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【絶対読んでほしい】今一度TSKの指導理念を確認しておきたい

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今一度TSKの指導理念を確認しておく

こんにちは、武井です。
今年度が始まって、色々なことがあり、色々なことを考えてきました。
そのなかで「とにかく一回、俺らの考えを大きな声で言わないとダメだ!!」と思うようなことがありました。(生徒や保護者にナメられたということです。)

今回は、TSKの指導理念を今一度確認したいと思います。
新たに入塾を考えている方にも、通塾中の生徒や保護者の方にも、お読みいただきたいと思います。

目次

①この4ヶ月で既に3名の退塾者を出しました

退塾理由は
・生徒が塾との約束を守ってくれない(3名)
・保護者が塾との約束を守ってくれない(2名)
・学習意欲が皆無(3名)
・授業中に居眠りをする(2名)
・課題・宿題をやってこない(3名)
・学校の試験内容や課題内容などを正確に伝えてこない(2名)
・連絡せずに塾を休む(3名)
など。

レベルが低すぎる話で非常に恥ずかしいです。

既に塾生ではなくなった子のことをあれこれ言いたくはないので詳しくは書きませんが、上記3名には半年以上(中には2年以上)同じ注意をし続けてきましたが改善できませんでした。

 

②歯医者に来たのに口を開けない人

今年度から簡単な入塾基準を設けました。
Ⅰ:学習意欲がある子
Ⅱ:2時間程度集中力が持続する子
の2つです。

そもそも「学習意欲がない」のになぜ塾に通うのでしょうか?
歯医者さんに来たのに口を開けない、映画館に来たのに映画を見ない、靴を履いたのに外に出ない、このような行動と同じくらい「学習意欲がないのに塾へ通う」というのは不可解な行動です。

私たちは、勉強をしたくない人に無理やり勉強をさせたいと思っていません。というより、勉強をしたくない人に勉強をさせようとすることがとても嫌です。やりたくありませんし、そういう人のために塾を創ったわけでもありません。

TSKとしては、上記のような子の説教をする時間があったら「学習意欲のある子(勉強したい、頑張りたいと思っている子)」の指導に時間を使いたいと考えます。頑張っている子の時間を奪いたくありません。また、それが塾として正しい考え方だと思っています。

 

③まずは取り組みの姿勢・態度から変えなくてはならない(ここから本題)

TSKに入塾後は、まず「勉強の基本所作」の指導から始めます。

定期テストで80点以下の生徒によくある特徴
※TSKでは、定期テスト90点で一応「基本のクリア」ということに設定しています。(近隣の一部の公立中学校は、テストのレベルが低すぎてこれに当てはまらない場合もありますが……)
・先生の指示を聞けない
・字やノートが雑で何が書いてあるか判断できない
・自分の考えを論理的に説明(アウトプット)できない(単語でしか会話ができない)
・2~3時間程度維持できる集中力が無い(入塾不可)
・最低限のコミュニケーションが取れない(入塾不可)
・そもそも授業やテストを真面目に受ける気がない、学習意欲がない(入塾不可)
などがあります。

テストが80点以下の生徒の大半は、こういった学力面以外の部分で改善すべきことがあります。

従って、第一にすべきことはこういった「取り組み面の改善」です。
中学生になっても上記のことができてない子が、今後これらの問題を独りでにクリアすることはまずあり得ません。
なぜなら今まで身につけられなかったのは、本人(内的要因)以外にもいろいろな環境要因(外的要因)があり、中学生においてその普段の環境が劇的に良化するという現象は起こりにくいからです。

こういった状況でこれらを改善するのに最も効率的で効果的なのが、日常の一部の時間でもいいから今までと違う環境に身を置いて“その環境や雰囲気に感染する”ことだと考えます。
TSKが目指している塾空間は、静かで教室にいる全員が黙々と集中して勉強をしている空間です。そして入塾したての子もその雰囲気に無意識のうちに感染して、自然と周りの生徒たちと同じような取り組みができるような、そういう空間を常に提供したいと思っています。
取り組みが改善されれば学習がスムーズに進み、勉強のクオリティも上がってきます。自ずと成績も上がっていきます。

この「取り組み面の指導」はとても細かく行います。
こういったことを軽視している子は、たとえ地頭の良い子でも何らかのミスを頻発しますし、またそのようなミス自体を軽視し、結果的に十分な成績を納めることができない場合が非常に多いです。

