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【新中学3年生】新学期に入る前にやっておきたいこと【いよいよ受験生】

目次

はじめに

新学年になる前にやっておきたいことについて書いています。今回は新3年生編です。

1,2年生用は↓

【新中学1年生】新学期に入る前にやっておきたいこと【基礎学力】

【新中学2年生】新学期に入る前にやっておきたいこと【受験の土台を作る】

優先順位の高い順に3段階で書いてあります。

最低でも①は完了させて新学年を迎えないと、後々ツケが回ってきて大変な事になってしまいます。

 

【新中学3年生】新学期に入る前にやっておきたいこと

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①3年生の予習(英語・数学)

都立高校入試において重要となってくる内申点。定期テスト9教科すべて高得点を狙うためには、試験範囲が発表されるテスト2週間前に、主要5教科の勉強を終わらせておく必要があります。

最低限、英語と数学は1学期の内容だけでも予習をしておきたい。さらに余裕のある子は、理科・社会の予習(暗記中心になります)もやっておきたいが、まずは英語・数学を完璧にすることが先決。

最低限やっておきべき予習単元
英語
・受動態
・現在完了
・過去分詞の暗記
数学
・多項式の計算(展開・因数分解)
・平方根 ←ここまでは絶対
・2次方程式 ←できればここまでやっておきたい(TSKの新中3生たちはちょうど今この辺り)

得意な子はすでに上記の単元の学習を終えている子も多いでしょう。そういう子は、入試問題などの実践的な問題演習(単元ごとに)で復習を行いながら、どんどん先に進んでいっていいと思います。

 

②都立高校入試の問題傾向を知る

試験によって求められている能力は異なります。

例えば、一般的に中学校の英語のテストは文法や重要表現などを問う問題が多く出題され、「書く」能力を求められている一方で、都立入試の英語は「読む」ことに重点を置いている問題構成になっています。6割が「読解」、2割が「リスニング」、2割が「文法・英作文(これも結局文を読んで理解しないと正当できない問題)」に関する問題。

そのため、都立入試の英語で点数を取るためには、初見の長文読解に慣れておく必要がある。それを知らずに文法の問題集だけを勉強していても効果は薄く、良い対策とは言えません。

都立入試はすべての科目で「文を読んで理解する」という力を試してきます。国語・英語だけでなく、数学の大問2や、理科・社会の文章量や問題内容を見てもらえれば分かると思います。(おそらくセンター試験を意識していると思われる)
1,2年生編で「とにかく語彙力をつけろ」と言っていた意味が分かると思います。

試験で求められている能力を正確に把握し、それに向けた対策を行うことが、合格の可能性を上げる一つの手段です。
ちなみに都立入試の問題は、東京都教育委員会のHPに掲載されているので参考にしてみてください。

 

③苦手科目・苦手単元を克服

苦手科目や苦手単元は早いうちに無くしておくことは、今後の勉強をスムーズに進めていくために必要です。

私立入試とは違い、都立高校入試は5教科の試験です。得意科目が1科目ある子よりも、苦手科目が1科目も無い子の方が合格確率は高まります。

得意を伸ばす前に、苦手を潰すことが実はかなり大事だったりします。

 

おわりに

「俺は(私は)塾でやっているから大丈夫だ。」と思っている人が一番危険です。

やっているだけで身に付いていない子が本当に本当に本当に多いです。(「えっ、マジ?!本当に塾通ってたの?!」と思ってしまう子に沢山出会ってきました。)

そうならないためにも、慢心せずに時間にゆとりのある時期にじっくり丁寧に取り組むことが大切です。

受験生として最高のスタートを切れるよう、この時期からしっかりと頑張ってもらいたいです!

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