【中3生】進学先と一年間の総括【2020年度入試組】

中3生進学先

2020年度入試組(全14名)の進学先です。()は偏差値。

都立高校

竹早高校(67)
文京高校(61)2名
井草高校(60)
上野高校(60)
松原高校(50)
千早高校(48)
第一商業高校(45)

私立高校

國學院大學久我山高校(71)
法政大学高校(69)
日本大学櫻丘高校(61)
淑徳巣鴨高校特進(61)
桜丘高校特進(57)
女子美術大学付属高校(53)

今年の3年生は14名。
都立高校進学者が8名、私立高校進学者が6名でした(都立志望者10名、私立志望者4名)。
中3生の皆さん、進学おめでとうございます。

今年の高校受験を振り返る

今年の中3生は「TSK史上最も学力が低い学年」と言い続けてきましたが、受験勉強を通して学力面の成長を一番感じた学年でした。

中2の頃は、日常会話の部分で躓いている、勉強も作業的にしかできないという印象が非常に強かったです。
質問に対する答えが全く見当違いなものであったり、教科書の文章を目でなぞるだけ、解説を音として聞いているだけ、ノートに字を書いているだけが、勉強だと勘違いしている生徒ばかりでした。
学年で一人でも5科偏差値60(文京高校レベル)に届く生徒が出てくればよいと、一年前の私たちは思っていました。

しかし、受験勉強を進める中で変化が見られるようになりました。これまで書いたブログからも、それが窺えます。

一昨年9月のブログ記事で、以下のような内容を書きました。
『【中2生】定期テストにむけて確認テストを実施しました』
①:5科偏差値50を超えるであろう子は1~2人
②:指示通りに取り組むことさえ困難な子が多くいる(入塾条件を設けたのもこの学年が理由です)
③:読み取る・聞き取る・考える力が弱いことが原因で、非常に効率の悪い勉強をしている

昨年の2月のブログ記事
『【毎年恒例】中2生、模試の過去問を解いてみた【2020年度入試組】』
①:学年全体の平均偏差値は3科43.2・5科42.7
②:非常に低い結果、殆どの子が偏差値30台を取っている
③:ノートに字や式を書いたりしていれば「勉強している」という感覚を持っている

昨年の7月のブログ記事
『【中3生】定期テストだめ、Vもぎ偏差値上がらず【2020年度入試組】』
①:偏差値60に届いた生徒は2名、一方で偏差値50に届いていない生徒は半数ほどいる
②:内申点を含めた総合得点が、文京高校レベル(偏差値60の高校)以上をクリアしている生徒はたったの1名

昨年の9月のブログ記事
『【中3生】2019年8~9月のVもぎ結果【中2生もちゃんと読んで!】』
①:半年前に偏差値30台だった生徒が偏差値60以上まで上がってきた
②:中3生の取り組みや気持ちの変化を感じる

夏以降に成績が大幅に伸びました。
ほとんどの生徒が15以上偏差値が伸び、20以上アップした生徒も複数いました。その結果、挑戦校と考えていた高校を受験校に選んだ生徒が多かったです。
そのため今年はこれまでで一番厳しい受験になると、私たちも覚悟して受験期を迎えました。

受験生たちの成長

中2冬の5科平均偏差値は42.7、平均換算内申は43.1でしたが、最終進学先の平均偏差値は58.9、平均換算内申は50.2でした。
参考までに、①中2冬~中3冬の総合得点の推移、②3人の中2冬の偏差値と中3冬の偏差値、を載せておきます。

中2冬~中3冬の総合得点の推移

*総合得点・・・内申点を含めた1000満点の得点
*文京高校(偏差値60の都立高校)に合格するには780点が目安です

〇中2冬(11名)
都立・私立志望者:5科偏差値+内申点
709、707、698、655、617、613、599
572、540、522、415
教室平均:604点

〇中3春(12名)
都立・私立志望者:5科偏差値+内申点
763、763、734、720、668、665、653
650、633、611、593、511
教室平均:663点

〇中3夏(14名)
都立・私立志望者:5科偏差値+内申点
783、776、776、712、707、692、677
673、655、644、642、602、544、525
教室平均:672点

〇中3秋(14名)
都立・私立志望者:5科偏差値+内申点
842、823、817、797、797、788、787
783、761、733、709、685、660、628
教室平均:757点

