こんにちは。中3Aグループ担当の細野です。
今回は、中3Aの授業の様子について書いていきます。
目次
授業内容(5月)
5月は、来月に迫る定期テストに向けての学習を中心に行いました。一部、普段の学習内容を変更して、テスト範囲にあたる単元の復習をテスト形式で行いました。
●英語(文法)
主にテスト範囲の復習をしていきました。確認テストで未定着内容を発見して、その穴をテキストを使用して修復してきました。
確認テストの正答率を見てみると、単語や重要表現は約9割、文法基礎(書き換え・並び換え等)は約8割、文法標準(英作文)は約5割。正答率を見てわかりますが、単語や重要表現等の、暗記の部分の正答率が高いです。これは反復して練習しきたことの効果です。
しかし、文法の基礎、標準の正答率はそれと比べると全体的に落ちています。文法問題は単語等の暗記とは異なり、英文法を覚えた上で、それを利用することを理解する必要があります。ここがまだ授業にに対する態度として足りない部分だと思うので、「考えながら学習すること」を身につけていきましょう。
●英語(読解)
読解等の読み物は常に触れておくことが重要なので、授業の始めにいつもの半分程度の分量を進めていきました。これだけでも、大きく差が出るはずです。
今月から都立入試の問題形式で演習しています。入試問題の雰囲気に今から触れることは、生徒達にとってプラスになります。
先月まで使用していたテキストに比べ、本文の難易度が上がり、読解に時間がかかっています。しかし、正答率は8割以上を維持できています。スピードが速くても正答率が低かったら意味がありませんので、今使用しているテキストが終わるまではスピードより正答率を重視していきます。
●数学
相似な図形の先取りと定期テスト対策を行ってきました。
中2で学習した合同な図形の証明、中1で学習した比の利用をある程度覚えていたので、相似な図形はスムーズに学習を進めることができました。
今回の定期テストの範囲は2月~3月に学習した単元ですので、その単元の感覚を思い出すために繰り返し復習をしました。
英語同様、確認テストも実施しました。確認テストの正答率を見てみると、計算問題は約9割、利用基礎(計算の工夫等)は約7割、利用標準(文字式の証明等)は全員0割。計算問題の正答率は高かったのですが、利用問題の正答率が低いので演習が必要です。計算問題に関しても、正答率10割の状態にしてテストに臨めるようにします。
テストにむけて改善していく内容はありますが、中3Aの良い点はケアレスミスが少ない点です。○がつかないものは、解法が未定着のものばかりで、わかっていたのに解けないということがほぼありません。×がつくものが特定の問題に限られますので、それらの問題のみ繰り返し復習しています。もちろん、確認テストも本番まで繰り返し行っていきます。
●国語
先月までに比べ、コンスタントに進めていくことができました。前回も書きましたが、英語読解と違い、文章の内容が難解になるので、本文の理解が全員できていませんでした。語彙力が乏しいせいで、評論文は一段落読む中でも、わからない言葉が次から次へと出てきているのが現状です。しかし、先月述べた課題「文と文のつながり」は多少意識できるようになってきた生徒がいます。(段落と段落のつながりはまだ難しいですが。)
読解1題にかかる時間について話をしておきたいと思います。現在、解説に1時間以上かかり、解答時間も合わせると1時間半~2時間かかっています。英語と同じく毎回演習を行えればよいのですが、他教科とのバランスも考えなければなりません。一題30分程度でこなせるようになるまでは、他教科の学習の圧迫にならない程度に進めていきます。時間がとれる夏期講習は、毎日国語の解説を行う予定です。
6月の予定
定期テスト本番を迎えます。それに向けて今の授業形式を続けていきます。テスト形式の確認問題で定着したか否かを判断し、穴を埋めていきます。理社の解説、確認も含めて、テストに万全な状態で備えていきます。また、中3生は主要5教科のテスト勉強に加え、副教科の勉強もしっかり行わなければなりません。中3Aの生徒に関しては、副教科の進捗もある程度管理していきます。
6月の目標
定期テストの点数です。中3Aの中でも、目標点は2つに分かれます。
①英語と数学は90点以上・他3教科は80点以上
②主要5教科80点以上
内申点に繋がる定期テスト、悔いのないように準備をしていきましょう。