【受験体験記2020】松原高校進学Hさん

目次

【受験体験記2020】松原高校進学Hさん

TSKは私の全てを変えてくれました。
TSKに入る前までは、学校の定期テストではやっても点数が上がらないからといって勉強をやらず、遊ぶ生活を送っていました。だから、定期テストでは20点~30点の教科ばかりで、学年85人位しかいないのに私は70位ぐらいでした。
また、以前の私は自分でも嫌になるぐらい性格が悪かったです。何をやるのにも面倒くさがったり、友だちの悪口を裏で言っていたり。成績はどうでもいいと思っていたので、まともに授業を受けなかったり、学校のルールを破って先生に怒られることがたくさんありました。TSKに入る前は、すべてが悪でした。家族や担任の先生に何度も迷惑をかけました。本当にごめんなさい!!

こんな成績も性格も悪かった私に、ある時お母さんから「今度、TSKの体験授業に行ってきてね」と言われました。
私は友達と遊べないし、勉強はつまんないから行きたくないと言いました。でも、お母さんに1回行ってみてと言われたので行くことにしました。それが私のTSKに通い始めるきっかけでした。

TSKの体験授業に来たのは、中2の7月頃でした。私は来る前、とても緊張していました。入った時とても静かでみんな頭が良さそうで、私には絶対通えない塾だと思いました。
でも、体験授業では、先生達が優しく、明るく、こんな勉強が苦手な私にも分かるように丁寧に教えてくれました。分からない問題が分かるようになると私はとてもうれしくなり、もっと勉強したいと思うようになりました。この塾なら頑張れると思い、塾に通うことを決めました。塾で勉強するのがワクワクで、早く塾に行きたいと思うようになっていきました。
また、塾に通う前はテスト前でも毎日遊んでいた私でしたが、いつの間にかテスト前はいっさい遊ばず勉強するようになっていました。はじめて学校のワークを繰り返し解いたり、学校のノートを見返したりしました。その結果、それまでの私では絶対に取れなかった、50点や60点を取れるようになりました。少しずつだけど、成績が伸びるようになり、私は勉強に楽しさを覚えました。友達との遊ぶ時間を前よりも少なくして、勉強の時間を多く取ろうと思うようになりました。

また、生活態度も変わりました。
周りに流されやすかった私は、裏で友達の悪口を言ったり学校のルールを破ったりしていましたが、そんなことをしても意味がないと気付き、自分が一緒にいて楽しいと思う人たちと付き合うようになりました。無理に苦手な人たちと一緒にいることが減りました。でも、どんな人に対しても笑顔でいようとは思いました。前まで友達の悪いとこしか見てなかったけど、良いところをたくさん見つけて、たくさんの人と仲良くなることができました。勉強も性格も悪だった私を変えてくれたのはTSKの先生たちのおかげだと思っています。ありがとうございます!!

中3になり受験生になった私は、とても焦っていました。
中2の1月に受けた模試で、私は偏差値30を取りました。私の行きたい高校はE判定で、その結果を見て絶望しました。もっと勉強しないと偏差値は上がらないと思ったので、とにかく一生懸命勉強しました。まずは偏差値を40までは上げたいと思って勉強をしました。夏前の模試で偏差値45を取ることができ、一生懸命やれば結果はついてくると改めて思いました。努力だけは忘れちゃいけない、またここから頑張ろうと思いました。

定期テストの勉強は2年生の頃の何倍もして、私は特に副教科の勉強を重点的にやりました。副教科はほぼ全て85点以上をとることができ、得意な数学は80点を取ることができました。成績は4を2つ、5を2つとることができました。私は、筆記ではあまりとれないので、内申で何とかカバーするようにしました。内申は都立でも私立でもとても大切です。特に都立では副教科の評定が2倍になるので。

12月になり内申が発表された後は、10年間分の過去問を解きました。また、ミスをした問題をノートにまとめ、毎日それを見返すようにしていました。過去問の結果は、S判定を取れていることが多かったですが、ずっと不安な気持ちでした。

