【中3生】集会後の微妙な様子と10月の偏差値【2019年度入試組】

集会後の微妙な様子について

こんにちは。講師の細野です。
10月3日、18日のブログで中3生の現状について書き、10月23日に学年集会を開きました。今回は集会後の中3生の様子について書いていきます。

10月23日に集会を開きました

先日10月23日の授業後に、中3生を対象に集会を開きました。
今置かれている中3生の現状を確認し、自分たちが何のために勉強をするのかを今一度問うために行いました。10月18日のブログでお伝えした通り、受験生である現中3生は例年以上に勉強のクオリティーが低いです。
こなしている勉強量は多いのに、結果が伴わない。つまり伸びない生徒が多いのです。

中3生には今回の集会で、この現状をどう理解しているのか(そもそもこの現状を把握しているのか)、原因は何か、これを打破するこれからの方法は、などを振り返って反省し、考えてもらいたかったのです。
まずは、一番わかりやすく現状を理解してもらうために、2019年度受験組(現中3生)と2018(現高1生)の、定期テストとVもぎの結果から上昇率、停滞率、下降率を割り出した具体的な数値(10月18日のブログ参照)を中3生に提示しました。ここで昨年度の中3生との伸びの差を実感してもらおうとしました。
前述した通り、量はこなしている中3生ですが、数値を比較してみるとやはり思うような結果には繋がっていないことがわかります。その原因は決して個々の能力が低いのではなく、学習に取り組む態度に問題があるのです。それに気付いてほしいと思い、話をしました。

今回の集会を開いた直後の感想としては、少なくとも「自分たちは良くない状況にある」ということは伝わったと感じました。集会の中でも、これは異常事態だ、シリアスに捉えなければならない問題だと伝わるように、プレッシャーを交えながら話をしていきました。
この集会は、“ここで改善が見られなければもうそれまで”という最後の警告であり、ここで立ち直すことができればギリギリ間に合わせることができるという、最後のチャンスだと伝える場所でもありました。自分たちの置かれている状況をはっきりと理解し、自分たちの行動を振り返って欲しいと思っています。逆に今後の学習態度の改善に努めることができず、この状況のままで学習に取り組めば、確実にだらしない雰囲気でなんとなくの受験を迎えることになります。

その後について

後日、集会での話を聞いて、自分のこれまでの学習の振り返りと、これからどのように改善していくか等を用紙に記入(書きたい人だけ書いてくればいいと話しましたがこれは全員から提出がありました)してもらい、各自でこの現状について考えてもらいました。生徒の振り返りとともに、私たちの話がどの程度理解されているのか知ることができました。
集会の後に記入してもらった用紙と、その後の学習態度をあわせて中3生を見てみると、残念ながらこちらが伝えたかったことを正確に理解している生徒は一部でした。それに、その理解したものを自分の行動に落とし込めているかというと、微妙なところです。

けれども、学習態度にまったく変化がなかった、というわけではありません。
前述の通り、「自分たちは良くない状況にある」という危機感のようなものはやはり感じてくれているようで、良くない状況を改善しようという行動は見られました。
例えば、自ら質問をしてきたり(集会前はこれが全くない状況でした……)、何もしない時間(先生待ちの時間等)を無くすようにしたり、○つけ、確認を進んで行ったり、自分なりに考えて行動をしてくれたようです。

