【新中3生】学年末テスト結果と内申点対策

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【新中3生】学年末テスト結果と内申点対策

こんにちは。杉山です。
今回は新中3生のテスト結果と内申点対策について書いていきます。はじめに学年末テストの5科計の点数、通知表の学年評定を載せておきます。

【学年末テスト】
439、406、394、391、363、338、312

【通知表の素内申】
39、37、37、32、30、29、27

 

テスト結果について

例年、中学2年の3学期のテストは、2学期にくらべ点数が大幅に下がる傾向にあります。その理由は、中学2年の3学期テストは、講師のサポートなしでテスト勉強をさせているからです(自力でどの程度の点数が取れるか知ってもらうため)。

1名を除いて全員5科の合計点が20点~50点ほど下がりました。2学期のテストで5科430点や400点を取れるようになった生徒が増えましたが、これは講師のサポートがあっての結果だったということになります。今回の結果がみんなの実力です。点数を下げた生徒たちに原因を考えてもらうと「どのように勉強していいかわからなかった」「テスト直前に何をすればよいか迷ってしまった」などと反省していました。これまでは講師がサポートしていたため、勉強内容に困れば指導を受けていました。このサポートがなかった今回は、自分で考えざるえませんでしたが、結果を見る限りそれができていた生徒は1名しかいませんでした。
受験勉強で成績を上げていくには、必要な勉強を自分で考えられならなくてはいけません。自分で必要な勉強がわかれば、ムダな勉強が減り、良い結果が出やすくなります。
新高1生・新高2生の過去の結果を見ると、自力でテスト勉強できるようになった中3のテストが一番良い結果でした。春期講習後の休校期間に改めてテスト問題の分析をして、90点以上を取るために必要な勉強について考える時間を取りましょう。

今回のテスト、5科合計の点数が下がった生徒が大半でしたが、よかった点もありました。90点台の点数を2教科以上取れていた生徒が4名いました。これは例年には見られない結果でした。通塾前60点台や70点台だった教科で、今回は自力で90点台を取れました。これらの教科については、自分で何を勉強すればよいかイメージできていたからこそ、90点台を取れたはずです。次回は95点以上を目指してほしいです。そして5科合計点は女子は450点以上、男子は430点以上を取ってもらいたいです。

 

内申点対策について

ここまでテスト結果について書いてきましたが、ここからは内申点対策について話をしていきます。なぜ今回この話をするかというと、新中3生の内申点はテストの点数通りの結果が多く、点数以上の評価をもらえた教科がほとんどないからです。

新高1生は85点で評定5、75点で評定4という評価をもらうことが多かったです。しかし、新中3生にはこのような評価はほとんど見られません。この違いが生じる原因は、通知表の「関心・意欲・態度」項目です。
集団授業を始めた12月から新中3生たちに「関心・意欲・態度」の話をして、具体的な取り組みも集団授業内で練習していますが、まだ不十分に感じるものがあります。これについて詳しく話をする前に、現在TSKで行っている内申点対策について紹介します。

〇TSKで行っている内申点対策

現在行っている内申点対策は、集団授業の受け方(目線や姿勢など)・集団授業内での発言・集団授業後での質問・ノート作り・提出期限を守ることです。

集団授業を始めた頃にくらべ、変化の見られているものがあります。集団授業における目線や姿勢・発言や質問です。集団授業を始めた頃は、下ばかり向いている生徒が多い、発言は特定の生徒しかしない、質問は個別授業中に質問するのに対して集団授業後にはわからないものをそのままにする生徒が多かったです。しかし最近は目線が合う生徒が多く、発言は全員がするようになってきました。集団授業内の新中3生の印象は良くなっています。

〇内申点対策での課題点

一方、生徒によってまだまだばらつきがあることは、ノート作りと提出期限を守ることです。
ノート作りは授業の復習に加え、ノート・ワーク・レポートなどの提出物の質を上げる目的を兼ねて取り組んでいます。工夫の仕方は様々ですが、付箋や色ペンを活用するなど工夫を凝らすことで、高評価をもらえる提出物を目指しています。

しかし、この課題の必要性をまだ感じられていない生徒がいます。その生徒は、ただ課題をこなして提出したり、提出期限を守れていなかったりします。塾のわずかな課題で質が低かったり期限を守れなかったりするようでは、4月からの学校の勉強で間違いなく、完成度の低い提出物を出したり提出し忘れたりします。それが評定を下げる行為になっていることに早く気がついてほしいです。

〇学校で実践しなくては意味がありません

ここまでTSKで行っている内申点対策について書いてきましたが、これを学校で実践しなくては意味がありません。あくまで学校での「関心・意欲・態度」の評価を上げるために取り組んでいます。塾だけで取り組みが変わってもダメです。

先日の三者面談で学校での実践状況を確認しましたが、全教科で上記の取り組みができている生徒はゼロでした。好きな先生、話やすい先生の教科でしか、実践できていない生徒が多かったです。新高1生・新高2生の中で成績が大幅に上がった生徒たちに共通していたことは、分け隔てなく全教科全力で取り組んでいたことです。
定期テストで目標点を目指し勉強するのは当たり前のことです。しかし、9教科全科で納得できる点数が取れるとは限りません。仮に目標点を取れなかったとしても、「関心・意欲・態度」でポイントを稼げていれば目標評定を取ることはできます。85点で評定5、75点で評定4がもらえるように、学校の先生に意欲が伝わる取り組みを全教科でしましょう。あとでもっとやっておけばよかったと後悔しても無駄です。できることをできるうちに取り組みましょう。

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