【中3生】4ヶ月間での変化と課題 その1(2024年度入試組)

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【中3生】4ヶ月間での変化と課題 その1(2024年度入試組)

中3生の受験勉強が始まって4ヶ月が経ちました。中3生たちに、この4ヶ月間での変化と課題を書いてもらいました。後編はこちら【中3生】4ヶ月間での変化と課題 その2(2024年度入試組)です。

豊島区立巣鴨北中学校Kさん

◆勉強面の変化について
私が12月からTSKに通い1番大きく変化したことは、勉強や課題に向き合う姿勢、モチベーションについてのことです。
前の私は数学が苦手で、点数は高くはなくモチベーションも上がらず、ただワークを1回だけちょろっとやって、書き込みゼロの丸つけをし、やったつもりでいました。通い始めてからもしばらくは、与えられたものを(できてなかったけど)最低限こなすようにして、正直やる気など10,20%あるかというくらいでした。
変化があったと感じたのが1月下旬頃だったと思います。学校の数学の授業で3年生の先取りに入った時くらいです。今まで何もせずにぶっつけで授業を聞いていたのに比べて、理解の質が全く異なり、これが理解できたという状態なのかと実感しました。
このことに関してこれから活かしていきたいことは、主に課題に向き合う姿勢についてです。以前のように逃げてばかりいても現状が何も変わらない、むしろ後退していくというのは感じています。分からない問題やめんどくさそうな問題が合っても、すぐ諦めて飛ばしてしまうのではなく、一度しっかり考えてみてどうしても分からなかったら先生や出来ている友達に聞いてみるなどして、とことん課題に向き合えるようにしていきたいです。

◆勉強面の課題について
変化のところで書いた通り、私は嫌なもの、苦手なものから逃げてしまう課題があります。確かに前よりモチベーションは上がったし課題と向き合うことの大切さも実感しました。しかし今までの自分を振り返っても、出したやる気が1週間後には忘れて失くなっていることがほとんどです。私の課題はそこだと感じています。
私は、決意したその日のうちはまだ覚えていて実行を心がけるものの、1週間後には忘れていたり、分かっていてやらなきゃと思っていても楽しいことに逃げていたりしています。変化で書いた今後に活かしたいことも、この課題を解決しない限り継続できることはないと思います。
そしてその課題を解決するのは、正直今の私1人では難しいことです。出来るだけ早く1人で解決できるようになりたいとは思っていますが、今までのことも踏まえて、周囲の人の力を借りる必要があります。何かやりたい、継続したいことがあったら、1人でうじうじ悩んで結果諦めるのではなく、両親や先生、友達などに相談して助言をもらいたいと思います。

◆進路面の変化について
進路面での大きな変化は正直ありませんでしたが、意識的な面では少し変化があったと思います。勉強面でも書いた通り、私は嫌なものや苦手なものから逃げてしまうところが多々あります。これは成績の点から見ても、性格や人間性の点から見ても、直していくべきことです。前は分かっていてもやはりめんどくさそうだから、やらないという判断、結論になってしまって、翌日には忘れてしまっていることが常でした。しかし、受験勉強をしていくうちに、受験生としての意識が多少は芽生え始めて、嫌なものや苦手なもの、めんどくさそうなものにも、少しずつ向き合おうと思えるようにはなりました。これからはこの意識をさらに高め、いろんなところで活かし、成長していきたいと思います。

今まで何度か高校について調べて、自分がどのような高校に進みたいのか、それらは本当に自分(の性格など)に合っているのかを考えました。私はまだ将来の夢が決められていません。そのため、進める大学や企業の選択肢に幅を持たせ、少しでも将来の夢ができたときに後悔しないようにしたいです。また、中学が他の公立中学に比べて校則が多く厳しく、少し自由な校風の高校に進み、楽しめるようにしたいと考えています。
上に挙げた2点のどちらも、最終的な話でいうと、偏差値を上げる必要があると思います。将来の夢によっては勉強ができないといけないこともあるでしょうし(学校教師など)、校則で縛られない学校ではどうしても生徒の自主性や偏差値が高くなっています。
そのため私は自分の課題に向き合う自主的な姿勢をより身につけていきたいです。まずは逃げてしまう癖を直す必要があると思うので、上の課題に挙げた改善案で少しずつ直し、成長していきたいです。

◆書いてから思ったこと
勉強面と進路面ではどうしても関連していることがあって、切っても切り離すことはできないものだと感じました。

文京区立第一中学校Kくん

〈勉強面での変化〉
僕は受験勉強を始めて、変化した事は二つあります。一つ目は、受験勉強を始める前に比べて勉強をするようになった事です。勉強をする様になった理由は、受験を真面目に考える様になったからだと思います、受験勉強を始める前の時は、受験勉強や、学校の成績は正直どうでもいいと思っていたのですが、今は先生や親に、三年生の成績をどれぐらい取らなくてはいけないのかなど、具体的に目標を見れる様になったので勉強をする様になったのだと思います。ただ今の勉強量じゃ、一学期な成績オール4以上は無理なので、勉強をもっとしようと思います、そのために家での勉強についてお母さんと話し合ってルールを決めて勉強をしようと思います。二つ目の変化は、勉強する内容です。今まで勉強すればいいと思っていたのですが、僕は部活で疲れたら勉強を長い時間勉強することが出来ないので、少ない時間で意味のある勉強するために予定をたてて勉強するように変化しました。

