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【大学受験体験談2019】東洋大学進学Rくん

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【大学受験体験談2019】東洋大学進学Rくん

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合格大学

東洋大学 情報連携学部情報連携学科
東洋大学 ライフデザイン学部人間環境デザイン学科
目白大学 社会学部社会情報学科

センター得点率

※本人の希望で大まかな割合で載せています
数学ⅠA:7割
数学ⅡB:6割
英語筆記:7割
リスニング:4割
国語:7割

受験勉強を本格的に始めた時期と高校3年間の学習状況

部活を引退した高3の6月下旬くらいに受験勉強を始めました。それまでは、定期テストの勉強しかほとんどしていませんでした 。それも受験で使う科目だけ(数学・英語など)。だけど、英単語だけは受験勉強を本格的に始める前からしていました。このたかが「英単語」が合否を左右するほど大事なものだなと受験前に感じました。(※1)
学校が休みの日は1日10時間ほど、学校がある日は6時間ほど勉強していましたが、夜遅くまで勉強して、翌日遅くまで寝ていることが何度かありました。これは良くないなと思いながらも、不安で寝つけず勉強していました。
受験勉強を始めた頃は、杉山先生に一日の予定をすべて立ててもらっていましたが、だんだんと自分の一日にこなせる勉強量、やるべきことが分かってきて、自分で計画が立てられるようになりました。

※1:塾に来るときはいつも左手に英単語帳を持っていました。また、先生たちが知らない英単語を彼はたくさん知っていました 。

受験生活をふりかって

模試や過去問で点数が合格点に近付いていると感じた時が受験勉強をしていて一番楽しかったです。あと、杉山先生、武井先生、海先輩(細野先生)と勉強の話や全く関係ない話をしてる時間も楽しかったです。
逆につらかったり、悩んだ時は、過去問で全然点数が取れなかった時です。何度も自分に何が欠けているのか考えました。(※2)

※2:彼は過去問の結果に一喜一憂してしまうタイプでした。過去問で良い点数が取れると「もう合格ですね」とニコニコで報告してくれましたが、その翌日に悪い点数を取ると「もうダメだ」「全部落ちたらどうすればいいですか」などと弱音を吐いていました。正直、弱音を吐いていたことの方が多いですけど。
ただその一方で、立派だなと感じたこともありました。それは自分の勉強をよく分析していることです。自分に足りないものは何か、またそれを補うために必要な勉強は何かを、自分で考えたり、先生に積極的に相談したりしていました。この点に関しては、高3生の中で一番良くできていたと思います。

志望校を決めた時期と理由

ちゃんと決めたのは夏休み明けくらい。理由は自分がやりたいことが特になかったので、将来の就職する時のことを考えて情報系を選びました。

後輩へのアドバイス

部活をしている間は、自分が受験で使いそうな科目を重点的に勉強して、他科目は手を抜いてもいいと思います。定期テストで万遍なく高得点を取っていても、自分の受験で使う科目で点が取れているなら、他科目すべて赤点でも受験においては何の変わりもないからです。その力の入れ方を上手くできる人は受かります。(※3)
受験勉強を始めた頃は、先生に頼って何をすべきかたくさん聞いてもいいと思いますが、過去問を解き始める11月~12月くらいにはやるべきことを自分で把握できるようになるのが理想です。
最後に一番大事なことは、「一番やりたくないことから手をつけること」です。「この単元苦手だ」「今日は一番最後にやろう」と後回しにしてしまうものは、本番でも結局点数が取れないと考えてよいです。僕は古文がそうでした。

※3:勉強時間が限られていて効率が悪い生徒には、そうした方がよいというアドバイスです。勉強時間がある生徒や効率が良い生徒は、満遍なく勉強しておいた方が受験時の可能性は狭まらないはずです。

個別のエピソード

(筆:杉山)
Rくんは、私が塾で10年以上働いている中で、入試当日に体調を崩した唯一の生徒です。

彼は第一志望校の試験日の朝、胃腸炎になりました。前日の夜中から体調を崩し、なかなか寝つけなかったそうです。さらに当日の朝に嘔吐をしました。試験に行くか迷ったそうですが、第一志望の試験だったので受けに行きました。試験中は嘔吐しないことだけを考え、テストは無心で解いていたそうです。翌日も同じような状態で試験を受けに行き、ふらふらになって帰宅し、そのあと点滴を打ちに病院に行きました(胃腸炎になった日から3日間、第一志望の大学の試験が続きました)。手洗いうがいや予防接種をはじめ、様々な予防法を実践していましたが、胃腸炎という形で体調を崩しました。緊張とストレスから胃腸炎になってしまったのでしょう。大学受験はそれほど精神的な負担が大きいと言えます。
Rくんの試験の結果は、第一志望校の学校のテストは3日受験して2つ合格し、第一志望の学科にも合格できました。

最後に彼が合格後に後輩にアドバイスしてくれた内容について書いておきます。高校生も中学生も参考にしてください。

本番で体調が悪くても緊張をしてても、練習の力が出ればいい。練習の力を出せるように日頃から本番を意識して準備すること が大切。そして何度も何度も練習して無心でできるようになれば、どんな状況でも練習の力が出せる。

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