中1~2年次は、
①勉強に対する正しい姿勢・態度を身につけること
②基本事項の徹底(定期テスト90点レベル)
を細かく厳しく指導します。もちろん、それらができている生徒にはもっと応用的な内容の指導を行います。

 

④共感してくれる人に入塾してほしい

TSKが大切だと考えていることを、大切だと感じていただける方に入塾していただきたいと考えています。

塾のほうから生徒の忘れ物や欠席連絡、授業態度の話(取り組み面の話)をしているのにも関わらず、生徒や保護者の方がテストの点数しか見れない(数字的な面でしか生徒の状況を捉えられない)と、生徒の成績を上げることはとても難しくなります。
数字(点数や偏差値)の前に幾つかの壁をクリアしなければ、高校以後(あるいは高校受験時点で)非常に厳しい状態になってしまいます。私たちとしては、高校受験という経験を通して、結果だけでなくさらにその後の人生にも役立つような“何か”を生徒たちに手に入れてほしいと思っています。

TSKに入塾した際には、生徒はもちろん保護者の方にもTSKとの約束を守っていただくことがあります。基本所作ができていない生徒の場合は必ずあります。

ご家庭にお願いすることの例
・欠席連絡は本人にさせてください。(中学生以上なら当たり前のことです)
・忘れ物をしない、時間を守る等などができていない場合は、ご家庭で指導してください。(忘れ物や遅刻等は、保護者の方に事実だけを連絡します。あとの指導はご家庭でお願いしています。場合によっては「学習意欲が無い」と判断します。)
・保護者の方が子どもに対して、すぐに・一方的に・感情的に怒らないでください。(怒られることに慣れてしまっている子どもは、誰が注意しても、耳を傾けられない癖・ウソをつく癖などがついてしまうからです。塾で基本所作の指導をしても改善されません。)

こういった意味では面倒くさい塾かもしれません。
しかし、このように細かく面倒なことをしていかないと、定期テストで70~80点程度しか取れないレベルの子が高校受験・大学受験で逆転するのは不可能です。
これをクリアできると、今年度の中3Bのようになれます。

余談
当塾に通う最年少の小4の女の子は、「勉強を教わる基本」がほとんど完璧に身についています。
・先生と的確にコミュニケーションが取れる(きちんと敬語も使える)
・毎回元気に挨拶をしてくれる
・指示した内容が終わったら「終わりました」と自分から報告してくれる
・わからないものがあるときは「この問題がわかりません」と自分から質問してくれる
・忘れ物をすることがない
・時間を正確に守れる
・集中力がある(毎回安定している。手中力が無い日が無い。)
ご家庭での教育が素晴らしいのが一目でわかります。

また、小4から通塾している男の子(現在小5)も小4の女の子と同じく、小5にして既に主体的に勉強する姿勢が身についています。
彼もまた毎回安定した集中力があり、こちらが想定したペースよりも速いスピードで学習を進めています。(彼にとってはちょうどよいペースのようです。)既に5年生の内容をほとんど終えています。

勉強の基本所作が身についていれば、スタートの学年やスタートの学力に関係なく、成績はグングン伸びていきます。
また、私たちが言う「勉強の基本所作」は当塾の最年少2人でもできるような至極簡単なことあるということです。

しかし、この「勉強における基本所作」を治せるのは、学習意欲がある子(勉強を出来るようになりたい!と思っている子)だけです。
やる気のない子にとっては、これらの注意はただの“ノイズ”になってしまいます。当塾は入塾時の成績が問わないが、「学習意欲がある」ことが必須ということにしているのはこのためです。

⑤TSKの指導理念まとめ

始めに書いた通り、TSKは「学習意欲のある子」のための塾でありたいと考えています。
従って、TSKの指導方針・指導方法は「学習意欲のある子」にしか向いていません。

●入塾条件
Ⅰ:学習意欲がある子
Ⅱ:2時間程度集中力が持続する子

●指導の優先順位(学力向上のためのプロセス)
①取り組み面の改善にむけた基本所作の指導
②テストの点数はその次の話
③応用的な内容の指導

この指導理念に共感してくださる方にTSKにお越しいただきたいと思っています。

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