〈勉強面での課題〉
勉強面での課題は、勉強しなくてはいけないにも関わらず、部活で疲れた時に勉強をてきとうにしてしまい、意味がないとわかっているのですが、その意味ない勉強分をとりかえすような勉強をせず、他にも自分のあまり好きではない勉強を後回しにして結局勉強をしないなど、そういった課題を無くしていくためにお母さんと勉強する内容など、課題をなくすために自分でできない部分は助けてもらおうと思います。

〈進路について〉
行きたい学校はまだ決まっていないのですが、おくりたい高校生活として部活や行事を高校での友達と一緒に頑張って、楽しく過ごしたいというアバウトな高校生活像しか、考えられないのですが、友達と楽しく過ごすという面で、僕次第ではあるものの、高校のルールが厳しいと楽しい高校生活が送りづらいと思うので、ルールがゆるい高校に行きたいです。
ルールのゆるい高校をお母さんに聞くと、偏差値の高い高校があげられるのですが、先生は受かる事は出来ても偏差値の高い高校に入った時、そこに入った高校生はある程度勉強が当たり前にできる人が、受かってると思うと先生は言っていたため、高校に入ってもめっちゃくちゃ頑張らないとみんなについていけないというのは嫌なので自分に合った高校を、自分の理想もふまえて探していこうと思います。

文京区立本郷台中学校Sさん

勉強面について
勉強面で成長したと思う点は、家庭学習についてです。前までわたしは学校から家に帰ってきて、塾以外で勉強をする、ということがほとんどなかったと思います。自分の中では「今日はここまで勉強したい」「やらなきゃいけないな」と思っていても「めんどくさいな」「明日でいいや」という気持ちが勝ってしまい、行動するまでに時間がかかったりやらないという選択をしたりする日が続いて学校の課題や塾の課題を当日ギリギリに終わらせていました。そこで、杉山先生から「毎日行動しようとしなくても、まずは2日連続でやらない日を作らないようにして、そこから増やしていけばいいんじゃない」と言われ、正直それでも2日続けてやらない日はあったけど、全くやっていなかった時の自分とは違い、授業でもわかることが増えてきました。今はたった1時間でもほぼ毎日机に向かうようになって、疲れたときは単語帳を使う(覚えているものをまとめているもの)、というように前よりも「上手い勉強の仕方」ができているのではないかと感じます。それを、これからも続けていくようにしたいです。

それでも、自分の中でまだ成長しきれていないな、と課題を感じるところがあります。それは、一度だけではなく、二、三度授業で教えてもらった内容が次の授業の時に答えられていないというところです。授業で、わかってきたところが増えてきたのと同時に、先生が「覚えてほしい」というところがまだまだ不十分だな、という自覚もありました。他の人と比べるのは良くないことかもしれないけれど、問題にぱっと答えられている同級生をみると、負けたくないな、と思います。できている人がいるのに自分はなんでできないんだろう、と不思議に思って見てみたら、他の人よりも先生に質問しに行ったりわからないところを周りの人に聞いたりしていました。できている人は先生に言われたことをノートに書いて満足するだけでなく、じゃあ他のこの文章ではどうなるんだろう、という疑問を持っているのだと思います。疑問を持つことは興味が湧いているということで、それがより勉強を楽しめるポイントにつながってくるのではないかと考えました。わたしは、先生に言われたことをノートにまとめて満足してしまうタイプなので、これからは「疑問」を意識して探すようにしたいです。

進路面について
進路の面で成長したと思う点は、前よりも「高校」というものについてを考えるようになったところです。母や父と、わたしがどういう感じの高校に行きたいのか、ということを話し合いました。もともと高校はどこでもいいのではないかと思っていて、どう選べばいいのかで迷っていました。しかし、中学校で当たり前だと思っていたことが高校では当たり前ではないことだと知って、わたしは負けず嫌いなので、運動会はガッツリやって勝ちたいし、部活は硬式テニス部がいい、など自分の過ごしたい高校生活像が段々とできていきました。まだ高校の名前までははっきりと決まっていないけど、前までの考えの自分と比べると、進路の面で成長した、大きな一歩だと感じました。

