。簡単な入試問題にも触れ、入試の基礎レベルを知りましょう。みんなが思っているよりも難しいです。単元別にですが、TSKでは入試基礎レベルの問題も高1から演習させています。

②語彙力をつける(英単語)
英単語やイディオムの暗記を、高2のうちに終わらせること。文系理系問わず、高3では社会や理科の暗記に追われるため、高2のうちに終わらせましょう。

③理系希望なら数学ⅡBの先取りをする
受験科目に数学Ⅲが入ってくる人は、遅くても高2の10月から数学Ⅲの勉強を始めないと厳しいです。偏差値60以上の高校なら、10月には数学Ⅱの学習を終え数学Ⅲに入ります。しかし、数学Bを12月や2月までかける高校もありますので、数学Bだけ先取りをしておいた方がいいでしょう。

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