2学期の過ごし方-内申と偏差値のアップの両立-

はじめに

夏が終わり、2学期が始りました。

2学期は、内申と偏差値アップの両方を図っていく時期です。学校行事などもあり、非常に忙しくなると思います。

今回は、“内申と偏差値のアップの両立”を狙った二学期の過ごし方について解説していきたいと思います。

 

現状の4タイプ

①2学期の予習が終わっている受験生。
②これから2学期の内容を学習、全教科偏差値55以上で苦手な項目が疎らな受験生。
③これから2学期の内容を学習、全教科偏差値55以上で特定の項目が苦手な受験生。
④これから2学期の内容を学習、偏差値55以下の教科がある受験生。

 

タイプ① 2学期の予習が終わっている受験生 の場合

メインの勉強は、過去問演習と苦手項目の克服。得意な教科は、過去問演習のほかに今まで使用してきたテキストで総復習を行っていきます。

内申対策は定期テスト直前だけでOK(それが難しい受験生は、夏までの2学期の予習が不十分だったということ)
基本は過去問演習。そして、過去問演習では、必ずテーマを決めて取り組むことが重要です。例えば、「時間を設定せずに丁寧に解答する」「試験時間内で解答する」「大問ごとに制限時間と目標点を設けて取り組む」など。
同時に、過去問演習や模試などで見えてくる弱点を分析して、弱点を一つずつ潰していく作業を行っていく。それでも余裕がある場合は、教科ごとに総復習を行い、さらに土台を固めていきたい。

過去問演習以外では、徹底的に基本問題に取り組んでいくほうが、後々の力になります。数ヶ月~半年ほどの受験勉強しかしていない受験生は、応用問題が解けても、基本問題が解けなかったり、基礎知識が未定着であるケースが意外と多いです。応用問題が基礎知識をベースとしていることに気づいていなかったり、難しい問題を解けるようになれば、受験に合格すると勘違いしているため、こういうケースが散見されます。特に理科と社会。

現時点で二学期の予習が終わっている子は、総合問題演習で弱点をあぶり出し、それらを一つずつ克服し、さらに基本問題を行うことで、強固な土台を維持していくことが理想です。

 

タイプ② これから2学期の内容を学習、全教科偏差値55以上で苦手な項目が疎らな受験生 の場合

2学期の予習ができていない場合は、定期テスト前に溜めずに日頃から進めていく必要があります。

2学期の予習ができていない受験生は、提出物や定期テスト勉強に時間を割いてしまい、せっかく夏休みに勉強した内容(偏差値アップのための勉強)を放置しがちです。そのため、定期テスト前も、それ以外の期間も、受験勉強(偏差値アップのための勉強)と2学期の定期テストの勉強(内申アップのための勉強)を同時に進めることを意識して取り組んでいかなければなりません。
単純に今までよりも勉強量を数段増やしていかなければならないということです。夏中に予習を終えなかったツケがこの忙しい2学期に回ってきてしまします。

テストのスケジュールや学校行事、模試、高校見学などの予定を予め把握し、計画を立てて勉強を進めていかないと、間に合わなくなってしまします

 

タイプ③ これから2学期の内容を学習、全教科偏差値55以上で特定の項目が苦手な受験生 の場合

基本的には、②と同じ。苦手な項目が限定されている場合は、重点的にその強化をする。そして余裕があれば、総復習もしたい。
こちらもとにかく勉強量を増やして計画的に取り組んでいかないと、最終的に志望校を下げることになってしまいます。

 

タイプ④ これから2学期の内容を学習、偏差値55以下の教科がある受験生 の場合

基本的には、②と同じ。偏差値55に達していない教科がある場合は、真っ先にその教科のレベルアップを図るべき。入試は5教科あわせた総合点で合否が決まります。従って、苦手な教科を作らないことが、確実に合格するためのポイントとなります。

まずは全科目偏差値55をクリアし、その後で得意科目を伸ばしていくのが効果的です。

 

どの教科も55に達していない場合はどうしたらいいの?

都立受験の場合、試験問題の構成上、勉強して点数につながりやすい教科は圧倒的に数学です。2番目は理科。その後は、社会→英語→国語。

数学と理科は単元が細分化されているため勉強がしやすく、また、単元ごとにしっかり点が取れる構成になっています。つまり、関数は関数、平面図形は平面図形のように一つのの単元で一つの大問が作られているので、その単元だけ学習すれば、得点できるということです。
社会も分野は分かれているが、都立の入試問題が特殊なため、分析と対策がかなり必要。特に近年は理科のような一問一答的に答えられる問題が少なくなってきています。

英語と国語は、偏差値55を取れていない場合、一人で克服することは困難。自力での克服はまずムリです。弱点や抜けている箇所が自分ひとりでは把握できないからです。

以上の事をふまえると、まずは数学と理科を徹底的に勉強するのが効果的です。今までに受けた模試の結果から、弱点の単元を把握し、まずはそこから始めていきましょう。

 

すべてのタイプに共通していること(非受験生にも)

勉強を始める前に、とにかくまずは分析をすることが最重要です。

自分の学力(得手不得手など)だけでなく、目標とするもの(入学試験、定期テストなど)の特性や必要とされている能力を分析して見極めることがまず必要です。この癖がついてない子が多く、勉強時間や演習量は多いけれど、結果が出ない子がよくいます。

スタートとゴールを把握しないで走り出しても意味がありません。現状と目標とするものをしっかり把握する癖を早めにつけてもらいたいと思います。

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