昨日、東京都教育委員会から、平成29年度都立入試の結果が発表されました。
目次
平成29年度の都立入試教科別平均点
国語 69.5点 (73.9点)
数学 56.3点 (60.9点)
英語 57.8点 (57.4点)
社会 58.6点 (59.3点)
理科 55.9点 (50.6点)
5科計 298.1点(302.1点) ()内は前年度平均点
平均点が発表されて
2/26に『都立高校入試の大雑把な講評と感想』という記事を更新しましたが、5教科のうち4教科(国語・数学・英語・社会)が予想していた通りの結果でした。
とくに、数学と英語は得点の分布も予想した通りでした。
数学は70点~45点の受験生が多く、80点以上の受験生が減少しました。英語は90点~30点がほぼ同じ割合で分布していました。
英語を得意としている生徒は簡単に感じ、苦手としている生徒は難しく感じられたのでしょう。(例年通り)
理科が予想以上に低かった
予想がハズれた理科は、平均点が60点を超えるだろうと予想していましたが、今年も一番平均点が低かったです。(印象としては、そこまで難しい問題ではなかったのですが^^;)
過去問と似た問題が出題されていたので、それらの問題の正答率が高くなるかと予想しましたが、正答率は10%~20%とかなり低かったです。過去問よりテキストの勉強を重視しすぎている受験生が多いなぁと感じました。
TSKの生徒は入試後「理科がめちゃくちゃ簡単だった」「90点はいってる」と、ほぼすべての子が“簡単だった”という感触だったので、平均点ももう少し高いのかと予想しましたが、手こずる子が多かったようです。
理科社会については、ここ数年難化傾向にあり、得点分布も上から下満遍なくフラットな状態になっています。(30点の子も80点の子も同じ数だけいる)
ただ、しっかりと過去問で対策をし、さらに各塾が作っているであろう予想問題(予想単元問題)などをやっていれば誰でも80点以上はとれるはずです。
もっと詳しく入試結果を知りたい方は、東京都教育員会のHPから「平成29年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について」をご覧ください。