志望校の倍率は2.2倍で、私は倍率を聞いたとき、絶対落ちるから受験校を変えようと思いました。1週間後には取り下げで、それまでに決めなければいけなかったため、毎日授業後に杉山先生に相談に乗ってもらいました。家族、先生、友達がたくさん励ましてくれました。でも、やっぱり私には無理だと思っていました。取り下げ前日の夜に、面談をして先生とお母さんに、「もっと自分自身のことを信じてほしい」「悔いが残らない選択をしてくれればいい」など、たくさんの言葉をかけてもらいました。そして、私は倍率関係なく自分が行きたい高校を受けようと決めました。この1週間で私のメンタルはボロボロになったけど、人生でこんなに悩んだのははじめてだし、大きな壁から逃げずに挑戦しようと思ったのもはじめてでした。

志望校を決めてからは毎朝緊張して、ご飯も全然食べられませんでした。
でも、試験日は今までやってきたから大丈夫って思うと、あまり緊張せず高校に行くことができました。国語が始まったときは、急に手が震え出しましたが、国語が終わる頃には試験の空気に慣れていき、いつも通りの感覚で受けることができました。社会と理科があまり自信がなく、落ちたかもと思い、帰りはずっと落ち込んでいました。それでも塾に行ってみると、みんなも社会と理科はあまり自信がなく、少しだけ安心しました。
自己採点してみたら、自分が得意な数学は70点をこえ、他教科も自分が思っていたよりもできていて、先生にこの点数だったら大丈夫と言われ嬉しかったです。

発表日、私は試験日よりも緊張していて、電車に乗っているときも、倒れるかと思いました。高校に着いたとき、何故か私は落ちたかもと思い掲示板を見たくありませんでしたが、お母さんに「行きな」と言われて番号を上から探していくと、自分の番号があり、自然と涙が出てきました。自分の番号があったときは、本当に幸せでした。お母さんと今までの努力が報われてよかったねと、話していました。高校の先生におめでとうございますと言われて、やっと受かった実感がわきました。志望校を変えなくて本当に良かったです!

受験では、たくさん悩み、たくさん考えて疲れたけど、色々な体験できて楽しかったです。私のすべてを変えてくれた先生、家族、友達には感謝しかないです。ありがとうございます。

後輩へのアドバイス

各教科の勉強方法について。理科と社会は、とにかく暗記を頑張った方がいいです。理科では先生に言われた重要な部分。その言葉の意味など。社会は年号と、その人物に関係しているもの。数学は、出題される問題が決まっているので、勉強すればできる問題が増えていきます。できる問題を確実に取ることが大切です。そのためには、繰り返し練習をして、見直しをする習慣をつけるといいです。英語は、英作文が12点で配点が大きいので、英語が苦手でも練習して書けるようにしていくことです。私でも書けるようになったので、しっかり練習すれば書けます。国語は、漢字を勉強した方がいいと思います。

最後まで諦めず、自分の目標に向かって頑張ってください!!

個別のエピソード

入塾時のHさんは勉強がかなり苦手な生徒でした。理解力や記憶力が乏しく、入塾当初は1教科の勉強をするだけ手一杯でした。しかし、勉強を継続する中で理解力や記憶力も少しずつ養われ、テストの点数も上がっていきました。彼女の勉強に対する姿勢が大きく変わったからこそ生じた変化です。やはり「テストで高得点を取りたい」「志望校に行きたい」などの“気持ち”が一番大事だと言えます。

また、彼女は志望校について、とても真剣に考えた生徒の一人です。校風、部活や行事、通学時間、制服などさまざまな要素を評価して、どの高校が一番楽しく過ごせるか、将来の夢に繋がるかなどを真剣に考えていました。Hさんをはじめ、この学年は志望校について熟慮した生徒が多かったです。充実した高校生活を送ってくれることを期待しています。

関連記事

  1. 【受験体験記2023】東京医科歯科大学進学のMさん
  2. 【新中3生】学年集会を行いました【2020年度入試組】
  3. 令和2年度都立高校入試“推薦入試倍率”
  4. 【受験体験記2020】上野高校進学のMさん
  5. 【受験体験談2023】向丘高校進学Kくん
  6. 【受験体験記2020】桜丘高校進学のKくん
  7. 【中3生】夏期講習の目標と科目ごとの内容【2020年度入試組】
  8. 【受験体験記2020】井草高校進学Rくん

アーカイブ

最近の記事

PAGE TOP