【中学生】受験までの勉強スケジュール その②【都立高校】

目次

はじめに

【中学生】受験までの勉強スケジュール その①【都立高校】の続きです。まずはその①からお読みください。

9月~11月

やるべきこと

・項目を絞って勉強
→これまで受けてきた模試や、解いてみた過去問などの結果を参考にして、得点率の低い部分をピックアップし、総合点(偏差値)を引き上げるために重点的に弱点分野の勉強を行う。3年間に学習する単元をすべて学習している事は最低条件。

・定期テストの勉強は直前のみ(提出物と実技教科をやればいい状態)
→これまでに中学3年間で学習すべき項目は一通り終わっているはずなので、定期テストは多少の復習のみでクリアできるはず。テスト直前にポイントの確認と提出物を完了させ、あとは実技科目に時間を使う。

12月・冬休み

・過去問演習(実際の試験で点数が取れる練習をしていく)
→本番で合格点を取れるように練習を重ねる期間。時間配分を意識し、どの問題に何分使うかを決めて取り組んでいく。人によって本番で取るべき点は変わるので、自分の目標点を確実に取れるように作戦を立てる必要があります。

・全体的な演習(理科や社会などの基本的な用語を忘れていることがあるため)
→過去問演習をする中で知識の漏れなどが見つかるので、その周辺知識と問題の出されかたなどを復習していく。穴埋め作業です。

1月・2月

・時間を短縮して過去問演習(安定して点数が取れる練習をする)
→本番の試験-5分で設定し、過去問演習を行う。決められた時間内で安定して合格点を取れるように練習していく。ひたすら練習。集中力がある子はこの次期にかなり成績が伸びます。

・苦手項目の補強(点数を確実に取る、さらに伸ばすために、的を絞って勉強する)
→点数をさらに上げるために弱点部分の補強を行う。それぞれの点の取り方・落とし方を分析して最後の詰めを行う。やるべき事をしっかり見極めないとムダになってしまう。

さいごに

前回も書きましたが、各々のこれまでの勉強内容や定着度によってスケジュールは変わっていく事だと思います。その点を考慮して参考程度に読んでもらえればと思います。

概ね偏差値45~60程度の学校を志望している子のケースを組み合わせた形になっています。

TSKの生徒でそれ以上の学校を目指している子は、4月中に3年間の勉強を一通り終わらせ、一学期は基礎問題演習で知識の定着を図り、残りは定期テストの勉強に回しました。一学期のテストが終了したので、これからは総合問題演習(授業)と基礎問題演習(課題)を分けて取り組んでいく予定です。

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