〇中3冬(14名)
都立志望者:5科偏差値+内申点
850、833、812、806、794
758、735、696、672、596
私立志望者:3科偏差値+内申点
863、843、822、755
教室平均:774点

竹早高校へ進学のYくん

中2冬
国語58 数学55 英語46 社会44 理科57 3科53 5科52

中3冬
国語65 数学67 英語67 社会60 理科67 3科67 5科66

一年前のYくんは、文京高校がギリギリ狙えるレベルでした。
中2冬の偏差値は52でしたが、要領が悪い生徒でした。これまで竹早以上の高校に進学した生徒たちと比較しても、スピードや吸収力において大きな差がありました。
中2の間は定期テストに専念できたこともあり、中学校の成績はなんとか取れていましたが、中3になり定期テスト勉強と受験勉強が両立できるのか、先生たちは心配していました。

しかし、受験勉強を進めるにつれて、スピードや吸収力は改善されていきました。模試の結果にそれらははっきりと反映されていて、比較的高い基準での安定が見られました。
中3秋には自己最高偏差値69を出し、志望校をよりレベルの高い竹早高校に決めました。
中1の成績がほぼオール3でも、中2の頃からコツコツ努力をすれば、竹早高校(共通問題のトップ校)に合格できることを、Yくんは後輩たちに示してくれました。

文京高校へ進学のMさん

中3春
国語52 数学42 英語44 社会52 理科44 3科45 5科46

中3冬
国語60 数学56 英語60 社会65 理科56 3科59 5科60

Mさんは、11月と2月に成績が急激に上がった生徒の一人です。
9月10月の模試では偏差値50で向丘高校が相応校でした。文京高校は見学にも行っていませんでした。
しかし、翌月の模試で偏差値60をマークし、はじめて文京高校の説明会に参加しました。彼女は文京高校に一目ぼれしましたが、その後しばらく成績は停滞期に入りました。周囲からは文京は厳しいのではないかと言われ、冬休み明けの模試でも結果が出ませんでしたが、かえってそれが彼女を奮起させました。悔いが残らないようにできることはすべてするという気持ちで勉強に取り組み、ラスト1ヶ月間で解いた過去問では徐々に点数が上がりました。
そして、本番では自己ベストを20点上回る得点を取り合格。入試直前まで伸び続けることを改めて実感させてくれました。

法政大学高校へ進学のHさん

中2冬
国語48 数学44 英語41 社会32 理科40 3科46 5科41

中3冬
国語59 数学66 英語64 社会56 理科61 3科64 5科62

Hさんは、これまでの塾生の中で、成績が最も伸びた生徒の一人です。
彼女は通塾前は定期テストで30点~40点ばかりでした。通塾の2年間で定期テストは200点以上、評定は13上がりました。
今年最もチャレンジしたのは彼女かも知れません。現状の自分のレベルは関係なく志望校があり、その目標に自分自身を引っ張ってゆくように勉強していました。ゴールに向けて勉強する、現在地とゴールの間を埋める勉強を人一倍してきた彼女は、モチベーションの質が周りよりも抜き出でていました。
精神面で不安はありましたが、本番では自分の力をきっちりと発揮しました。そこに彼女の覚悟と意気込みを見た気がします。努力は必ず報われると簡単には言えませんが、やはり努力を貫かなければ結果は付いてこないことを改めて気づかせてくれました。

最後に

この一年間、みんなの成績面の変化はもちろん、勉強に対する意識の変化も強く感じられて嬉しかったです。正直、ここまで全力で勉強に取り組める生徒たちだとは思っていませんでした。良い意味で、先生たちの期待を裏切ってくれました。

結果が希望通りになった生徒もいれば、そうでなかった生徒もいますが、大事なのはここからです。受験を通して「努力をすれば可能性が広がる」ことは実感したはずです。これまで築いてきたものが無駄にならないように、自分の与えられた環境で精一杯頑張ってください。

また、受験生活を支えてくださった保護者の方々には、多岐にわたってご負担をおかけしました。
保護者の方が、子どもたちのことを第一に想ってくださったことで、本人たちも最後まで気持ちを切らさずに努力できたはずです。
本当にありがとうございました。

今年もあっという間の一年でした。
皆さんの更なる飛躍を願っています。

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