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【中1生・中2生】学習内容と今後の予定【6月・7月】
こんにちは。杉山です。
今回は、中1生・中2生の学習内容と今後の予定について書きます。
〇4月~6月の学習内容
中1生
まずは英語について。
学年のペースは、中1内容の1/2程度進めてきました。具体的には「be動詞」「一般動詞」「命令文」「名詞の複数形」です。これよりも速いペースで進められている生徒は「代名詞」「現在進行形」「助動詞can」を学習しています。「be動詞」~「代名詞」は、確認テストを実施して、平均正答率は91%、最高正答率は93%で、満点はいませんでした。英文の書き換え、並び替えは全問正解できていましたが、一文すべてを書く問題でミスがありました。具体的には、冠詞・名詞の複数形でのミスです。空所のみではなく一文を書く際に細部にまで注意が払えていないのが原因でしょう。今後新しい単元を学習する上でも必ず出てくる内容ですので、名詞周りの知識をしっかり定着させてから次の内容には進んでいきます。
次は数学です。
学年のペースでは中1内容の1/3程度を進めてきました。「正負の数」「文字と式」です。「方程式」まで学習が進んでいる生徒もいます。「正負の数」「文字と式」は、確認テストを実施して、平均正答率は94%、最高正答率は98%です。計算問題でのミスはありませんでしたが、利用問題でミスが見られました。これは解法の暗記に留まり、仕組みが理解できていないことが原因だと考えられます。しばらくの間は「正負の数」「文字と式」の利用問題の演習に時間を割きます。
中2生
英語について。
学年のペースは、中2で習う文法の1/2程度と長文読解を進めてきました。具体的には「過去形」「過去進行形」「未来形」「助動詞」「There is/are」です。英語は中1内容の復習部分も多いので、もっと進められている生徒は「不定詞」「命令文」「代名詞」まで学習しています。
「過去形」~「There is/are」は、確認テストを実施しました。平均正答率は84%、最高正答率は96%です。大半の生徒は、中1生同様、英文の書き換え・並び替えはできていますが、一文すべてを書く問題でミスがあります。名詞周りのミスもありますが、動詞周りのミスが見られた生徒が3名いました。まだ「be動詞」「一般動詞」「助動詞」の理解が完璧でないということです。これまでに学習した動詞周りの文法について整理しながら復習していく必要があります。
次に数学について。
学年のペースとしては、中2内容の1/3程度を進めてきました。「文字と式」「連立方程式の計算」です。「連立方程式の文章題」まで学習が進んでいる生徒も半数ほどいます。「文字と式」「連立方程式の計算」は、確認テストを実施しました。平均正答率は88%、最高正答率は100%です。数学は満点が2名いました。日頃の学習の成果ですが、特に演習後の見直しの変化がこの結果に繋がったと思います。「ノートに書いた内容で矛盾した部分をなくす」ことを意識するようになってから、2人ともミスが大幅に減りました。1学期はありませんが、9月の定期テストで満点を取ってくれることを期待しています。
学習の様子
変化が見られた部分を一つ、今後変化を期待する部分を二つ書きます。
変化が見られた部分は、暗記物の宿題(単語・漢字の小テストの準備)の取り組みです。2回連続の不合格がなくなりました(合格は満点)。小テストを受け始めた頃は8割しか覚えられていない生徒、満点を目指していない生徒が数名いましたが、今は全問正解できるように準備するようになりました。今後はもっと連続満点記録にこだわってもらうために、同級生同士で競争をさせていきます。
しかし一方で、英語と数学の確認テストで満点が取れた生徒は中2生の2名だけでした。この確認テストも、単語・漢字テストと同じように満点が取れるテストです。このテストで満点が取れないと定期テストで90点も取れません。満点が取れなかった原因を考え、それを克服しない限り同じテストをやってもまた同じミスをします。「教科内容の理解で躓いているのか」「理解はしたが、演習が足りず解法を覚え切れていないのか」「細部にまで注意が払えていないのか」など、どの部分に原因があるのか分析した上で演習に臨んでほしいです。これが変化を期待する部分の一つ目です。
二つ目はもっと積極的に先生に質問・相談をするようにしましょう(塾でも学校でも)。確認テスト前は、一部の生徒たちが授業外にSkypeでの質問をしてきましたが、それ以外の時はほとんどありません。確認テスト前と同じ気持ちで、日頃の勉強ができれば定着のスピードは増し、自力で解けるようになる問題も増えます。また、積極的に先生に質問・相談をしていれば、意欲が先生に伝わり評定に変化が現れやすくなります。
宿題をやっていてわからないものがあればSkypeで質問しましょう。何度やってもできるようにならないものがあれば先生に相談するようにしましょう。
今後の学習予定
中1生
まずは確認テストで正答できなかった内容を復習していきます。その後は、学年では英語は「代名詞」まで、数学は「方程式の計算」までの学習を7月末までに進める予定です。これまで通り、学年のペースより先取りできる生徒は先取りをしていきます。
中2生
前述した未定着内容の復習を行います。それが定着した段階で、次の学習に進みます。7月末までに、英語は「不定詞」まで、数学は「連立方程式の文章題」までの学習を進める予定ではいます。余裕がある生徒は、英語は「動名詞」「比較」、数学は「1次関数」の学習に進めます。
1学期は定期テストがない生徒が大半ですが、定期テストの有無に関わらず、6月までに学習した内容は7月末までにはすべて定着をさせてください。