しかし、ここで言っておくべきことは、なにか行動をするにしても結果につながるような行動が求められているということです。もちろん何もしない時間を無くす、などの行動は大切です。
けれども、何もしない時間をなくして新しく作ることができた時間をどのように使うか考え、効果的に使うことが遥かに大切です。そして、○つけ、確認を進んで行うことも大切ですが、その○つけや確認をした後に、復習を経て最終的に自分の知識にすることは更に大切です。
つまり何が言いたいのかというと、まだまだ考えが足りないということです。今の勉強の更に先(受験)を考えてほしいです。残念ながら今現在そこまで考えて勉強ができているのは、集会に呼ばなかった2名と集会に呼んだ1名のみです。
学習習慣や勉強に対する意識を作っていく1年生、2年生ならば上記のようなアウトプットだけでもいいのかもしれません。しかし、みんなは数カ月後に受験が控えている3年生です。求められていることが違います。そういう意味ではいまだ受験に対する意識が十分ではありません
もう一度はっきりと書いておきますが、みんなはまだ「結果が変わるような取り組み」までは出来ていません。今のままいくと学年の平均偏差値は55程度で受験を迎えることになります。

ちなみに、去年の中3生も1学期はみんなと同じような中途半端な状態でした。夏休みにようやく受験モードになり、そこから受験勉強の内容が始まった(今年の3年生と比べると4か月くらい遅い)ような状態でした。10月18日のブログで比較していたのは10月の結果です。去年の中3生は10月ではまだ一段階目の成績上昇が起きていませんでした。冬(1月)になってようやく夏からの勉強が実を結び、学年の平均偏差値60を超えるようになりました。(2018年度入試組の進学先高校偏差値平均は59.1でした。)2学期以降の彼らの熱心な取り組みのお陰で最後にドカンと伸びた学年でした。
つまり、勉強をしたらすぐに成績が上がるわけではなく、勉強と成績向上の間には“時差”があるということです。今変わらなかったら、受験に間に合わないというのはこういうことです。

集会後も改善の余地がまだまだあります。自分たちの置かれている状況が「良くない」と気付いた今、どのようにこれからの受験生活を送るのかを考えて行動してください
もし、はっきりとした目標を持ち真剣にそれを目指すのだとしたら、我々は協力を惜しみません。代わりに勉強をすることはできませんが、目標を共有できるのならばその目標までのみちのりを指し示すことができます。生徒と十分なコミュニケーションを取りつつともに意義のある受験にできるように共にがんばっていきたいと思っています。

追記:中3生8人の10月の偏差値記録

こんにちは、ブログ編集中の武井です。
最後に8人全員の10月の偏差値を残しておきます。

中3生10月の5科偏差値(全8名)

※すべてVもぎの結果です

① 66
② 64
③ 62
④ 58
⑤ 56
⑥ 53
⑦ 50
⑧ 40
学年の平均偏差値56.1

現時点では1人も目標偏差値に届いていませんね。でも、これからです。ここから頑張れるかどうかが大切です。いや、とにかく辛くても頑張ってください。嫌でも頑張ってください。
受験が終わった後改めてこの記録を見たときに「あの時頑張って良かったな」と思ってもらえたらと思っています。

楽しいことはその瞬間は楽しいけれど終わってみると虚しさのようなものが残ります。
辛くても頑張ったことは終わった後にふり返ると「楽しかった、あの時頑張って良かった」と思える喜びのようなものを残してくれるはずです。合宿とかね。めちゃくちゃしんどいのに帰ってきたら「楽しかったー」って思うでしょ。「楽しかった」思い出というのは往々にしてこのように作られるのかもしれません。
そしてこの「あの時頑張って良かった、あの時あんなに頑張れたのだから」という気持ちを持って先のステップに進めるかどうかが、その先の高校生活以後に大きく影響するはずです。集会で杉山・細野がみんなに伝えようとしていたのはこのようなことだと思います。決して「受験」だけの話をしていたわけではないと思います。

結果よりもプロセスが大事だと安直に言う人がいますが、プロセスは結果が出てようやくプロセスになり得るものです。結果に付随してくるものです。「結果を求める態度」が無ければ、終わった後にどんなプロセスを辿ってきたかを確かめることに意味はないでしょう。先生たちがみんなに求めているものは、結果の出る「学力」ではなく、結果を出そうという「気持ち・態度」です。「学力」はこっちの仕事。「気持ち・態度」はあなた達の仕事。

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