【大学受験体験談2019】筑波大学進学Mさん

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【大学受験体験談2019】筑波大学進学Mさん

合格大学

筑波大学 理工学群社会工学類
中央大学 理工学部経営システム工学科
青山学院大学 理工学部経営システム工学科
法政大学 理工学部経営システム工学科
法政大学 理工学部経営システム工学科(セ利)
芝浦工業大学 工学部土木工学科

【センター得点率】

※本人の希望でおおまかな割合で載せています

国語:8割
数学ⅠA:8割5分
数学ⅡB:7割5分
英語筆記:8割5分
リスニング:8割5分
化学:6割5分
物理:7割
現代社会:8割

 

受験勉強を本格的に始めた時期と高校3年間の学習状況

高1、高2の間は定期テストの勉強を中心にしていました。数学だけ高2の秋頃から塾で数Ⅲの先取りをしました。(※1)
受験勉強を本格的に始めたのは、部活動を引退した高3の5月中旬頃です。それから11月頃までは週4日のペースで塾へ通い勉強していました。塾では先生に解説してもらう勉強を、家では一度学習したものの復習や暗記内容を中心に勉強しました。
冬休みや学校が無くなってからは、ほぼ毎日朝から塾に行き夜まで勉強していました。センターの過去問は10年分ぐらい解きましたが、そのうち5年分は本番と同じく2日間に分けて演習をしました。(※2)

※1:高校の授業レベルや志望校のレベルにもよりますが、高1高2の間は学校の勉強を100%やればよいとTSKでは考えています。高校の授業だけで不足する部分だけはTSKで補うようにしています。

※2:中3生の都立特訓と同じく、解答時間を短くして演習を行いました。センター当日、時間が足りなかった科目はなかったそうです。

 

受験生活をふりかって

勉強をすることはそれほど苦ではなかったです。しかし、友達とあまり遊べなかったり、毎日同じような勉強をしたりと、淡々と過ごしているのはつまらなかったです。早く受験が終わらないかなーと思っていました。
本格的に受験勉強をするようになってからは、学校に行き友達と話すことがなんだかんだ一番楽しかったと思います。学校がある日は毎日のように友達と受験のことも含めいろいろと話していたので、特に悩みを抱えるような事はありませんでした。

 

志望校を決めた時期と理由

高2の冬頃に志望校を決めました。どのような系統の学科に入りたいかを決め、目指せそうな大学を探しました。受験科目も自分の得意・不得意に合っていたので、そこも志望校決定の要因になりました。

 

後輩へのアドバイス

高1高2の間は定期テストの勉強をするくらいで、学校生活を楽しんだ方がいいと思います。高3になったら受験を意識して勉強する必要はあるけど、余り気張らずに夏休みあたりまでは時々友達と会うなどしながら少し楽しんだ方がいいのかなーと。
高3の1月2月になると、夏休みに1日遊んでいたくらいで受験に支障はないなって思うようになりました。学校生活も楽しみながら、勉強も頑張ってください。応援しています。

 

最後に

中3の冬から長い間お世話になりました。はじめは数学が苦手で、数学ばかり教わっていたはずなのに、最終的には数学だけ成績表がずっと「5」で、受験でも数Ⅲを使うなど数学が強みになった気がします。また、私は自分のペースで勉強ができたので、この塾で良かったと思っています。周囲の友達は大手予備校に通い、課題に追われて苦手科目や過去問などの勉強が予定通りできないと話していました。その一方で、私は杉山先生に理系科目も文系科目も教えていただき、日頃の勉強のバランスや受験日程などでもお世話になりました。私の性格や状況を理解した上でアドバイスをしていただき、本当にありがとうございました。(※3)

※3:彼女に指導した主な内容は現状分析・共有と学習スケジュールの作成です。時期・科目のごとの現状をふまえて、学習スケジュールを考える。あとは彼女がそれをこなしていく。もちろん、他の生徒たちも同じことを行っていますが、その質には違いがありました。
彼女は計画していた学習内容を勉強しただけでなく、9割以上の内容を定着させている状態でした。また、未定着の内容がある場合も、自分でどこが未定着なのか把握していました。そのため、私も学習計画を立てやすかったでし、教科指導(解法の説明や質問対応など)よりも現状の共有や学習計画の作成がメインになったと思います。

 

個別のエピソード

(筆:杉山)
センター試験が終わった時も、本人から合格発表の連絡をもらった時も、合格後に直接本人と会った時も、私は安堵感しかありませんでした。

いつもは合否を待つ時間から解放されホッとする気持ちと、これまでの指導の達成感があります。しかし、彼女の時は今まで味わったことがないほどの安心感だけがありました。
それは、やはり教科「指導」よりも現状の共有や学習計画などの「サポート」をすることが多かったからだと思います。

これは受験期にお母さまがお弁当を作ったり、体調管理に努めたりするなど、勉強以外の面でサポートすることと似ていると思いました。
今回はじめてお母さま方と似た立場に立ち、受験生をサポートしたことで、お母さま方が受験時に感じる心境を少しだけ味わえた気がしました。Mさん、ありがとう!

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