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【中2生】確認テストの結果について
こんにちは。杉山です。
今回は先日実施した中2生の確認テストについて書いていきます。
テストを実施した教科は、数学と英語です。
テストの範囲は、中1内容と6月の定期テストの1/2程度の内容です。具体的には、数学は「文字と式」・英語は「be動詞と一般動詞」「過去形・過去進行形」です。
教科ごとに結果を見ていきます。
数学
平均正答率は74%(80%)
上位3名の正答率は79%・76%・75%
※( )内は昨年の中2生たちの正答率
※完答で〇、それ以外はすべて×で採点しています。
項目別の平均正答率
知識問題70%(77%)、計算問題78%(84%)
杉山からのコメント
一年前に現中3生に実施したテストと同じものを解いてもらいました。現中2生は解答スピードは標準的ですが、計算問題の精度は悪いです。
昨年は四則計算や符号によるミスが多かったですが、今年は各大問の一番簡単な問題でミスをする生徒が目立ちました。
また、見直しの時間をとっても、間違えを見つけられない生徒が大半でした。しかし、解き直しをするとほとんどの問題を自分で直せてました。一回で正確に解く力がないことで2割も失点していることになります。これを改善しないと、定期テストで90点以上を取ることは難しいでしょう。
課題克服にむけて、自分たちで○つけはさせずに先生がチェックしています。○×はつけずに間違っている問題の数だけを伝え、自分で間違っている問題を見つけてもらっています。まずは自分で間違いに気づく力を養う必要があるからです。
英語
平均正答率は66%(48%)
上位3名の正答率は97%・91%・75%
※( )内は昨年の中2生たちの正答率
※完答で〇、それ以外はすべて×で採点しています。
項目別の正答率
文法 基礎問題77%(76%)、文法 標準問題55%(21%)
杉山からのコメント
英語も昨年度と同じテストを解いてもらいました。現中3生は一番高い生徒でも正答率6割でしたが、現中2生は正答率9割を超えた生徒が2名いました。全体的には、正答率9割以上のの生徒、7割程度の生徒、3割程度の生徒の3グループに分かれました。
正答率9割を超えた2人は、もちろん英作文も書けていました。彼女たちには、今後長文読解の演習を行っていきます。2年生から定期テストで初見の長文問題が出題する学校が増えますので、その対策も兼ねて学習していきます。
一方で、be動詞と一般動詞の区別もあいまいな生徒(3月入塾組)もいました。動詞の区別がついていない状態で、中2内容の学習をしても意味がありませんので、できていない生徒は今月中にできるように取り組みましょう。
また、正答率が9割に達していない生徒たちも、中1内容を定着させることが課題です。文法については授業で学習していきますが、単語や重要表現は自分が覚えるまで練習するだけです。自宅できちんと練習をして、授業はじめのテストに臨みましょう。
総評
英語で正答率9割以上の生徒がいたことは少し驚きました。
動詞の区別がついていても、英作文が書けないことが大半ですので。彼女たちには次の定期テストで90点以上を取ってもらいたいです。
一方、数学は今のままでは定期テストで90点以上を取れる生徒が一人もいない状況です(昨年度、定期テストで90点以上を取った中2生は2名いましたが、この確認テストでの正答率は93%と83%でした)。定期テストまで1ヶ月半ほどあり、1~2単元の内容の定着度を上げるには時間は十分にあります。自分がどのような問題で・どのように間違えているか・改善するには何をすべきかを考えながら対策していきましょう。
今回の確認テストは何度も解いてもらいます。正答率90%以上を取れるようになるまで反復します。この確認テストで正答率90%を超えないと、定期テストで90点どころか80点も難しくなります。今月下旬に第2回の確認テストを実施します。そこで結果が出せるような取り組みを日頃から行いましょう。