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【高1生】2学期期末テスト結果(2020年度)
こんにちは。杉山です。
高1生の期末テスト結果について書きます。
全教科の学年順位・コース順位が上位20%以内の生徒が5名、上位10%以内の生徒は前回と同じ3名でした(1学期は上位20%以内は3名、10%以内は1名)。
教科別の結果は次の通りです。
教科別の結果
英語(解答用紙 全19枚)
100~90点:3枚(15.7%) 98、94、91
89~80点:7枚(36.8%) 89、85、85、85、83、82、81
79~70点:4枚(21.1%) 79、77、76、71
69点以下:5枚(26.3%) 67、61、56、55、45
数学(解答用紙 全19枚)
100~90点:4枚(21.1%) 100、93、91、90
89~80点:6枚(31.6%) 89、86、85、82、80、80
79~70点:5枚(26.3%) 79、78、76、72、71
69点以下:4枚(21.1%) 67、63、60、55
国語(解答用紙 全19枚)
100~90点:1枚(5.3%) 94
89~80点:3枚(15.8%) 89、86、83
79~70点:7枚(36.8%) 78、75、75、74、73、71、70
69点以下:8枚(42.1%) 67、61、59、58、57、55、53、45
理科(解答用紙 全19枚)
100~90点:2枚(10.5%) 94、90
89~80点:4枚(21.1%) 89、86、84、80
79~70点:6枚(31.6%) 78、76、73、73、71、70
69点以下:7枚(36.8%) 68、59、57、57、43、40、31
社会(解答用紙 全20枚)
100~90点:0枚(0.0%)
89~80点:7枚(35.0%) 88、85、82、82、81、80、80
79~70点:6枚(30.0%) 79、78、76、73、72、70
69点以下:7枚(35.0%) 69、62、60、56、56、50、47
テストの難易度が上がり、点数が下がる生徒が出てきました。69点以下の答案が全体の3割程度占めています。また、80点以上が比較的多い英語と数学でも、前回より1~2割ほど80点以上の答案が減りました。また、ほとんどの学校では、素点平均が1学期は65点、2学期中間は60点、今回の期末は55点と下降しています。この時期は学習内容が難しくなってきている分、点数が下がる傾向にはあります。
しかし、現高1生の中には点数が上がり続けている生徒もいます。Hさんです。彼女は素点平均が71点→77点→79点と上昇し続け、学年順位も32位→16位→8位と右肩上がりです。
理解力や記憶力は決して良いとは言えませんが、100%やり切る姿勢が彼女の素晴らしいところです。覚えていなかったら覚え直す、解けない問題があれば解けるようになるまで演習する。当たり前のことですが、それを100%やり切っている高1生は3名しかいません。
高校生は学習内容も難しい上に学習量も多いので、ある程度勉強すると途中で止めてしまう人が大半です。ただ、それでは中途半端な結果しか出ません。高校受験を経験した高校生なら理解しているはずです。せっかく勉強するのであれば、100%やり切って進路選択の可能性を広げましょう。
今後の学習について
最後に今後の学習について書いておきます。
集団授業で進める内容(1月~3月)
①英語:関係詞、比較、仮定法
②古典:漢文のルールを知る
学年共通の課題(1月~3月)
①英語:これまで学習した文法の復習
②英語:単語&リスニング
③古典:読解演習&文法の定着
希望進路に合わせた課題(1月~3月)
①数学:定期テスト対策
②数学:入試にむけ既習範囲の復習
集団授業では英文法の続きを進め、漢文の学習を始めます。
英語は関係詞・比較・仮定法の学習と既習範囲の復習を並行します。授業でも伝えていますが、英文法は高2の4月以降自学で進めてもらうことが増えます。また、文法が定着していることを前提とした、英作文の授業が始まる高校も出てきます。高2に上がる前に基本的な単元の文法は確実に定着させましょう。
古典については、1月から漢文の勉強を始めます。古文と同じく高2の間は自学で進めることがメインとなる教科ですので、それに必要な基礎知識はもちろん、勉強の仕方を教えていきます。また、古文はこれまで授業で扱った内容の復習、授業で扱わなかった文章を自学で進めてもらいます。
数学は、希望進路に合わせて課題の内容が異なります。理系志望の生徒は、新しい単元を進めつつ既習単元の復習を行っていきます。新しく進める単元は、これまで通り学校の授業で理解して各自演習を行ってもらいます。課題で出題するのは主に既習単元の内容です。教科書内容の復習はもちろん、共通テストや私大・2次試験にむけた勉強も始めます。