【大学受験体験談2019】北里大学進学Kさん

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【大学受験体験談2019】北里大学進学Kさん

合格大学

北里大学 薬学部薬学科(進学先)
星薬科大学 薬学部薬学科
東京薬科大学 薬学部女子部
東京薬科大学 生命科学学部生命医学科
明治薬科大学 薬学部薬学科
東邦大学 薬学部薬学科

センター得点率

※本人の希望で大まかな割合で載せています
数学ⅠA:8割
数学ⅡB:9割
英語筆記:9割5分
リスニング:10割
化学:8割

受験勉強を本格的に始めた時期と高校3年間の学習状況

受験勉強は、高2の冬から始めた気がします。2年生の1学期は集団塾に通っていましたが、合わなくてすぐ辞めました。TSKに入塾した高2冬までは学校で出された課題、授業の復習やテスト勉強しかやっていませんでした。高2冬から高3秋までは、週4日のペースで塾に行き、数学と化学の受験勉強をメインに行っていました。それ以外は、学校で放課後に講習を受けたり、友だちと勉強していたりしていました。高3冬も、平日はほとんど学校に行っていました。担任の先生が数学だったので、質問をよくするようになり、苦手な分野のプリントをもらってやっていました。過去問の添削もしてもらいました。化学は無機と有機を中心に、一冊の参考書を何周もしました。英語は苦手な文法を中心に息抜き程度にやっていました。最後の方は過去問をたくさん解きました。

 

受験生活をふりかって

今振り返ると、受験勉強は楽しかったなと思います。一人で勉強するのが無理なタイプなので、受験期も学校に行って勉強することが多かったです。友達や先生とのおしゃべりがリフレッシュになっていました。(※1)
つらかったことももちろんあります。公募推薦を受け、ダメだったのですが、この時は結果なんて全く気にしていませんでした。しかし、実際に推薦で大学が決まった人たちを見て、そこから急につらくなりました。更に滑り止めに考えていた大学の過去問も思ったより解けなくて情緒不安定な時期がありました。学部を変えようかと本気で悩んだこともありました。

※1:彼女は自分の受験が終わった後も、学校に行って受験がまだ終わっていない友だちと一緒に勉強していたそうです。その時は入学後のテスト勉強をしたそうです。意識が高いですね。

 

志望校を決めた時期と理由

高1の頃は文系志望だったのですが、結局理系に進みました。高2の終わりまでに学部を決めるように学校の先生に言われたのですが、調べれば調べるほどどの学部も魅力的に思えて、なかなか決まりませんでした。でも、理系ならこの学部に行きたいという気持ちが、他の学部に比べると強かったので変えませんでした。

 

後輩へのアドバイス

「受験に不安は付き物」とよく言われますが、本当にその通りだと思います。そして、私が大学受験を通して強く思ったことがあります。それは、受験は何が起こるか分からないということ。自分が絶対受からないと思った大学に受かったり、その逆だったり…。(※2)
勉強面でアドバイスするとしたら、むやみに色んな参考書に手を出さないこと。解けなくても差がつかない問題は潔く捨てること。考えるだけ時間の無駄なので。逆に絶対に解けなくてはならない問題を極めること。勉強する際に一回で解けたも問題にはA、答えを見て分かったものにはB、答えを見ても分からなかったものにはCなどと印をつけて、後から復習しやすいように工夫していました。
模試の結果が悪かったからといって、落ち込まないで下さい。実際に過去問を解いてみると、その大学の入試問題との相性があると思います。逆に、A判定でも落ちる人はざらにいます。脅しているわけではありません(笑)
成績は急には伸びません。しかし、勉強すれば必ず伸びます。私は夏休みで偏差値が10上がった科目がありました。最後まで気を抜かずに頑張って下さい。

※2:彼女の場合は、進学先である北里大学の試験を受けた直後は「全然できなかった」と言っていましたが、合格しました。

個別のエピソード

(筆:杉山)
彼女はセンター試験の結果を見て、一般入試の受験校を決めました。

12月に受験日程を考えた際に、試験日程が重なっている日にちが一日だけありました。その日は進学先の試験日でした。もちろん、彼女はその試験を受けたい気持ちは強かったのですが、滑り止めの大学の過去問の点数が安定せず、少し弱気になっていました。そのため、北里大学を受けるか、滑り止めの大学を受けるかは、センター試験の結果を見て決めたいと言われました。
2019年度受験組の高3生は、彼女も含めてメンタルが弱い子が多かったので、本番で力を出せるか心配していましたが、彼女は練習通りの力を出しました。そして、北里大学を受けることを決めました。北里の試験直後は「全然できなかった」と言っていましたが、結果は無事合格!(全部で7校を受けましたが、6校合格しました)

不安な気持ちをなくすためだけに受験校を下げたり、センターや過去問の結果を無視した出願はせず、常に自分の状況をふまえた上での選択をしていました。受験期の精神的に余裕が一番ない時期に、自分の状況をしっかり把握し判断できていたのは立派なことです。

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