進路面の課題は、なかなかはっきりと行きたい高校がきまらないことです。ぼんやりと先生や親に言われた良さそうな高校はあるけれど、しっかり自分でここに行きたい、と決まった方が勉強をする目的になると思うから、変わるかもしれないけど、今のところで探したいと思います。とは言っても、まだ時間があるから、と後回しにするところが自分のよくないところなので、ニ週間に一回、進路についてを考える時間を取ろうと思います。この高校にはテニス部がある、文武両道だ、など少しのことでもいいからよさそうだなと思ったところをメモしていくようにします。

文京区立第一中学校Tくん

勉強面の変化
僕はこの塾に入って勉強に対して意欲的に取り組めるようになりました。塾に入る前の僕は何も考えず、学校の宿題だけを終わらせていました。しかし、英単語、漢字をなど日々コツコツ進めないと絶対終わらない勉強に出会いました。最初は自分が覚えられるようになるための勉強をしない日がありテストで九割を取れませんでした。しかし、先生に何度も怒られ、漢字、英単語ができないと勉強なんかできるようにならないと思い、親に言われなくても一週間、二週間の繰り返して勉強するようになりました。また、一週間の振返りを書くようになり、自分のできなかった事に対して今後どのようにすればいいか考えるようになりました。今後は学校での小テストや定期テストの勉強を計画を立て早いうちから続けて勉強するのに活かし自分の目標点に届きたいです。

勉強面での課題
好きな教科をたくさんやって苦手な教科は避けてしまっていること。数学は因数分解の問題をたくさんやったり先生に教えてもらったりで、因数分解などは最後の答えの形が展開か因数分解のどちらの形になっているかなどを見直しすなどの原因と改善方法を考えられているが、英語や国語などは全く勉強していないわけではないけど避けてしまっている。原因は苦手だから避けて自分が出来てないところが分からず、余計に何をすればいいのかわからなくなっている。改善方法は授業でやったところのテストをしてみて、自分がどのくらい出来ていないのかを理解する。理解したら出来てないいとこがわかるまで先生に何度も聞く。質問し分かったらまたテストをし直すことをずっと繰り返す。

進路面での変化
今までは姉のような楽しそうな学校生活を過ごしたいと思っていました。今は具体的な学校は決まってないけど、成績がオール4に5が何個か必要な学校に行きたいです。理由は高校生活で校則が厳しくないところに行った方が友達と楽しく高校生活を送れると思ったからです。また、どこの高校に通っているのと聞かれた時に自分で言うのが恥ずかしいと思わない高校に行きたいかです。学校生活像は運動が好きなので勉強と部活が両立できる生活を過ごしたいです。

進路面での課題
自分が行きたいレベルの高校に行くための成績が取れていない。今の成績は行きたいレベルに全然届いていません。成績を上げるために小テストで10割を取る。定期テストで8割以上を取る。そのためには小テストはあらかじめ勉強してできないところがないようにして受ける。定期テストは2週間前からでは間に合わないから3週間前から勉強しワークなどは終わらせておく。高校のイメージがわからないから、いける日に学校を見に行き学校の様子を知る。

文京区立第十中学校Cさん

●勉強面
勉強面でも変化ここ何ヶ月で考え方が変わった。具体的には学校や塾での授業中、分からないところがあったら前は分からないなで終わらせていたけれど、今はなぜ分からないのかどうしてそうなるのか考えるようになった。
また1日で勉強する時間も一気に増え、最初はそのスケジュール管理が難しく3年生になりたくないと思っていたが最近は勉強が楽しいと感じる時があるようになった。3年生になりたくないという気持ちは今も変わらないけれど塾で数学等は先に習っているので少し余裕があるように思える。だからといって手を抜いて最初のテストから最悪な点数を取らないように徹底する。

成長した点は、元々私は抽象的なことを具体的にするのが苦手だったけれど受験勉強や何回かの面談を通して段々と自分なり何事も具体的に考えることができるようになってきた。そうすることで細かい予定をかけて一日をよりよく過ごせたりした。苦手を拡幅することが出来た。まだまだもっと具体的にできることがあると思うからこれからまた具体的にとの事を考えていきたい。

課題点は何事も後回ししてしまうこと。塾の宿題に着いても学校の宿題に着いても後ででいいやという癖があるつめ焦って雑にやってしまうことが何度もある。今後はこのようなとこがないように、自分でスケジュールを立てて自分でやるべきことを考えてやったり、それをやらなかったらどうなるか考えながら課題を進めていく。

●進路面
12月から受験勉強を初めて早くも約4ヶ月がすぎた。この4ヶ月間を通し受験や高校について考えることが多くなり、周りの友達とも高校について話すことが前よりも比較的多くなった。初めて模試をやった時自分が今どこの地点にいるのか何が足りないのかなどがわかった。それと同時に今のままじゃ高校に行くのは無理だということに気づいた。家族とも今のままでは高校に行けない、ならどうするか、今が変わりどきなどや受験の大変さなどを話し合った。自分は高校に進学したいので自分で勉強することを選んだ。また高校では出来れば体育祭が盛んだったりテニスが強いところに行きたいと思っている。

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